【Charlotte】OP・EDが神曲でAngel Beats!の後継作でもある良作アニメ【感想】

星島てる
アニメ好きの20代。ライターで生活費を稼ぎながら、アニメ聖地の旅に出ている者です。アニメ作品の視聴数は600作品以上。

こんにちは、てるくんです。

今回は「Charlotte」の感想記事です。

https://twitter.com/terukun_dayo/status/1294641790432075778?s=20

Charlotteはkey原作の作品でP.A.WORKSが手掛けるkey作品の2作目です。

1作目は「Angel Beats!」でした。

https://terukun.blog/angelbeats/

Angel Beats!同様、アニメが作られてからゲームを制作しているため、実質アニメオリジナルのような作り方になっています。

Angel Beats!が神アニメだっただけにCharlotteも良作であるのは間違いなし、ということで視聴し始めました。

目次

Charlotteの世界観

Charlotteの設定がキマッてる

key作品は基本的に学園物語です。

今回のCharlotteは学園物語をベースとした能力バトル物です。

能力バトル物はやっぱり魅力がありますし、厨二病心をくすぐります。

それに終始星空がよく表現されていますが、その描写がとても綺麗です。

星空ってロマンがあってスケールがでかいことを予想させられます。

実際にCharlotteは中盤以降からスケールがデカくなるので、それはてるくん的にはポイント高めです。

やっぱりスケールがデカいアニメはなんだかんだで面白くなります。

Charlotteの登場人物

Charlotteの主な登場人物はネタバレを避けると5人に絞られてきます。星ノ海学園の生徒会に所属している4人と主人公の妹です。

主人公・乙坂有宇(CV.内山昂輝)

有宇は相手の体を5秒間乗っ取ることができる能力です。

ただ、物語が進んでいくとこの能力が間違いだったことが分かるのですが、これは一応伏せておきます。

その能力はアニメ界でも最強クラスなのでは?とネット上でも言われていますし、最強キャラクターランキングとかでも必ず名前が上がります。

ただ、体と心は普通の高校生ですので弱点は意外と多いです。

Charlotteでは主人公である有宇の成長がしっかりと表現されています。

ちなみに僕はキャラクターとして有宇が割と高評価です。

ヒロイン・友利奈緒(CV.佐倉綾音)

星ノ海学園の生徒会の生徒会長で、Charlotteのメインヒロインです。

能力は不可視で対象は1人だけですが、自分の姿を見えなくすることができます。

ほどんど感情を出すこともなく、恋愛感情もほとんど出してこないです。

Angel Beats!でいうとゆりみたいな立ち位置です。

ゆり同様、人間として芯が強いキャラクターであることは間違いありません。

てるくん

Charlotteの中では間違いなく人気No.1だと思いますが、その大きな要因は声質だと僕は思っています。

佐倉綾音さんの声質も奈緒の雰囲気にとてもよく合っています。

主人公の妹・乙坂歩未(CV.麻倉もも)

乙坂有宇の妹で、中学一年生です。

家では家事を懸命にこなす愛くるしい妹です。

お決まりですけど主人公の妹は大体めちゃくちゃ人気になります。

主人公の妹といったら?
  • 比企谷小町(俺ガイル)
  • 高坂桐乃(俺妹)
  • 桐ヶ谷直葉(SAO)←僕はリーファより直葉が好きです
  • 竈門禰豆子(鬼滅の刃)

こんな感じですね。

やっぱり妹キャラは男性視聴者にウケますよね。

僕も妹キャラが好きですし、Charlotteの歩未もお兄ちゃんに一途って感じで好感が持てます。

歩未は中盤で物語の中核を握るようになるので注目です。

真面目キャラ?・高城丈士郎(CV.水島大宇)

星ノ海学園の生徒会役員です。

瞬間移動の能力を持っていますが、自分でもコントロールできていないのが弱点です。

このビジュアルですから、生徒会の頭脳役なのかと思いきやめちゃくちゃアホです。笑

おそらくCharlotteのキャラクターで一番アホです。

高城はAngel Beats!の高松みたいなキャラクターです、というか上記のツイートでも言われていますがほとんど高松です。

Charlotteを振り返ってみると高城はシリアス展開がほぼゼロなのですが、その分コメディに貢献しているので、存在価値は十分あります。

音楽担当・西森柚咲(CV.内田真礼)

柚咲はロックバンドの「How-Low-Hello(通称ハロハロ)」のボーカルで超売れっ子のアイドルです。

能力は「口寄せ」ですが何を口寄せするのかはネタバレになりそうなので、一応伏せておきます。

この口寄せはバトルで用いられることはほとんどないですが、Charlotteのコメディに一役買っています。

そしてなんと言っても可愛いです。

内田真礼さんの声がキュートでいいんですよね。

ネット上の評価でも人気ですが、おそらく奈緒の方が人気はありそうです。

CharlotteのOP・ED

CharlotteのOP

CharlotteのOPはLiaさんの「Bravely you」です。(YouTubeで公式が公開していませんでした)

Angel Beats!同様にLiaさんが担当しています。

やっぱり麻枝准さんは天才ですね。脚本もすごいんですけどそれよりも音楽が素晴らしすぎます。

Bravely youも麻枝准さんらしく少し変わったテンポです。

特にサビに入る前のBメロで大きくメロディーが変わるのですが、ここは相当癖になります。

その際の映像の方も印象的で、このパートを見るためだけに僕はスキップすることなく毎回OPを視聴していました。

てるくん

個人的にはAngel Beats!のOPである「My Soul,Your Beats」よりも好きです。ネット上では圧倒的に「My Soul,Your Beats」の方が人気なのですが。

CharlotteのED

CharlotteのEDは多田葵さんの「灼け落ちない翼」です。(こちらもYouTubeで公式が公開していませんでした)

こちらもAngel Beats!同様に多田葵さんが担当しています。

てるくん

はい、この曲、完璧すぎます。

前奏、Aメロ、サビ、歌声全てが完璧で僕の好みを完璧に捉えています。

特にサビの盛り上げ方がめちゃくちゃ好みです。

以前から何度も言っていますが、電子音を使った美しいメロディーが大好きです。

「灼け落ちない翼」は終始「星空」をテーマにしたメロディーになっています。

ネット上ではOPよりも評価が高いようです。

Angel Beats!と比べてみると…

P.A.WORKSが手掛けるkey作品でアニメから制作がスタートしているAngel Beats!と比べられることが多いです。

麻枝准さんもAngel Beats!の反省を活かしたそうなのですが、どうなのでしょうか。

作画はめちゃくちゃ良くなった

Angel Beats!の作画はあまり評価が高くなかったです。

2010年に制作されていることを考えたらギリギリOKなラインだと思いますが、キャラクターの描写があまり評価が良くないことは否めません。

風景の描写は良かったと思います。

Charlotteは風景もキャラクターの描写も完璧です。

普通に作画としてレベルが高い部類だと思います。

キャラクターの描写もめちゃくちゃ良くなったことはもちろんですが、風景の表現も進化しています。

星空をテーマにしていることもあって綺麗に美しく表現されています。

音楽はAngel Beats!が強すぎた

Charlotteの曲は普通にいいです。

僕の体感としてはOPはAngel Beats!を上回っていて、EDはAngel Beats!と同等くらいだと思います。多分ネット上というか一般的にはOPはAngel Beats!、EDはCharlotteに軍配が上がるでしょうね。

しかし、Angel Beats!は挿入歌がめちゃくちゃ強いです。

ガルデモをしっかりプロモーションしたり、Lisaを起用していますし、「一番の宝物」のインパクトが強いです。

Charlotteはハロハロを十分に生かすことができなかったことが懸念点でしょうが、十分だと思います。

脚本はどっちつかず

ストーリーに関してはどっちもどっちなのかなという印象。

割と厳しい目線でいえばどちらも後半に詰め込んでいるのは否めません。

僕は別にいいと思っているのですが、批判したい人も出てくるのはしょうがないのかなと思っています。

ここからは僕の体感ですが、詰め込みすぎ問題についてはまだCharlotteの方がマシなのかなと。

Angel Beats!は個性的なキャラクターが多かったにもかかわらず、深いところまで切り込めていなかったのが、低評価となっていました。

Charlotteはこの反省を活かし、登場人物の人数を抑えて世界観を広げすぎないように配慮していた感じもあります。

やろうと思えば世界観を広げまくれる設定だったと思いますが、ここはちょうどいい切り上げ方だったと思います。

ただ、どっちが泣けるかと言われたら間違いなくAngel Beats!です。

そもそも世界観が終始切ないので、当然の結果とも言えるかもしれません。

CharlotteはAngel Beats!に比べたら安心して見ることができるので、そこはどっちもどっちと言えそうです。

てるくん

ちなみに今記事の冒頭の通り、なぜかCharlotteの方が泣けました。

Charlotteは最終回に詰め込みすぎだろという批判が多いですが、僕はこのストーリー展開で正解だと思っています。そもそも最終回を深く切り込む必要はないと思います。むしろあの世界を飛び回るシーンを全てカットしても十分成立すると考えています。

これについて解説すると今記事の趣旨が変わりすぎてしまうので我慢しておきますが、Charlotteはあまり深く考えずに見た方が楽しめます。そして作品を全て見終わった後にじっくり考えるようにした方が、その作品のいいところ・悪いところを様々な視点で見えるようになります。ネット上の低評価の記事を見ていても、感性が欠けていたり主観的な批判が多すぎですし、アニメを純粋に楽しむことができなくなっているのが良くわかります。

てるくん

アニメの感想記事はSEO的にまだまだ未開拓っぽいので、くだらない記事よりも上位に表示できるようにてるくんも頑張ります。

さいごに

それではCharlotteの魅力をまとめたいと思います。

Charlotteの魅力まとめ
  • 設定はさすがkey作品という感じで最高にかっこいい
  • ストーリーのテンポがいい
  • コメディ展開も面白い
  • OP・ ED共に神曲
  • Angel Beats!とクオリティは互角だが、やっぱりAngel Beats!の方がインパクトは大きかった
  • ラストシーンは感動します。

こんな感じですかね。

やっぱりラストシーンは感動します。

僕みたいに作品の中に感情移入するタイプの人は絶対泣きます。

僕はAngel Beats!ではなんとか泣かないようにしようと思って泣かなかったのですが、Charlotteはしっかり泣きにいきました。

それと2020秋から神様になった日が放送されます。

Angel Beats!、Charlotteに引き続いてP.A.WORKSが手掛けるkey作品の3作目です。

Charlotte同様に佐倉綾音さんがメインヒロインに抜擢されています。

key作品というだけでここまで注目させるのもすごいです。

ハンカチを準備してしっかり見届けましょう

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