こんにちは、てるくんです。今回は通称『俺ガイル』こと「やはり俺の青春ラブコメが間違っている。」の感想の記事です。
- 『俺ガイル』を視聴済みの人
- 『俺ガイル』が好きな人
- ラブコメが好きな人
「俺ガイル」は「このライトノベルがすごい!」で男性キャラクター部門・女性キャラクター部門・作品部門でタイトルを獲得。作品部門は3年連続1位ということで殿堂入り。
それに「俺ガイル」は女性キャラクター部門でヒロインが3人上位入賞する年もありました。流石「俺ガイル」、えげつない強さです。
凄まじい実績です……
実は僕がてるくんが初めて見た深夜帯アニメが『俺ガイル』でした。
初めての深夜アニメが『俺ガイル』で本当によかったです。
今までは少年・青年系の漫画ばっかり読んでいました。その当時までは「深夜アニメなんて、、」とか思っていました。だからこそ『俺ガイル』のストーリーの深さに感動しました。
『俺ガイル』を一番初めに見てなかったらここまでアニメにハマることもないです。この記事も書いていないでしょう。
それぐらい『俺ガイル』は僕にとって大切なアニメです。
そんな『俺ガイル』の魅力はこんな感じです。
- 『俺ガイル』のエピソードは内容が深い
- 『俺ガイル』はキャラ人気が高い
- 『俺ガイル』の音楽のクオリティが高い
「俺ガイル」は学校のモヤモヤエピソードを忠実に再現
小学・中学・高校の時に何かモヤッとしたエピソードとかありませんでしたか?
- 小学生の体育祭の時に徒競走で一番の人だけが評価されて、実行委員の人はあまり評価されなかったり
- 学校の中でスクールカーストがあり、上の人たちが偉そうにしてたり
- 文化祭で現実的でない意見を出し合って勝手に盛り上がったり
こんなモヤモヤっとしたエピソードを盛り込んでいるのが、『俺ガイル』の醍醐味です。
僕は今までこんな作品に出会ったことがなかったので衝撃的でした
そして、主人公の比企谷八幡(CV.江口拓也)とメインヒロインの1人である雪ノ下雪乃(CV.早見沙織)がそんなモヤモヤエピソードに切り込んでいく。これが「俺ガイル」の主な流れになっています。
この2人によって「奉仕部」という部活動が活動していきます。ですが二人とも真逆の方法で問題を解決していくのです。
特に八幡の解決法は正直胸糞悪いです。
別に八幡を悪く言っているわけではありません。ハッピーエンドとは言えない解決の仕方なのでモヤモヤ感が残っています。
少年漫画だったら正攻法でいくでしょうが八幡は捻り狂った解決方法をしていきます。そのため、「俺ガイル」は陰キャ勢から非常に人気です。実際に「俺ガイル」はラノベ大賞の男性キャラクター部門でも何回か首位を獲得しました。とあるシリーズの上条当麻の真逆なイメージですが、その分人気も出ていますね。
「俺ガイル」はラブコメのパートも深い
もう一人のメインヒロイン、由比ヶ浜結衣(CV.東山奈央)が登場します。これによって「俺ガイル」は三角関係のラブコメの雰囲気を作り出しています。
ただ、「俺ガイル続(2期)」や「俺ガイル完(3期)」よりも「俺ガイル(1期)」はラブコメ要素は薄いですね。
「俺ガイル」のタイトルにもなっている「やはり俺の青春ラブコメは間違っている。」
何が間違っているのかは現段階ではまだ詳しく説明されません(というか全編通して説明はされません、そういうものなので)。
他の王道ラブコメとは違う視点で展開されるのが「俺ガイル」の良さとなっています。
通常ラブコメというのはこんな感じだと思います。
- 主人公がどのヒロインと最終的に結ばれるのかが勝負
- 最終的に誰かと結ばれるのはほぼ確実
- ほとんどの場合ハッピーエンド
少年漫画のラブコメの代表例はニセコイや五等分の花嫁とかですかね。
どれも王道のハーレム展開で見ていて面白いですが、恋愛描写については中々深く書かれません。
漫画原作のラブコメはキャラのビジュアルに力を入れている印象があります。一方、ラノベは文字のみで表現しなければならない分、恋愛描写を深く切り込んでいく必要があります。俺ガイルは特にその点で強いです。それに加え、アニメ化に伴いキャラのビジュアルも表現されたことで神作品に化けました。
ただ、「俺ガイル」は違います。
「俺ガイル」はそもそも「付き合った方がいいのか?」という葛藤がメインになります。
今の関係を壊してでも気持ちを伝えるべきなのか?
今の関係は本物なんかではないのか?
偽物の関係に存在意義はあるのか?
ここまで深く切り込んだラブコメは中々ないですよ。
俺ガイルのOP・ED
OP
俺ガイルのOPはやなぎなぎさんの「ユキトキ」です。
曲の入り方が春の訪れを感じさせますね。
Aメロは静かに始まって、メロディーに乗せていくのがいいです。
歌詞は「俺ガイル」と特別リンクしているわけではないですが、恋の難しさを冬が明ける季節と照らし合わせて表現されています。
それにしてもやなぎなぎさんの声質はいいですね。
とても綺麗で「俺ガイル」の雰囲気に合っています。
ED
俺ガイルのEDは雪ノ下雪乃(CV.早見沙織)&由比ヶ浜結衣(CV.東山奈央)の「Hello Alone」です。
この曲は個人的に神曲レベルですね。「Hello Alone」を聞くと高校生からやり直したくなります。
エレクトリックなメロディーに屋上での青春を感じさせる歌詞を乗せてますね。個人的にエレクトリックな雰囲気で青春っぽいメロディーを作っている曲が好みです。
雪乃と結衣が歌っていますが、歌詞は八幡のことですね。ネットでは「誰と二人ぼっちなの?」とか「なんで雪乃のバラードバージョンがないの?」とかを考察勢が考えている記事もありました。
それにしても早見沙織さんも東山奈央さんも歌が上手です。
キャラの個性を残したまま歌を音程完璧で歌えるのがすごいです。
「俺ガイル」のまとめ
それでは「俺ガイル」の魅力ポイントをまとめていきます。
- 学園生活のエピソードが深い
- ラブコメパートも深い
- 『俺ガイル』は良曲揃い
「俺ガイル1期」の終わり方は明らかに「俺ガイル2期」を想定していました。売り上げも好調だったとのこと。当時は2期が確実視されていたと思います。
実際、僕も続きが気になってそのまま2期までみてしまいました。笑
©2013 渡 航、小学館/やはりこの製作委員会はまちがっている。