こんにちは、てるくんです。
今回は『神様になった日』の評価と感想の記事です。
- 『神様になった日』を視聴済みの人
- 『神様になった日』が気になっている人
- key作品が大好きな人
『神様になった日』は脚本・麻枝准さん、制作・P.A.WORKSのコラボ作品3作目です。
2010年に『Angel Beats!』、2015年に『Charlotte』、そして2020年に『神様になった日』。
https://terukun.blog/angelbeats/ https://terukun.blog/charlotte/さらに今までkey作品の音楽を担当していたLiaではなく、全楽曲やなぎなぎが担当。
ということもあって2020年秋クールの中でも期待値が非常に高かったアニメでした。
あらすじ
原作・脚本:麻枝 准×制作:P.A.WORKSによる完全新作オリジナルアニメーション企画、待望の3作目が遂に始動!
ゲームブランド「Key」の立役者として『AIR』『CLANNAD』『リトルバスターズ!』など数々の傑作を生み出し、アニメ・音楽とマルチな領域でファンを熱狂させてきたシナリオライター・麻枝 准が原作・脚本を担当!
『Charlotte』制作後、長らく現場から離れていた麻枝 准の中に、再び創作へと駆り立てるある想いが浮かんだ。
”原点回帰”
2020年10月、麻枝 准×P.A.WORKSの贈る、切なくも愛しい物語が新たに誕生する。
引用元:『神様になった日』公式サイト
そんな『神様になった日』のポイントはこんな感じ。
- 『神様になった日』はクオリティが高すぎた
- 『神様になった日』は色々と賛否両論に
- 麻枝准の楽曲は相変わらず最高
それでは紹介していきます。
『神様になった日』は全体的にクオリティが高い
2020年秋アニメは総じてクオリティが高かったです。
その中でも『神様になった日』はトップレベルのクオリティでした。
P.A.WORKSの作画が最高すぎる
数あるアニメーション制作会社の中でもP.A.WORKSは作画のクオリティの高さで有名。
今までは背景などの美術が素晴らしかった印象でした。
ですが、『神様になった日』はキャラデザや演出も良く、まさにP.A.WORKSの真骨頂といえます。
輝かしい夏を見事に表現していました。
key作品らしい独特の雰囲気
『神様になった日』はkey作品らしい独特の雰囲気が醸し出されていました。
- ファンタジーな世界観
- 前半は楽しい展開のはずなのにどこか切ない雰囲気
- 麻枝准楽曲の独特なメロディー
特に前半の展開はkeyらしさを強く感じました。
Key作品は賛否両論を起こしやすい内容。
前作のまともなkey作品が5年前だったことを考えると、現代っ子には合わないかも。
『神様になった日』はストーリーが賛否両論
案の定、『神様になった日』のストーリーが賛否両論の嵐!
「今季1番だ!」という人もいれば、「最悪だった…」という人も。
Twitterでは色々と話題になりましたね。
Twitterのアンチコメントのせいで麻枝准さんが…
Twitter上でも『神様になった日』のアンチコメントが多すぎて、麻枝准さんがアカウントを消去してしまいました。
それに対して僕はこんな感じにツイート。
神様になった日の批判なのに麻枝准さん個人に批判が向くのがよく分からない。
「個人」ですよ?なぜアニメの作品の批判を個人にぶつける?
クリエイターの気持ちというのが分からない人がそういうふうに呟くのでしょう。
ツイートの通りで生産者の立場を知って欲しいなぁと思います。
作品に対して酷評を付けるのは百歩譲ってよしとしても、「個人」に当たるのはおかしい。
5話と最終回は神回でした
ストーリーに賛否があるのは否めません。
確かに前半パートのお笑いは人によっては寒かったでしょう。
後半パートもkeyらしいのですが、急展開の連続でついていけなかった人も多そうです。
とはいえ第5話「大魔法の日」と最終話「きみが選ぶ日」は神回です。
僕はこの2つのお話は泣いてしまいました。
やなぎなぎさんの「宝物になった日」の特別EDがズルかった。
「神様になった日」のOP・ED
『神様になった日』のOP・EDは素晴らしかったです。
流石麻枝准とやなぎなぎさんのコンビ、メロディー・歌詞・歌声が完璧です。
楽曲に関しては賛否両論なく文句なしの高評価でしたね。
「神様になった日」のOP
『神様になった日』のOPはやなぎなぎさんの「君という神話」です。
PVはありませんでした。。。
歌詞は『神様になった日』の主人公・ひな(CV.佐倉綾音)の心情を表現。
key作品の楽曲はストーリーの伏線を歌詞に散りばめることがほとんどですが、本楽曲も例外ではありませんでした。
メロディーはやっぱり最高です。麻枝准さんにしかメロディーが完成されています。
「君という神話」の楽曲はフルで聴くことをオススメします。
3番からのメロディーが素晴らしすぎて鳥肌立ちました。
「神様になった日」のED
『神様になった日』のEDはやなぎなぎさんの「Goodbye Seven Seas」です。
PVはありません。。。
「YouTubeに投稿すればいいのに」とkeyに対していつも思います。
「Goodbye Seven Seas」も「君という神話」と同様にひなの心情を描いています。
ネタバレになりますが、ED映像に出てくる金魚はひなの脳内にある量子コンピュータのことでした。要するに記憶です。
その記憶が成神陽太(CV.花江夏樹)の元から去ってしまうところにフォーカスした歌詞です。
メロディーに関しては個人的には「君という神話」より好きでした。
key作品の楽曲はOPよりEDの方が好きになりがちな僕です。
「神様になった日」の評価
「神様になった日」の評価はこんな感じ。
作画 | |
世界観・設定 | |
ストーリー | |
演出 | |
キャラ | |
音楽 |
- 作画は限りなく5.0に近い4.5。今期トップレベル。
- keyらしい独特の世界観。慣れてないと厳しいかも。
- 僕は5.0を付けたいけどネット上の評価が低すぎるので4.0に。
- 泣かせるところの演出が素晴らしかった
- key作品の中でも明るい性格のキャラ達。一方でこのノリについて来れない視聴者は厳しいとも感じる。
- 麻枝准とやなぎなぎの圧倒的に強すぎるコンビ。曲は間違いなく今期トップレベル。
全体的に評価はかなり高いです。
特に「音楽」に関しては文句なしの最高点。レベルが違いました。
ですが、「ストーリー」に関しては賛否があったので3.5にしておきました。
『神様になった日』に2期はあるのか?
結論から言うと確率は0%です。笑
まあ当然といえば当然です。今までのP.A.WORKSとkeyのコラボ作品は全て1期で完結しています。
ただ間違いなくOVAは制作されるでしょう。
keyはまだまだ不滅です!今後の展開をゆっくり待ちましょう。
時間があったら『CLANNAD』とか『AIR』も見ておきましょう!
©VISUAL ARTS / Key / 「神様になった日」Project