『ヒロアカOVA第3弾』の感想:シリアスなサバイバル訓練を描く

ヒロアカOVA第3弾
星島てる
アニメ好きの20代。ライターで生活費を稼ぎながら、アニメ聖地の旅に出ている者です。アニメ作品の視聴数は600作品以上。

今回は『僕のヒーローアカデミア 生き残れ!決死のサバイバル訓練(以下、ヒロアカOVA第3弾)』について語っていく。

『ヒロアカ』は堀越耕平の漫画(週刊少年ジャンプ)が原作で、2016年春クールにTVアニメ1期、2017年春クールから2クールかけてTVアニメ2期、2018年春クールから2クールかけてTVアニメ3期、2019年秋クールから2クールかけてTVアニメ4期が放送された。

そして2020年8月に『ヒロアカOVA第3弾』が世界同時配信される。アニメ制作はボンズが担当した。

目次

『ヒロアカOVA第3弾』の評価

※ネタバレ注意!

作画78点
世界観・設定・企画70点
ストーリー70点
演出70点
キャラ78点
音楽70点
※個人的な評価です

作画

作画は、TVアニメの日常回と同じぐらいのクオリティ。特段変化はない。

世界観・設定・企画

仮免試験前の救助訓練(という名のサバイバル訓練)が描かれる。以前までのOVAとは異なり、今回はシリアスに偏っていて、緊張感がある。それにしても、このサバイバル訓練のあとで、轟と爆豪は不合格なのか。笑

ストーリー

前編後編に分かれていて、尺はまあそんな感じだろう。オールマイトが登場しないのも「オールマイトの引退」を感じさせられる。朗読劇がベースになっていることもあり、たしかにキャラの掛け合いはちょいおもしろい。

演出

演出は普通。本当に普通。

キャラ

Aチームということで、1年A組の中でも重要度の高いキャラが固められている。多分、人気順。特に、終盤のデクと爆豪の掛け合いは、ファンサービスだろうなぁと思ったら。

音楽

音楽もいつも通り。

『ヒロアカOVA第3弾』の感想

※ネタバレ注意!

朗読劇がアニメ化したらしい

僕は、このアニメブログを運営する際に「1作品につき1記事執筆する」と決めていて、この「1作品」の定義がなんとも言えないのだが、一応僕の中では「動画配信サービスの区分」で考えている。U-NEXTでは『ヒロアカ4期』と『ヒロアカOVA第3弾』は区分されている。そして実際に、TVアニメとOVAで制作スタッフが変更されていることもよくある。これに則る形で僕は「1作品」を定義する。

ということで、この『ヒロアカOVA第3弾』に対しても、何かしらの感想を書く必要があるわけで、正直、これは苦行である。筆が進まない。

なぜなら、OVAだからと言って作品の品質がいつも以上に高いわけではないし、ストーリーも普通だし、お色気シーンがあるわけでもないからだ。前回のOVAは限定キャラとか出たり、コメディ重視だったりしたから、それなりに楽しめたけれど、今回の『ヒロアカOVA第3弾』は、特段そういうのもない。

でも、やっぱり見る以上は、何かしらの工夫で自分なりに楽しむ必要があると僕は考える。そこで僕が注目したのが「このOVAができた過程」だ。

本作は、イベントかなんかで実施された朗読劇を映像化したものである。だから、ビジュアル的なファンサービスは少なめで、どちらかと言えば、キャラの掛け合いがファンサービスのメインだ。「つゆちゃんって呼んで」のくだりもいつも以上に多く、爆豪がデクに「杖になれ!」って言ったあたりがピークだと思われる。

僕は、このような「ペアリング」関係に好奇心を抱くことがないので、だから本作があまりおもしろく感じられないのだけど、特に女性ファンは、こういったシナリオをおもしろく感じるのかもしれない。んー。

さいごに

本作の次は『ヒロアカ』の劇場版第2作っぽいので、ちょっと楽しみである。早速視聴してブログにしようと思う。

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