2024年8月上旬、長崎市に滞在していた僕は、ついでに佐世保市の方に赴いて『坂道のアポロン』の聖地巡礼を実施することにした。
『坂道のアポロン』は、1960年代の佐世保を舞台にした青春作品で、アニメ聖地の再現度が高い。
長崎市から片道1,500円ぐらいの高速バスがあるので、意外にアクセスも容易だ。
『坂道のアポロン』のアニメ聖地
『坂道のアポロン』のアニメ聖地は佐世保市を中心に点在している。黒島という離島にアニメ聖地が一部あるのだが、今回は時間の都合で赴けなかった。
佐世保駅
薫のお母さんに会うために東京行きの寝台列車に搭乗するシーンで、佐世保駅が登場した。さすがに1960年代のころとは外観が異なるようだが。
佐世保北高校
作中の佐世保東高校のモデルになった佐世保北高校だ。
学校まではたしかに坂道がある。
こうしてみると景色は綺麗かもしれない。
三ヶ町商店街
千太郎と律子が住んでいる設定になっている佐世保三ヶ町商店街。規模をしては結構大きく、一般的な地方の商店街に比べてシャッターも閉まっておらず、ちゃんと賑わっていた。ハイブランド店やスタバなどもあり、上手い具合に発展している。
亀山八幡宮
千太郎が薫を助けた神社のモデル。
ここら辺で薫がぶん殴られてた。
九十九島うみかぜ広場
薫と千太郎と律子が海水浴に赴いたと思われる海水浴場。
そしてこのカットで、千太郎は百合香を助ける。
眼鏡岩
ダブルデート?の回で登場した眼鏡岩。これ、中々すごい観光名所だと思うけど、観光客はゼロだった。
カトリック三浦町教会
千太郎と律子が通っていた教会のモデル。佐世保駅近くにある。
島瀬公園
薫が律子にキスをしたと思われる公園のモデル。三ヶ町商店街に隣接している。
『坂道のアポロン』のおすすめ聖地巡礼ルート
『坂道のアポロン』は、黒島に行かなければ、基本的に1日で巡礼できる。
順番としては、以下がおすすめだ。
- 佐世保駅
- カトリック三浦町教会
- 三ヶ町商店街
- 島瀬公園
- 亀山八幡宮
- 佐世保北高校
- 眼鏡岩
- 九十九島うみかぜ広場
もし黒島に訪れるのであれば、フェリーの便の関係上、1日しっかり確保しておいた方がいいと思う。
『坂道のアポロン』の聖地巡礼のおすすめグルメ
『坂道のアポロン』の舞台となった佐世保と言えば、まずは佐世保バーガーである。
米海軍からのレシピを教わったことで誕生した佐世保バーガーは、何か特別なレシピがあるわけではなく「佐世保市内で注文してから作られるバーガー」が佐世保バーガーというらしい。
そんな佐世保バーガーの名店といえば、ビッグマンだ。
ビッグマンはベーコンエッグバーガーの発祥の店だと言われている。めちゃウマ!
それと佐世保にはレモンステーキというご当地グルメもある。
Wikipediaによると、佐世保の洋食店で働いていたシェフが、上司から「夏でも売れるステーキを作れ!」と言われて作ったのがレモンステーキらしい。
こんな感じに、薄切りの牛肉の上に、醤油ベースの甘口ソースとレモンが乗っかっている感じ。ご飯にも合う。
『坂道のアポロン』の聖地巡礼をするのであれば、佐世保バーガーとレモンステーキを食べてみてはいかがだろうか?
『坂道のアポロン』の聖地MAP
さいごに
時間の関係で黒島や相浦港に行けなかったのが心残りである。ただし、8月下旬に公開される『きみの色』が長崎を舞台にしているらしく、上映後にもう一度長崎に赴く可能性が高い。そのときに『坂道のアポロン』の聖地巡礼をやり直すのはアリな気がする。
また、『坂道のアポロン』を聖地巡礼するのであれば、それと同時に長崎市が舞台の『色づく世界の明日から』も聖地巡礼してみるといいかもしれない。