本記事では『落第騎士の英雄譚(キャバルリィ)』、略して『英雄譚』の原作ライトノベル全巻の感想をまとめたものだ。
客層の参考までに僕が『英雄譚』を読み始めたときの状況を紹介する。
- 男子大学生
- 学生フリーライター
- アニメが趣味
- 『英雄譚』はアニメ未視聴
なぜ『英雄譚』を読もうと思ったかというと、僕の友達2人が同時期にオススメしてきたからだ。ライトノベルは好みがハッキリ分かれるものだ。2人同時に勧められるということはある程度面白いのは間違いないと判断した。
それでは感想をまとめていく。
『落第騎士の英雄譚』の感想
『落第騎士の英雄譚』の感想
魂を魔剣に変えて戦う現代の魔法使い“魔導騎士”。その学園に通う黒鉄一輝は魔法の才能がなく落ちこぼれた“落第騎士”だ。だがある日、異国の皇女にして“A級騎士”のステラから『敗者は一生服従』という決闘を一方的に挑まれ―勝ってしまう!一輝は魔法の代わりに剣技を極めた異端の実力者だったのだ!「なんでもいうことをきかせればいいじゃない!えっち!」悔しがりながらも一輝に惹かれ始めるステラ。そして騎士の頂点を争う戦いの中、かつての“落第騎士”は“無冠の剣王”としてすべての騎士からも注目され始める!最底辺から並み居る強敵をなぎ倒して駆け上がる学園ソードアクション開幕!!
『落第騎士の英雄譚』より引用
アニメを見ていないので、この1巻を読んで初めて『英雄譚』のストーリーに触れたことになる。感想というと、「いかにもラノベ」って感じだった。恋愛要素強めの異能バトル系。学園スポーツみたいになっていることが特徴だろう。
1巻の段階でヒロインと付き合う展開は個人的にあまり好きではないけど、これからの展開次第かな。友人からは紙媒体で3巻まで借りているので、そこまでは見たいと思う。バトル展開が熱いようであれば、最新刊まで購入して読もうと思った、といった感じだ。
個人的には主人公の妹の黒鉄珠雫推しだ。アニメだと東山奈央が担当しているらしい。絶対かわいいじゃん。
『落第騎士の英雄譚(2)』の感想
「なによ、あのセンパイばっかりひいきして!」学内戦で順調に勝ち星を重ねていく一輝とステラ。だがその一方で恋人としての関係はまったくと言っていいほど進んでいなかった。おまけに美人の上級生・綾辻絢瀬が一輝に剣術の弟子入りをすることになり、ステラのやきもちが大爆発。そんなある日、一輝は前大会ベスト8にして絢瀬にとって因縁の敵“剣士殺し”倉敷蔵人に絡まれ、やがて決闘することに!生徒会役員との戦い、初めての恋人との距離感、他校エースとの場外決戦―最底辺から並み居る敵をなぎ倒す学園ソードアクション、激闘の第2巻・開幕!
『落第騎士の英雄譚(2)』より引用
今回は綾辻絢瀬がメインのお話し。『英雄譚』は騎士道を中心に登場人物の性格が形成されている気がしている。悪役だった倉敷蔵人も、本質的には騎士道精神を持ち合わせていたわけだし。
今回は綾辻絢瀬と倉敷蔵人の対比が表現されていたと感じる。どちらも騎士道精神と暴力のちょうど境目を彷徨っている。これはソードアクションスタイルの作品にはよくある展開だったりする。騎士道精神や武士道精神のようなものは、なんだかんだ現実世界では失われかけているものだ。やっぱりこういうのはファンタジーの中でしかお目にかかれない。武道に携わっている人はもしかしたら共感できるのかもしれないが。
ソードアクションは派手なアクションが目立つが、ライトノベルだと心情描写がめちゃくちゃ大事になる。だから騎士道精神とか剣士の誇りとかがテーマになってくる。『SAO』とか『禁書』に登場する騎士達もそんな感じだし。
ストーリー自体は普通にライトノベルらしく楽しめた。設定も難しくないので、誰でも読めるしわかりやすい。これがライトノベルの面白さだよなぁ、と改めて実感できた。最近『禁書』の設定にのめり込んでいた分、それがより実感できた。
『落第騎士の英雄譚(3)』の感想
「この戦いで私の限界を試してやる!」学内戦も終盤に近付き、とうとう始まった戦績上位者同士のつぶしあい。最愛の兄と共に歩んでいくために身につけたすべての力を賭して、珠雫は学園最強の生徒会長“雷切”東堂刀華に挑む。一方徐々に評価を高めつつある一輝に、黒鉄本家はその牙を剥く。卑劣な罠により虜囚の身となる一輝。引き裂かれるステラとの絆。そしてついに迎えた最終戦、満身創痍の“落第騎士”の前に、過去最大の敵が立ちはだかる。怒涛の盛り上がりを見せる『校内編』、逆境の第3巻!降りかかる艱難辛苦を斬り払い、七星の頂へ駆け上がれ!
『落第騎士の英雄譚(3)』より引用
今回は東堂刀華がメイン。序盤は珠零と刀華の戦い、中盤以降は一輝と黒鉄家の対立、終盤は一輝と刀華との戦いとなっている。
今回の最大の山場は一輝と刀華との戦いだったわけだが、もう少しボリュームがあったほうがよかったと思っている。ただ、一撃必殺のスピーディーな戦いだっただけに深堀りするのは難しそう。それまでに刀華の過去や一輝の強さを表したエピソードが入っていたので、結果的に終盤の戦闘エピソードがあっさり終わってしまった感は否めない。スピーディーでサクサク進めるのはいいことだけど。
そして本巻で校内最強が事実上黒鉄一輝ということになった。有栖院の裏の顔もあるので確定しているわけではないが、校内最強はほぼ一輝だろう。
ちなみに僕は生徒会長がめちゃくちゃ強い系が好みだったりする。今回の東堂刀華もめちゃくちゃ強いが、もっともっと強く、それこそ主人公が圧倒されるぐらいのパワーバランスの方が好きだ。なぜそちらのほうが好みなのか、理由はよく分からないが、いきなり校内最強になられてもスケールがどんどん大きくなる一方だからなのかもしれない。
『落第騎士の英雄譚(4)』の感想
七星剣武祭に向けて、準備を進める一輝たち破軍学園の代表選手団。東北の雄・巨門学園との合同合宿も充実したものになり、順風満帆かと思われた矢先、破軍学園が突然の襲撃を受けてしまう。裏社会の実力者で構成された伐刀者集団「暁」に対するは一輝たちと生徒会の精鋭。だが決戦の火蓋が切られようとした矢先、味方であるはずの『彼』が、隠していたその牙を剥く!そして一輝の前に立ちはだかるのは―世界最強の存在!果たして早すぎた対峙が生み出すものは!?理想と現実、希望と絶望の狭間を駆け抜ける、激闘の第4巻!
『落第騎士の英雄譚(4)』より引用
未読のため、保留。
『落第騎士の英雄譚(5)』の感想
『ついに、ここへ来たんだ…』暁学園の強引な参加表明により、波乱含みとなった七星剣武祭。それでも、夢見た大舞台を前に、“落第騎士”黒鉄一輝の心は高揚していた。平然とした態度で大会参加者に交じる暁メンバーや、ステラの到着遅れといった不安要素がありつつも、初戦の相手、前回七星剣王・諸星雄大との交流を経て、一輝は全てを出し切る戦いをあらためて誓う。だがそんな彼の前に“風の剣帝”黒鉄王馬が突如現れる。しかも王馬の圧倒的な力に立ち向かおうとする一輝を、思わぬ体調不良が襲い!?盤外で渦巻く思惑、消えない不安要素、そのすべてを断ち切って頂点を目指す、誓いの第5巻!
『落第騎士の英雄譚(5)』より引用
未読のため、保留。
『落第騎士の英雄譚(6)』の感想
暁のメンバー全員を自らの手で敗北させるため、一対四の変則マッチを希望したステラ。“紅蓮の皇女”の焔たちは、破軍学園を壊滅させた無法者たちを焼く尽さんと、かつてなく激しく燃え猛る。一方、暁の一人、紫乃宮天音と再会した一輝は、かつて相手に抱いた不可解な嫌悪感の理由に辿りつく。ついに明らかになった天音の真の能力と彼が抱える闇は、大会に新たな影を落とし始め―!?離れていた恋人との束の間の逢瀬、因縁の相手と交わす再戦の誓い、そして意外な伏兵の登場。七星の頂を巡る戦いは、次の局面へと突入していく!邂逅と覚悟の第6巻!
『落第騎士の英雄譚(6)』より引用
未読のため、保留。
『落第騎士の英雄譚(零)』の感想
「なによ、シズクばっかり構って!」稽古にかまけて相手してくれない一輝に拗ねたステラは、加々美から渡されたゲームで日本文化を学ぶ!?「ねえアリス、ちゃんと聞いてる?」一輝が学内予選に初勝利した夜、ステラに一輝の看病を譲った珠雫が、アリスに語った想いとは?ヒートアップするステラと珠雫の嫁姑対決、肝試しでカナタの意外な一面を知る一輝、そして西京寧音との修行で秘策を炸裂させるステラ。さらには黒鉄一輝が破軍学園に入学する前の「落第騎士の英雄譚・エピソード0」を収録!GA文庫マガジン収録の2編もあわせ、6編の語られざるエピソードを収録した、落第騎士の物語・登場!
『落第騎士の英雄譚(零)』より引用
未読のため、保留。
『落第騎士の英雄譚(7)』の感想
「私が勝ったら、ヌードモデルになってもらう…」試合スケジュールの変更で二連戦となった一輝は、“一刀羅刹”で第一試合に勝利した。だが、次の試合ではその切り札が使えない。しかも次戦の相手サラは一輝自身を創り出して戦わせられるほどの実力者。そして一輝を絵のモデルにしようと執拗に迫ってくる、いろんな意味で侮れない相手!?剣士VS画家の異色対決!しかしそこには考えうる限り最悪の展開が待ち受けていた!「“幻想戯画”―比翼のエーデルワイス」“世界最強”vs“無冠の剣王”再び!激戦必至の第七巻、登場!!
『落第騎士の英雄譚(7)』より引用
未読のため、保留。
『落第騎士の英雄譚(8)』の感想
無数の剣で磔にされた珠雫と、その前で哄笑する天音―一輝の対戦相手を決める準々決勝の戦いは、開始前の惨劇で幕を閉じた。そして迎えた七星剣武祭準決勝戦。“紅蓮の皇女”と“風の剣帝”、二人のAランク騎士は、かつてない規模で会場全体を蹂躙しつくす、埒外の戦いを繰り広げる。さらにもう一つの準決勝、“無冠の剣王”と“凶運”の戦いは―「僕、―この試合を棄権しようと思うんです」天音の思わぬ発言で波乱の幕開けとなった!どこまでも翻弄してくる天音に、揺るがぬ覚悟で対峙する一輝。最愛の恋人と約束した、決勝の舞台に向けて突き進む第八弾!
『落第騎士の英雄譚(8)』より引用
未読のため、保留。
『落第騎士の英雄譚(9)』の感想
七星剣武祭決勝戦当日。一輝は最愛の恋人にして最強のライバルでもあるステラとの一戦に向け、最後の調整を行っていた。そんな彼の前にスパーリングパートナーとして現れたのはこれまで彼が戦ってきた実力者たち!“雷切”、“七星剣王”そして“風の剣帝”。錚々たる面子を前に“無冠の剣王”は自らの牙を極限まで研ぎ澄ませていく!!かつて交わした約束は、いま現実のものとなり、大会史上最も苛烈で過酷で美しく、そして泥沼のような戦いが幕を開ける!果たして誓いの先に待つ運命は!?“最強”と“最弱”、雌雄を決する第九弾!
『落第騎士の英雄譚(9)』より引用
未読のため、保留。
『落第騎士の英雄譚(10)』の感想
間近に迫ったステラの家族への挨拶を前に一輝は緊張していた。果たしてステラのパートナーとして自分は認めてもらえるのか、不安を感じつつヴァーミリオン空港に降り立った一輝。そんな彼を迎えたのは、大勢の市民たちだった。温かな歓迎ムードに緊張も和らぐ一輝だったが―「イッキ・クロガネ!ヴァーミリオン皇国民は貴様に決闘を申し込む!」それは錯覚にすぎなかった!?図らずも開始する落第騎士vsヴァーミリオン皇国全国民の一大バトル。一方その裏では、かつてその片鱗を見せた邪悪な影も蠢動を始めていた!落第騎士の英雄譚・新章、ヴァーミリオン皇国編、開幕!!
『落第騎士の英雄譚(10)』より引用
未読のため、保留。
『落第騎士の英雄譚(11)』の感想
「守ってみせるわ。誰一人傷つけさせたりしないんだから!」紆余曲折を経つつもステラの故郷ヴァーミリオン皇国の人々に受け入れられた一輝は、隣国クレーデルラントとの『代表戦』選抜として準備を進めていた。そんな中、クレーデルラント側からの招待により、一輝はステラやその姉ルナとともに隣国へと向かうことになる。そこで待っていたのは国をあげての盛大な歓待。だが背後ではステラに異常な執着を示す“傀儡王”オル=ゴールの、想像を絶する悪意が蠢動し始めていた。すべての人々を救うため、一輝とステラ二人の極限を超える戦いが始まる!
『落第騎士の英雄譚(11)』より引用
未読のため、保留。
『落第騎士の英雄譚(12)』の感想
「挑んでくるわ。アタシが知る限り最も強い剣士に―」ルナアイズの宣言によってクレーデルラントとの戦争は、代表戦によって雌雄を決することになった。だが、代表メンバーに選ばれたステラは“魔人”たちとの戦いを通して自分の力不足を痛感していた。そんな彼女が、限られた時間の中で新たな強さを身につけるため選んだのは、世界最強の剣士“比翼”のエーデルワイスに挑戦し自らの限界を超えること!近づくことさえもできない圧倒的な力量差を見せつけられたステラは、それでも必死の覚悟で食い下がるが、それは想像を超えるほどに過酷な試練の始まりにすぎなかった!
『落第騎士の英雄譚(12)』より引用
未読のため、保留。
『落第騎士の英雄譚(13)』の感想
決戦の刻、来たる―。“魔人”饕餮との熾烈な戦いを経て、自らも“覚醒”に至ったステラ。その確固たる自己で運命を塗り替え、姉ルナアイズの想いを、そして二国の国民を救うため、彼女は“傀儡王”オル=ゴール率いる最凶の“魔人”たちに再戦を挑む!共に戦いに臨むのは最愛の存在である“七星剣王”黒鉄一輝、“夜叉姫”西京寧音、“不転凶手”多々良幽衣、そして“黒騎士”アイリス。各々が信じるもの、護るべきもの、そして果たすべき使命のため、騎士たちは死線に身を投じて行く!果たして国家の命運を懸けた『戦争』の行方は!?ヴァーミリオン皇国編、いよいよ佳境!
『落第騎士の英雄譚(13)』より引用
未読のため、保留。
『落第騎士の英雄譚(14)』の感想
「“夜叉姫”、テメェはオレの同類だ。人間の皮を被ったバケモノよ!」一輝やステラがそれぞれの戦いを優位に進める中、“夜叉姫”西京寧音と“砂漠の死神”ナジーム、二人の“魔人”による戦いもまた激しさを増しつつあった。互いの力量を認め、かつそれをねじ伏せるために全力を尽くす強者同士の戦い。その最中で寧音は、かつてKOKリーグで鎬を削った最高の好敵手“世界時計”滝沢黒乃との出会いを思い出す。一方“傀儡王”をその射程に捉えたステラたちの戦いもまた、新たな局面を迎えようとしていた。明らかになるそれぞれの過去と想い。騎士としての決意と覚悟が試される、死線の上の第14弾!
『落第騎士の英雄譚(14)』より引用
未読のため、保留。
『落第騎士の英雄譚(15)』の感想
「愛しているよ。ステラ」全てが失われる間際、少年は最愛の少女に笑顔で告げた―。寧音や多々良の奮戦もあり『代表戦』の趨勢はヴァーミリオン側に大きく傾いた。もはや首魁のオル=ゴールを残すのみの戦いは、しかしまさかの“黒騎士”アイリスの裏切りにより、再び混迷に陥ってしまう。逃走を図る“傀儡王”オル=ゴールと追撃する“紅蓮の皇女”ステラ。弟を助けんとする“黒騎士”アイリス、立ちはだかる“落第騎士”黒鉄一輝。その熾烈な戦いが最終局面を迎えるとき、赤髪の少女の咆哮が戦場に響き渡る!ヴァーミリオン戦役ついに決着!別れと絆の第15巻!!
『落第騎士の英雄譚(15)』より引用
未読のため、保留。
『落第騎士の英雄譚(16)』の感想
オル=ゴールとの死闘を経て、ヴァーミリオン皇国に訪れたひとときの平穏。だが“傀儡王”の悪意は世界にも大きな爪痕を残していた。“人形遣い”での操作を放棄された政府関係者・職員の昏倒は世界規模での混乱を生じ、日本においては“特例招集”により学生騎士が動員される事態となったのだ。“浪速の星”諸星雄大、“剣士殺し”倉敷蔵人、そして“雷切”東堂刀華―危機に集った黄金世代の学生騎士たちは、互いの牙を確かめ合い、未来へと想いを馳せる。だが、混沌の最中で放たれた大炎は、そんな彼らをも呑み込もうとしていた!新たなる輝きが時代の闇を打ち払う、苦難と試練の第16巻!!
『落第騎士の英雄譚(16)』より引用
未読のため、保留。
『落第騎士の英雄譚(17)』の感想
「―ならば倒すしかないのです!貴女が!この私を!!」刀華の魂に輝きを見出した天童は、九州全土を巻き込む災害級の伐刀絶技を発動した。その目的はただ一つ、自分を打倒せざるを得ない状況に刀華を追い込み、彼女を「祝福」―すなわち“覚醒”に導くこと!大勢の命が人質にとられた状況で、自らの限界を超えるため足掻く刀華。だが、その心は天童の圧倒的な強さに完全に敗北していて―一方、首都東京では海の向こうから迫る新たな脅威を察知。これに対応すべく、騎士連盟は戦力の総動員を開始する!かつて“落第騎士”と鎬を削ったものたち、その真価が試される激闘の第17巻!
『落第騎士の英雄譚(17)』より引用
未読のため、保留。
『落第騎士の英雄譚(18)』の感想
「貴方には誰も殺させないッ!!」“大炎”天童は討伐されたものの、いまだ首都東京は米軍の侵攻に対する防衛戦の只中にあった。日本側の主戦力“世界時計”新宮寺黒乃わもってしても対処しきれない米軍の圧倒的物量。だが土壇場での黒乃の決意と選択は過酷な運命を打ち破る契機となり、増援として駆け付けた一輝やステラ、刀華ら最精鋭の学生騎士たちは、状況を覆すべく戦場で刃を振るう。一方、かつて月影らが“解放軍”本拠地で遭遇した“超人”エイブラハムは“大教授”アイランズと共に不気味な策動を始めていて―!?世界の命運を決める最後の戦い、その始まりを告げる第18弾!
『落第騎士の英雄譚(18)』より引用
未読のため、保留。