横須賀開催のフェスティバル!【劇場版はいふり感想】

劇場版ハイスクール・フリート
星島てる
アニメ好きの20代。ライターで生活費を稼ぎながら、アニメ聖地の旅に出ている者です。アニメ作品の視聴数は600作品以上。

今回は『劇場版 ハイスクール・フリート(以下、劇場版はいふり)』について語っていく。

TVアニメの『はいふり』が2016年春クールに放送。その後、TVアニメの後日談が収録されたOVAが2017年に販売。そして2020年1月に『劇場版はいふり』が上映された。

TVアニメを制作したプロダクションアイムズが倒産してしまったので、『劇場版はいふり』はA-1 Picturesが制作している。

目次

『劇場版はいふり』の感想

『劇場版はいふり』は前後半でシナリオが分かれている。

前半では、各地の海洋学校の生徒が集まり、計4校による競闘遊戯会が開催された。この催しで、日常シーンでのキャラの深掘りが進められる。そして後半では、海上要塞制圧作戦が展開された。ここで軍艦による戦闘シーンが演出される。

全体的には、完成度が高かったように思える。TVアニメの『はいふり』も中々のクオリティではあった。だが、『劇場版はいふり』はA-1 Picturesがアニメ制作を担当している。全体的なクオリティに関しては、ほとんど文句がない。

強いていうなら、スクリーンの大きさを活用した演出が欲しかったところ。それと、ラストシーンの演出のインパクトをもっと強めるべきだったと思う。でもそれは、A-1 Picturesが比較的苦手としている部分(だと僕は思っている)なので、しょうがないかも。

そしてOVAと同様に、横須賀アピールがいい感じだった。実際、横須賀HUMAXシネマズの再上映のおかげで、僕も『劇場版はいふり』を銀幕で視聴できた。このようにして、地域の映画館と結びつければ、定期的に再上映できてしまうのも、地元PRアニメの特徴だといえる。

『劇場版はいふり』の評価

作画78点
世界観・設定75点
ストーリー75点
演出70点
キャラ70点
音楽65点

作画

現代アニメとして通用するぐらい、作画のクオリティは高かった。だけれども、劇場版のスクリーンを最大限活用した作画ではなかったと思う。戦艦とか海を使って、色々とやりようがあったはず。

世界観・設定

世界中のリトルマーメイド養成校を集めてフェスティバルが開催された。それが、キャラの魅力を存分に発揮させる舞台となっている感じだ。

ストーリー

ストーリーはTVアニメと比べると質は落ちるのかな…。でも、飽きることがなかったぐらいには面白かった。

演出

ラストシーンはもっとインパクト強めの演出で良かった気がする。これはもう完全に曲が良くない。曲そのものが悪いわけではなく、そのシーン専用の楽曲(挿入歌)を用意するべきだと思う。

キャラ

新キャラの深掘りが全然されなかった。おそらく、小説版や漫画版で深掘りされているということなのだろう。

音楽

音楽は普通。

さいごに

『劇場版はいふり』で、横須賀の聖地スポットがたくさん生まれている。そして僕も実際に聖地巡礼してみたので、後日、記事にしてみようと思う。ぜひ読んでみてほしい。

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