今回は『異世界カルテット2(いせかる2期)』について語っていく。『いせかる2期』は前回同様に『オーバーロード』『幼女戦記』『このすば』『リゼロ』の4作品のぷちキャラ達が活躍していくのだが、ゲスト出演として『盾の勇者の成り上がり』のキャラや、サプライズ出演ということで『慎重勇者』のキャラも登場した。ということでまあぼちぼちと盛り上がっていた。
https://terukun.blog/isekaru/『いせかる2期』の感想
感想①:サブキャラのクロスオーバーがより加速
『いせかる1期』では主人公級のキャラの活躍が目立っていた。『オーバーロード』のアインズ、『リゼロ』のスバル、『幼女戦記』のターニャ、そして『このすば』のカズマとアクアのコンビ。これらのキャラのクロスオーバーなやり取りが盛んに行われた。それに加え『いせかる2期』は各作品のサブキャラ同士の交流が見られるようになった。特に『このすば』のめぐみんと『幼女戦記』のグランツのやり取りが個人的に好きだ。意外な関係のように思えるが、実はめぐみんの声優は高橋李依、グランツの声優は小林裕介ということで、リゼロのスバルエミリアコンビがコラボしているだけだったりする。この辺の裏事情も考慮しているのは、ファン目線で見ると結構嬉しいものだ。
感想②:もっとグロめに展開してもいいと思うけど…
個人的にはもっとグロいネタをやっていいと思っている。グロいネタっていうのは僕の中ではパロディネタであって、異世界系の頂点に立っているとも言える『転スラ』とか勝手に出しちゃって良いんじゃないかなって思う。笑 『いせかる』と『転スラ』では出版社が違うのでリスクがあまりにもデカイのだが。
ちなみに『いせかる』は続編制作が決まっていておそらく『いせかる3期』をやるのだと思うけど、ほぼ間違いなく『無職転生』のキャラが登場するようになると思う。そうなってくると杉田智和の登場はほぼ間違いなく、『いせかる』が一気に面白くなるのではないかと期待している。
『いせかる2期』の評価
作画 | 75点 |
世界観・設定 | 85点 |
ストーリー | 85点 |
演出 | 80点 |
キャラ | 95点 |
音楽 | 90点 |
作画
こういうぷちキャラもののアニメって作画の良し悪しの判断が難しい。まあ、基本的に安定していたしキャラデザも良かったので75点でいいでしょ。
世界観・設定
相変わらず世界観はシュールで面白い。『盾の勇者』とか『慎重勇者』をもっと強調しても良かったと思うけど。
ストーリー
短い尺だったが、伏線も含めてストーリーはよくできていると思う。なんだかんだで続きが気になる展開だった。
演出
ラストシーンの演出は結構良かったと思う。
キャラ
キャラの個性が強い4作品が集まって、しかもぷちキャラになっているのだから、文句なしの高得点だ。
音楽
OP・EDはどちらも良曲。クリエイター陣が好きなように制作している印象がある。
さいごに
『いせかる』もなんだかんだで3期が制作されてしまった。ちなみに2期の放送が終了してから『オーバーロード』の続編が決まっている。多分、『幼女戦記』のTVアニメ2期の制作もそろそろになると思うし、『リゼロ』は安定、『このすば』はワンちゃんの3期制作を狙っているのかもしれない。いずれにしても『いせかる』はプロモーション目的のアニメと言っても過言ではない。これら元作品の動向には注目だ。
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