こんにちは、てるくんです。
今回は「魔女の旅々」の評価と感想の記事です。
- 「魔女の旅々」を視聴済みの人
- 「魔女の旅々」を見ようと思っている人
- ハリーポッターみたいなファンタジー作品が好きな人
「魔女の旅々」は元々Amazon Kindleで公開されていたものです。
それをGA文庫が発掘し、現在はGAノベルで刊行中。
発行部数は公開されていませんが、そこそこ売れているそうですよ。
そして2020年10月からの秋クールでアニメが放送されました。
原作「魔女の旅々」の1巻から3巻がアニメ化。
「魔女の旅々」の魅力は以下の通りです。
- 世界観が美しい
- アップダウンの激しいストーリー構成
- 美しすぎる楽曲
詳しく紹介していきます。
魔女の旅々は世界観が抜群に良い
「魔女の旅々」の高評価ポイントとしてよく挙げられているのが世界観。
「魔女の旅々」の世界観は非常に魅力的ですよ。
摩訶不思議な魔法の世界の物語
「魔女の旅々」は摩訶不思議な世界観が特徴です。
まさに魔法の世界って感じでした!
ハリーポッターみたいな世界観です。本の中の世界みたいな。
一見、当たり前すぎる世界観のように見えます。
ですが、実際に最近のアニメではレアな部類になるのではないでしょうか。
最近だと、異世界転生系や主人公最強系が主流ですが、その中で異色を放つ世界観となっています。
魔女の旅々の登場人物
「魔女の旅々」の主な登場人物が4人いるのでご紹介します。
イレイナ(CV.本渡楓)
主人公のイレイナです。
才能にも恵まれており、努力も怠らない魔女。
ちょっと生意気な性格もあったり冷静沈着な時もあったりしますが、これがいかにも「魔女」という感じ。
要するに「気まぐれ」ってことですかね。
灰色の髪色をしているということで「灰の魔女」と名付けられたイレイナ。
見た目がとても可愛らしいです。
このラノの女性キャラクター部門でもランク入りしてます。
本渡楓さんは2020年春クールの「防振り」のメイプルも担当しています。徐々に実績を積んできている印象があります。
https://terukun.blog/bouhuri/フラン(CV.花澤香菜)
イレイナの師匠のフランです。
作中ではおっとりした雰囲気でしたが、相当の実力者。
「星屑の魔女」っていうのが既に強そう。。。
イレイナの師匠に最もふさわしい人物でしょう。
黒髪ロングで普段は細目でニッコリしているのが特徴です。
もはやレジェンド声優の域に達している花澤香菜さんがフランを担当。
実は主演よりも助演の方が強い声優なんですよね。Angel Beats!の天使みたいな大人しめの演技ができるのが強みです。
https://terukun.blog/angelbeats/サヤ(CV.黒沢ともよ)
イレイナに憧れて魔女になったサヤです。
めちゃくちゃ元気いっぱいでハッチャケ系のキャラクターです。
イレイナが大好きすぎる百合キャラなのも良い。
黒髪ショートで感性豊かなキャラなので人気もありそう。
イレイナも好きだけどサヤの方が好きかもしれない。。
シーラ(CV.日笠陽子)
サヤの師匠のシーラです。
男勝りな性格でいつもタバコを吸っているのが印象的。
タバコを吸う女性キャラって大体かっこよさげ。。
金髪ロングでポニーテールの美女です。
言動が荒いですけど、一部のファン(M)からは印象良いかも。笑
魔女の旅々は1話完結型
「魔女の旅々」は基本的に1話完結でストーリーが進行します。
1話ごとに雰囲気が豹変しますが、全体の世界観は崩れません。
見事な構成です。
基本的には和やかな魔法の物語
「魔女の旅々」は基本的には穏やかで温かいお話で進行します。
特に第1話「魔女見習いイレイナ」では心がとても温まります。
強がっていたイレイナの心の弱さを優しく包み込むフランの包容力が良かった。
素晴らしいスタートを切りましたね。
それ以降も温かいお話だったり、面白おかしいお話だったりと和やかな魔法の物語を展開していきます。
たまにくる鬱要素強めの回がスパイス
そしてたまにえげつないお話が展開されることもあります。
まずTwitterを湧かせたのが第3話です。
第3話では前半と後半でそれぞれお話が違ったのですが、どちらも鬱すぎた。。。
今までの温かい印象だった「魔女の旅々」が崩れ去りました。笑
実際、賛否両論もありました。
けどこの突如現れるダークファンタジーがまさに「魔女」らしい。
僕の中で「魔女の旅々」の評価は爆上がりでしたね。
魔女の旅々のOP・ED
「魔女の旅々」の音楽は魔法の雰囲気を強く感じることができます。
今までの音楽にはない新しい音楽のようにも感じます。
魔女の旅々のOP
「魔女の旅々」のOPは上田麗奈の「リテラチュア」です。
とにかくメロディーが美しすぎる。
かつ「魔女の旅々」らしさに溢れている。
歌詞は一匹狼のイレイナの自信と不安が表現されている。
初めて聞いた時、聴き入ってしまったのを覚えてます。
ちなみにタイトルの「リテラチュア」は「文学」という意味があります。
作中に出てくる「ニケの冒険譚」のことなのか、それとも最終回のタイトル回収のことなのか。
おそらくどちらの意味も兼ねてますね。
魔女の旅々のED
「魔女の旅々」のEDはChouChoの「灰色のサーガ」です。
OP同様にメロディーが美しく「魔女の旅々」らしい雰囲気。
一方で僕が注目したのは歌詞です。
「甘い話に惑わされず正しい情報選択をしろ」というメッセージを感じさせます。
これは現代の情報社会に響きますね。
ちなみに「灰色のサーガ」の「サーガ」は「武勇伝・年代記」という意味があります。
つまり「灰色のサーガ」とはイレイナの冒険譚のことであり、まさに「魔女の旅々」なのです。
魔女の旅々の評価
「魔女の旅々」の評価はこんな感じです。
作画 | |
世界観・設定 | |
ストーリー | |
演出 | |
キャラ | |
音楽 |
- 作画はとても美しくて隙がない
- 世界観・設定は雰囲気だけはトップクラス
- ストーリーはアップダウンが激しくて高評価
- 世界観を際立たせる演出もいい
- キャラの個性は主張抑えめで世界観を邪魔してない
- 音楽は作品らしさに溢れてかつ美しい
現代アニメのお手本です。
安定して高いクオリティでした。
作画はいい意味で「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」の劣化版って感じ。
とても美しくて背景にも力を入れているのがよくわかります。
それとストーリーのアップダウンが激しかったのも高評価。
穏やかで温かいお話もあれば、冷酷なお話もある。
これがとても「魔女」らしいんですよね。
「魔女の旅々」に続編はあるのか
「魔女の旅々」に続編はあるのか?という疑問。
結論から言うと80%の確率で続編制作されるのではないでしょうか。
- ラストの終わり方が続編制作を前提としてたものだった
- アニメの評価が非常に高い、かつ話題性もあった
- GAノベルの主力作品だから
気長に続編を待ちましょう。