100万の命の上に俺は立っている 第2シーズン(俺100 2期)評価:感想

今回は『100万の命の上に俺は立っている 第2シーズン(以下、俺100 2期)』について語っていく。2020年秋クールに『俺100 1期』が放送され、2021年夏クールに『俺100 2期』が放送される。アニメ制作会社は『俺100 1期』に引き続きMAHO FILM。メインスタッフに大きな変更はない。

目次

『俺100 2期』の感想

感想①:斬新な演出が目立つ『俺100 1期』と比べ…

実写版EDを流したり、特別OPを流したりした『俺100 1期』と比べ、『俺100 2期』は王道の演出が多かった。また、『俺100 2期』はストーリーもシリアスパートが多めだった。主人公の四谷が人を殺してしまったところから、徐々に人間らしさを失っていく。これが非常に印象に残っている。

『俺100 2期』はシリアスパートがかなり多かったがために、演出も王道。特に田楽巫女の2人(CV.竹達彩奈・悠木碧)の歌唱シーンは神々しさを感じることができた。全体的にアニメとしてのクオリティが高ければ、良作になり得るポテンシャルはあったように思える。

ちなみにアニメ制作を担当しているMAHO FILMは『異世界はスマートフォンとともに。』や『神達に拾われた男』など、何とも言えない微妙な作品を生み出している会社だ。

感想②:結局タイトルは回収されなかった

『俺100』はマイナーな作品ながら2クールもかけて放送されたわけだが、結局タイトルの伏線回収はなかった。『命の上に俺は立っている』という部分だけは回収できたが、『100万』の部分を回収していない。
ストーリーの流れを見るに、現実世界での100万の命、または仮想世界での100万の命が犠牲になるのだろう。だが、結局ここまでアニメ化されることはなかった。

殺人を繰り返すことになる(と思われる)四谷がどのように変化していくのか、個人的に気になるのだが、原作を購入するほどではないな。

『俺100 2期』の評価

作画35点
世界観・設定50点
ストーリー50点
演出40点
キャラ35点
音楽30点

作画

作画は低クオリティ。

世界観・設定

世界観・設定は普通。

ストーリー

ストーリーも普通。

演出

演出も普通。

キャラ

キャラも普通。サブキャラの方が声優が豪華っていう謎キャスティング。笑

音楽

音楽はほとんどスキップしちゃったかも。

さいごに

『俺100』の続編制作はかなり厳しいだろう。アニメとしてのクオリティが微妙だからだ。一応『俺100』も別冊少年”マガジン”ということで、やっぱりマガジンだ。ストーリーを見た感じ、原作はまあまあのクオリティだとは思う。コンテンツの安売りはしてほしくないのだが、いつになったらマガジンがメディアミックスで本気を出すのか…。

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