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ARIA The CREPUSCOLO(劇場版ARIA2)評価:感想→演出が冴えまくっていた

今回は『ARIA The CREPUSCOLO(以下、劇場版ARIA2)』について語っていく。
蒼のカーテンコール企画の第2幕となった本作はオレンジぷらねっとのエピソードが描かれている。

前回の『劇場版ARIA』の記事はこちら。

ARIA The AVVENIRE(劇場版ARIA)評価、感想→故人へのリスペクトで感動『ARIA The AVVENIRE』について語った記事です。ネタバレも少ししているので気をつけて下さい。『ARIA』、日常アニメが好きな人にオススメです。気になる方はぜひ読んでみて下さい。...

あらすじ

ネオ・ヴェネツィアの街が、落ち葉の絨毯で彩られる秋。

オレンジぷらねっとで修業の日々を送るアーニャには、気がかりなことがありました。

お互いに多忙なこともあり、長い間会えていない先輩のアリスとアテナ。

そのせいで元気がないアテナに対し、アリスはなぜか会うのを避けている様子なのです。

友達のアイとあずさにも協力してもらい、先輩たちが絶対に会える方法を探す中、
アーニャは今の自分だからこそ見える“景色”があることに気づかされるのでした……。

『ARIA The CREPUSCOLO』公式サイトより引用

『劇場版ARIA2』の感想

ここでは『劇場版ARIA2』の感想について語っていく。ネタバレもしていくので、未視聴の方は気をつけてほしい。

感想①:演出が進化している

『劇場版ARIA2』からは制作会社が変更。J.C.STAFFが制作を手掛けることになった。J.C.STAFFといえば、『とあるシリーズ』『劇場版このすば』『ダンまちシリーズ』など、多くの有名作品を手がけている。だが、クオリティの高いアニメ制作会社とは決して言えない。コンスタントに多くの作品を制作することが特徴だ。
J.C.STAFFは元々の技術力は高いように思える。『ARIA3期』が放送された2008年には『禁書』や『とらドラ!』を放送していたわけだからだ。現在はあまりにも多くの作品を制作しているので、1つ1つの作品にリソースを割けてないのだろう。

J.C.STAFFはこのようなアニメ制作会社だ。アニメ制作会社が変われば、作画や演出にも違いは出てくる。そもそも今までの『ARIA』は、派手な演出は仕掛けてこなかった。挿入歌が流れる程度だったはずだ。
だが『劇場版ARIA2』では、様々な演出を仕掛けてきた。アリスが暗闇に入るシーンでは、白黒で原画風に表現した。オレンジぷらねっとのアテナ、アリス、アーニャの3人がそれぞれの先輩たちを追いかけて、ウンディーネになっていくことが分かるシーンでは、背景をクレヨン調のオレンジ色して温かい雰囲気を表現していた。

ちなみに僕は舞台挨拶のライブビューイングを視聴した。そのためか、『ARIA』の割には大きな箱(映画館)で多くのファンが集っていた。そしてこれらの演出があるシーンでは周りから必ず、泣いている音や鼻水をすすっている音が聞こえてきた。しかも客層は中年の方だらけで、僕みたいな若者の方が少なかった。
舞台挨拶のキャスト陣も言っていたが、『ARIA』はこの心苦しい現代において、安らぎを与えてくれる作品だ。TVアニメ放送から15年がたった今でもそれは変わらない。

感想②:アテナ役に佐藤利奈を起用した巧みなキャスティング

『劇場版ARIA2』からは。アテナ役の代役として佐藤利奈が起用された。佐藤利奈といえば、やはり『とあるシリーズ』の御坂美琴が有名だ。
御坂美琴とアテナでは、雰囲気が真逆のように思える。だが、佐藤利奈はどちらかといえばアテナのような落ち着いたキャラクターに適した声質だ。

アニメの代役というのは、基本的に批判されることが多い。どうしても過去の印象が記憶に残っているからだ。だが、佐藤利奈を起用している段階で、多くのファンが納得したことだろう。佐藤利奈がアテナの適役だと分かるし、演技力も申し分ない。そもそも佐藤利奈アンチの人を見たことがない。
そして、『劇場版ARIA2』が上映されアテナが声を出すシーンで、鳥肌が立った。以前のアテナとほとんど変わらなかったからだ。舞台挨拶でも総監督を務める佐藤監督も、ドヤ顔でこのキャスティングに自信を持っていたことも頷ける。

『劇場版ARIA2』の評価

『劇場版ARIA2』のアニメとしてのクオリティについて、個人的な目線強めで評価していく。

作画85点
世界観・設定85点
ストーリー90点
演出90点
キャラ80点
音楽85点

作画

作画はとても安定していた。キャラデザが崩れることもなく、背景やCGによる水の流れも良かった。

世界観・設定

アテナの後ろをアリスが、アリスの後ろをアーニャが追いかけていたという『奇跡』は、現代らしくないのも事実だ。だが、昔通りの『ARIA』らしかったので良かった。

ストーリー

オレンジぷらねっとが中心の物語だが、とても濃密な60分だった。この60分にアテナ、アリス、アーニャの良さが全て詰まっている。

演出

先程の述べた演出面がとても冴えていた。J.C.STAFFは他の作品でもこれぐらいやっちゃっていいと思う。

キャラ

キャラデザが昔の『ARIA』からかなり変化してしまったのがちょっと残念だ。だが、気にするほどではなかった。

音楽

音楽単体で見ると、前作に比べて少し微妙に感じてしまった。主題歌に安野希世乃を起用するのはいいが、もっと『ARIA』らしさを強調してほしかった。

さいごに

先程も述べたが、『ARIA』シリーズの客層のほとんどが中年の方々だったのが意外だった。社会人になって間もないときに『ARIA』に出会ったのだろうか。逆に若者はほとんどいなかった。確かに今の現代っ子がTVアニメの『ARIA』を見ようとは思わないだろう。大きな機会損失な気がするが。

さて、今回の『劇場版ARIA2』は蒼のカーテンコール第2幕なわけだが、いよいよ最終章となる『ARIA The BENEDIZIONE』が2021年冬に上映されることが決まった。姫屋がメインのエピソードになっている。
姫屋のエピソードといえば、薔薇の花のあのシーンがあまりにも有名だ。藍華も晃も強がりな泣き虫なので、感動することは必至なのは間違いない。もしかしたら藍華の恋愛も発展するのだろうか。そのへんを期待しながら気長に待ちたいと思う。

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