コードギアス 亡国のアキト 第1章「翼竜は舞い降りた」評価:感想

亡国のアキト第1章
星島てる
アニメ好きの20代。ライターで生活費を稼ぎながら、アニメ聖地の旅に出ている者です。アニメ作品の視聴数は600作品以上。

今回は『コードギアス 亡国のアキト 第1章 「翼竜は舞い降りた」(以下、亡国のアキト第1章)』について語っていく。

『コードギアス 反逆のルルーシュ2期』が2008年春クールから2クールにかけて放送された後、2012年から『亡国のアキト』がスタート。全5章によるOVA上映が実施された。『亡国のアキト第1章』は2012年8月での上映。

アニメ制作はサンライズが担当。『反逆のルルーシュ』から、メインスタッフが一部変更となっている。

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『亡国のアキト第1章』の感想

パッと見て「86(エイティシックス)とほぼ同じじゃん」って思った。共通点がかなり多いのだ。

  • 差別が蔓延る世界が舞台
  • 主人公の戦闘力が異常に高い
  • 主人公の性格がクール
  • 差別を認めない女性上司が存在する

これはほとんど『86』だといっても過言ではない。もしかして『86』は『亡国のアキト』からインスピレーションを得ているのだろうか。

さて、今回の第1章では、『反逆のルルーシュ』の登場人物がほとんど登場しない。
時系列としては『反逆のルルーシュ』のTVアニメ1期からTVアニメ2期の間に起こった出来事だとされているので、『反逆のルルーシュ』のキャラが登場してもおかしくはない。だが、ほんの少しだけ枢木スザク(CV.櫻井孝宏)とC.C.(CV.ゆかな)が登場するだけで、ほとんどが新キャラだった。少なくとも、黒の騎士団のメンバーが登場することはなさそうだ。

にしても、『亡国のアキト』は『コードギアス』の設定を使うのが非常に上手い。『コードギアス』における差別意識を強く抽出した設定となっている。今後はギアスがもっと登場するだろうから、その辺の設定の使い方に注目していきたい。

『亡国のアキト』の評価

作画87点
世界観・設定80点
ストーリー80点
演出70点
キャラ75点
音楽70点

作画

作画のレベルが非常に高い。『反逆のルルーシュ』よりもロボットの戦闘力が重要になるため、ロボットシーンの動きに力が入っている印象。

世界観・設定

『コードギアス』の世界観の再活用が上手いと思う、今のところは。今後、ギアスがどのように活用されるかで評価が分かれそう。

ストーリー

今のところストーリーは面白い。日向アキト(CV.入野自由)が死にたがっているので、ハッピーエンドにはならなそうだけど。

演出

次が気になってくるような演出だった。ただ今のところ、印象に残っている演出はない。

キャラ

新キャラが一気に登場したので、覚えるのが大変そう。だけどビジュアルに特徴があるので、顔だけなら覚えられそうだ。

音楽

劇伴が微妙になった。もっとダイナミックで良かったと思う。それと主題歌で坂本真綾×菅野よう子を起用するのはヤバい。

さいごに

『亡国のアキト第2章』は2013年9月に上映されているらしい。こちらもしっかりチェックしておこうと思う。

https://terukun.blog/geass-akito2/
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