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ARIA The AVVENIRE(劇場版ARIA)評価、感想→故人へのリスペクトで感動

今回は『ARIA The AVVENIRE(以下、劇場版ARIA)』について語っていく。
『ARIA3期』が2008年に放送され、その7年後の2015年に『劇場版ARIA』が上映された。

前回の『ARIA3期』の記事はこちら。

ARIA The ORIGINATION(ARIA3期)評価:感想→めちゃ感動します『ARIA The ORIGINATION』について語っている記事です。ネタバレも含んでいます。『ARIA』シリーズ、日常系アニメが好きな人にオススメです。気になる方はぜひ読んでみて下さい。...

あらすじ

現在、コミックブレイドにて『あまんちゅ!』を絶賛連載中の天野こずえが描いた未来形ヒーリングコミック『ARIA』。
単行本累計420万部、関連書籍累計60万部が発行された本作は、2005年に『ARIA The ANIMATION』としてアニメ化。その後も、2006年に『The NATURAL』、2007年に『The OVA ~ARIETTA~』、2008年に『The ORIGINATION』が制作され、原作コミックの雰囲気そのままの優しい世界が数多くのファンを魅了しました。

そして、TVアニメの1stシーズンから10年目を迎える2015年。
グランドフィナーレの感動を共有したファンの大きな期待に応えて、名作『ARIA』が甦ります。遙かなる蒼の物語のそれからを描く、完全新作アニメーション『ARIA The AVVENIRE』。制作に当たっては、監督の佐藤順一や脚本の吉田玲子、さらにはおなじみのキャストといった最強布陣が再集結しました。

さあ、いま再び未来をご一緒しましょう。

『ARIA The AVVENIRE(以下、劇場版ARIA)』公式サイトより引用

『劇場版ARIA』の感想

ここでは『劇場版ARIA』の感想について語っていく。ネタバレもしていくので、未視聴の人は気をつけてほしい。

感想①:TVアニメと同じ感覚で視聴できる

『劇場版ARIA』は『ARIA3期』から7年の月日が経っている。制作会社は変更されていないとはいえ、キャストの演技もブランクがあり、現代アニメ主流のデジタルな仕上がりだ。TVアニメのような古ぼけた印象もなくなっている。キャラデザも少し変更されて、現代っぽくなっている。
だが、それでも結局『ARIA』は『ARIA』だった。

『劇場版ARIA』の上映時間は60分だが、3つのチャプターに分かれている。それぞれのチャプターが始まるごとに、TVアニメシリーズのOPが流れてきたのは良い演出だった。キャラデザは変更になっているし、キャストの演技もブランクがあるとはいえ、TVアニメと同じ感覚で見れた。唯一、アリア社長の演技がTVアニメと違いすぎてビックリしたが、許容範囲だった。

『劇場版ARIA』では『ARIA3期』のラストシーンと同じ時間軸なのだが、思い出を振り返るという形でTVアニメの時間軸のエピソードもいくつかあったので、全く違う『ARIA』にはなっていない。これも良い構成だと感じている。

感想②:故人へのリスペクトを備えた素晴らしい演出

『劇場版ARIA』が制作され上映されたのは2015年だ。それまでにアテナ役の川上とも子が故人となってしまった。そうなると代役となるのが普通だが、『劇場版ARIA』では「アテナ 川上とも子」のまま制作。
声を入れることはできないが、登場回数を極端に抑え、TVアニメに収録していたエピソードも交えたりして対処したわけだ。

そんな中、ラストシーンになって奇跡が起こる。
『劇場版ARIA』では灯里、藍華、アリスがプリマになり、その先輩ももちろん忙しく、全員で集まることは難しくなっていた。そこでアイと新キャラクターのあずさ、アーニャが全員で食事をするサプライズを仕掛けることに。だが、アテナはオペラの打ち合わせがあるということで厳しくなってしまう。登場人物たちもしょうがなさそうにするが、遠くのオペラ会場から歌声が聞こえてくる。アテナが歌っていたのだ。
アテナの歌唱シーンは河井英里が担当していたが、この方も亡くなっている。元々使っていた音源を使用したのだろう。

この際登場人物とアテナの間はかなり距離が空いていた。実際の現実世界でもこれぐらい距離が空いてしまったわけだが、奇跡は起きたわけだ。『ARIA』は今までも何度も奇跡を起こしてきたわけだが、これほどのものはなかった。制作陣の方々の故人に対する素晴らしいリスペクトを感じた。

『劇場版ARIA』の評価

ここでは『劇場版ARIA』のアニメとしてのクオリティについて、個人的な目線で評価していく。

作画80点
世界観・設定85点
ストーリー90点
演出90点
キャラ80点
音楽90点

作画

2015年制作ということで最低限のクオリティで作られていた。もう少し背景に力を入れていればと思うが仕方ないだろう。

世界観・設定

世界観・設定は良かった。バラバラになりかけていた登場人物をつなぎとめた後輩たちの登場も良い設定だった。

ストーリー

ストーリーは3セクションに分かれていたが、『劇場版ARIA』の世界観を説明しつつ、灯里とアリシアのエピソードも織り交ぜられていた。

演出

終盤のアテナの演出が僕の中でめちゃくちゃ心打たれるものだった。僕は『AIR』も大好きなので、川上とも子さんはもちろん好きだった。

キャラ

キャラ自体はよかったのだが、キャラデザがTVアニメと少し違っていて現代っぽくなっていた。僕はTVアニメのキャラデザが好きだったので、ちょっと残念。

音楽

1期、2期、3期のOPが挿入歌として用いられている豪華な使い方だ。視聴者はTVアニメの雰囲気を思い出しながら、『劇場版ARIA』を楽しむことが出来た。

さいごに

TVアニメから7年の月日が経ったが、基本的な軸が変わることがなくて良かった。

『劇場版ARIA』は蒼のカーテンコールの1作目となっていて、続く2作目が『ARIA The CREPUSCOLO』が2021年に上映された。こちらはアテナ役を佐藤利奈が担当することが決まっており、オレンジぷらねっとのエピソードがメインとなっている。ぜひ見てほしい。

ARIA The CREPUSCOLO(劇場版ARIA2)評価:感想→演出が冴えまくっていた本記事は『ARIA The CREPUSCOLO』について語っています。ネタバレはちょっとしてます。『ARIA』シリーズが好きな方、日常アニメが好きな方にオススメです。気になる方はご一読を。...
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