今回は『うらみちお兄さん(以下、うらみち)』について語っていく。『うらみち』は2017年からWEBコミック配信サイトの『comic POOL』にて連載されている。それが2021年夏クールにアニメ化された。アニメ制作会社はスタジオブランだ。
『うらみち』の感想
感想①:声優で押してくる
『うらみち』はとにかく声優が豪華だ。声優は以下の通りになっている。
- 神谷浩史(表田裏道)
- 宮野真守(蛇賀池照)
- 水樹奈々(多田野詩乃)
- 杉田智和(兎原跳吉)
- 中村悠一(熊谷みつ夫)
視聴者目線で言えば、『うらみち』は声優本人が会話してるみたいに感じるので、これらの声優が好きな人には大ウケだった。少なくとも僕はウケた。笑
特に水樹奈々が渋い。ここ最近は声優活動より歌手活動の方が目立つ水樹奈々だったが、『うらみち』では中々結婚のできない歌のお姉さんとして登場する。つい最近、水樹奈々が結婚していたから笑えるネタだったものの、もし未婚だったらと思うと…。
感想②:ギャグセンスに秀でている
『うらみち』はギャグセンスに非常に秀でている。声優の演技力もそうだが、ストーリーそのもののギャグが普通に面白い。勢いで貫くギャグというよりはシュールさを追求したギャグだ。僕はシュールなギャグがめちゃくちゃ好きなので『うらみち』のギャグにハマれた。
それに加え、杉田智和が森久保祥太郎っぽく演技するのにもだんだんハマってくる。中村悠一も普段はイケボなのだが、クマ男くんの時だけ声質が急変するのも面白い。
2021年夏クールの中の作品の中でも、ギャグセンスに関してはトップクラスだった。
『うらみち』の評価
作画 | 40点 |
世界観・設定 | 70点 |
ストーリー | 75点 |
演出 | 65点 |
キャラ | 65点 |
音楽 | 70点 |
作画
作画は最低限のクオリティ。
世界観・設定
体操のお兄さんの華やかなイメージをぶち壊してる感じの設定が良い。
ストーリー
日常・ギャグ系が好きな方であればハマるストーリーだろう。
演出
ギャグの演出は良かった。シュールさが上手く演出されている。
キャラ
声優の力もあって、キャラが活きている。このキャスティングは成功っぽい。
音楽
OPがやっぱり良かった。挿入歌も良かった。
さいごに
『うらみち』のあの終わり方の感じだと、2期制作は厳しいと思う。ただ、体操のお兄さんの裏側?を知ることができる名作品だったと思う。実態が本当にあんな感じなのかは分からんが…。笑
もし『うらみち』の世界観を堪能したいのであれば、原作コミックスを読むと良いかもしれない。それと個人的に、『うらみち』のLINEのスタンプを強くオススメするのでぜひ検討して欲しい。