100万の命の上に俺は立っている(俺100)評価:感想→いらすとや。笑

星島てる
アニメ好きの20代。ライターで生活費を稼ぎながら、アニメ聖地の旅に出ている者です。アニメ作品の視聴数は600作品以上。

こんにちは、てるくんです。

今回は通称「俺100」こと、「100万の命の上に俺は立っている」の評価と感想の記事です。

本記事を読むべき人
  • 「俺100」を視聴済みの人
  • 「俺100」が気になっていたけど見れなかった人
  • 一風変わったアニメを見たい人

「俺100」は漫画原作で現在は別冊少年マガジンで連載されています。

2020年12月の段階で発行部数は160万部。そこそこの売り上げです。

てるくん

僕がよく利用している田園都市線では広告が出ていました。期待度も高いようです。

そして、2020年10月からの秋クールでアニメが放送されます。

第1話から奇想天外の演出をしてきたので話題性も抜群でした。

そんな「俺100」の魅力ポイントはこちらです。

「俺100」の魅力ポイント
  • 今までにあまりなかった異世界系アニメ
  • 企画力の次元が違う
  • OP・EDは普通に良かった

こんな感じです。詳しく見ていきましょう。

目次

「俺100」は割と斬新な異世界系アニメ

異世界系といえば、「小説家になろう」原作が有名です。

ですが、「俺100」は漫画原作。

そのためなのか、今までにあまりなかった異世界系アニメとなっています。

ありそうでなかった異世界系アニメ

通常の異世界系のアニメといえばこんな感じです。

  • 現実世界で死亡したら異世界に転生(このすば、転スラ)
  • ゲームの世界に閉じ込められた(オーバーロード、ログホライズン)
  • 元々、異世界が舞台だった(ダンまち)

しかし、今回の「俺100」は異世界と現実世界を行ったり来たりするタイプです。

それも意図的に行ったり来たりできるわけではなく、半強制的です。

てるくん

SAOも同じようではありますが、こちらはゲームの世界なのでまた違うのかなと。

ありそうでなかった異世界系ですね。

「俺100」の登場人物

「俺100」の登場人物は割と普通です。

だからこそ、普通の高校生らしい悩みを抱えています。

この悩みを振り払うために「俺100」の登場人物は懸命に異世界を生き抜きます。

四谷友助(CV.上村祐翔)

「俺100」の主人公の四谷友助(よつやゆうすけ)です。

中学3年生で最初の職業は農民でした。

田舎暮らしの方言のせいでいじめられていた過去を持ちます。

そのため、基本的に「社会はクズだ」という考えを持っています。

てるくん

中学3年生ということで厨二病全開の年齢ですね。

異世界の中でも非情な一面を見せることがよくあります。

それなのに人当たりが良かったりします。

なんだかんだで一番よくわからない登場人物かもしれないです。

新堂衣宇(CV.久保田梨沙)

四谷のクラスメイトの新堂衣宇(しんどういう)です。

中学3年生で頭もスポーツも万能、美少女モデルとして活躍している完璧すぎるヒロインです。

もちろん性格も良いですよ。

てるくん

しかし、このようになったのには複雑な過去があります。詳しくはアニメで見てみてください。

一番最初に異世界に転送されていたこともあって、登場人物の中では一応ベテラン枠です。

新堂の声優を担当している久保田梨沙さんは割と最近出てきた声優です。2020年秋クールでは「おちこぼれフルーツタルト」の関野ロコも担当しています。

これからの活躍に期待の声優です。

箱崎紅末(CV.和氣あず未)

四谷のクラスメイトの箱崎紅末(はこざきくすえ)です。

元々病弱で気持ちの面でも弱い大人しめのキャラクターです。

異世界では自分を変えるチャンスだということで奮闘中。

しかしその努力のほとんどが報われず四谷にお荷物扱いされる始末。

てるくん

四谷、クズすぎですね。。笑

見た目は清楚系で普通に可愛いので注目です。

時舘由香(CV.小市眞琴)

腐女子の時舘由香(ときたてゆか)です。

元々、いじめられていたところを四谷に助けてもらった?という繋がりもあって、異世界に飛ばされます。

BL系のゲームに熱中する腐女子です。

でも中学生女子のリアルを一番表現できているのは時舘かもしれません。

てるくん

新堂や箱崎と違って純粋なわけではないので、それがある意味リアルかも。

「俺100」の企画力が異次元すぎる

「俺100」は今までのアニメにはない企画を連発していきました。

作品の雰囲気を壊しかねない演出ばかりでしたが、印象には残りましたね。

第1話でいらすとや縛り

「俺100」の第1話ではいらすとや縛りを仕掛けてきました。

てるくん

YouTubeにも投稿されています。→こちら

僕はこれを見るまでこんな企画をしていたことを知りませんでした。ビックリです。

背景もキャラも全部いらすとやで表現されているので全く話が入ってきませんでしたね。笑

ちなみに、原作でも同じようなことをしていました。

全く新しい、ぶっ飛んだ企画です。

今までのアニメにはなかった演出だらけ

先ほど紹介したいらすとや縛り以外にも様々な演出を仕掛けています。

  • 普通に声優が対面で出てくる(4話)
  • EDの映像がMV(10話)
  • OPで全く違う雰囲気の曲を流してくる(11話)

今までにあまりなかった演出。

激戦の2020年秋クールの中でもうまく話題を作り出せたのではないでしょうか。

「俺100」のOP・ED

「俺100」のOP・EDをご紹介していきます。

「俺100」のOP

「俺100」のOPは高槻かなこ「Anti world」です。

高槻かなこさんは声優シンガーです。

これからも注目ですね。

さて、「Anti world」ですが四谷たちの心境を表現した曲になっています。

  • アップテンポのメロディーが四谷の憎しみを表現
  • 歌詞は四谷たちが置かれている状況を表現
  • 社会に対して反抗したい中学生の心境をうまく表現できているかも

僕も割と「Anti world」の曲には共感しています。ビジネス目線ですけどね。

「俺100」のED

「俺100」のEDはLiyuu「カルペ・ディエム」です。

Liyuuさんは元々、中国出身のコスプレイヤーでした。

顔もめちゃくちゃ可愛いです。

てるくん

第10話の特別EDで初めて顔を見ましたが可愛すぎてビックリしました。→動画はこちら

さて、「カルペ・ディエム」ですが、これは新堂と箱崎の気持ちを歌っている気がします。捉え方の問題でもありますが。

「カルペ・ディエム」はラテン語ですが、翻訳すると「その日を摘め」という意味です。古代ローマの詩人のホラティウスの詩の一説で「今この瞬間を楽しめ」「今の時間を大切にしろ」ということを言っています。

「俺100」の評価

「俺100」の評価はこんな感じです。

作画
世界観・設定
ストーリー
演出
キャラ
音楽
評価理由
  • 作画は割と乱れがち、キャラデザも微妙
  • 世界観・設定は普通に良かった
  • ストーリーも次が楽しみな展開でよかった
  • ぶっ飛んだ企画を僕は高評価しました
  • キャラは今のところ普通
  • 音楽も普通

企画力にはビックリしましたが、アニメのクオリティとしては割と普通です。

ストーリーと世界観は良かったので原作パワーは感じます。それをもう少し高いクオリティでアニメ化できれば良かったかな。

しかし、「100万の命の上に俺は立っている」のタイトル回収がされていないのでまだまだ注目です。

「俺100」は2期が決まってます

ということで「俺100」は2期が決まっています。

2021年7月からの夏クールに放送決定ということで、元々2期を前提に制作していたのでしょう。

「俺100」のタイトル回収がされることを期待しています。

©山川直輝・奈央晃徳・講談社/100万の命の上に俺は立っている製作委員会

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