今回はミニマリストのデビットカード事情について説明していく。
結論として僕は「デビット機能付きのキャッシュカードで十分」だと思っている。そのため、デビット機能付きのキャッシュカードを提供している銀行口座を利用することが必須となる。
また、デビットカードは基本的に必要ないと思っているが、それはまた後で解説していく。
本記事では僕の体験談も含め、デビットカードのメリットやクレジットカードとの兼ね合いについて説明していく。
デビットカードとは?
そもそもデビットカードとはなんだろうか?
デビットカードはクレジットカードのように支払うことができながら、即時払いできるカードのことだ。現金感覚でカードを使うことができるのが特徴となっている。
メリット①:使いすぎを防げる
デビットカードのメリットとして使いすぎを防げることが挙げられる。
クレジットカードの場合、後払いなので「全然大丈夫じゃん!」と思ってしまう。そしたらいつの間にか使いすぎていた…、ということがよくある。
デビットカードであれば、銀行口座にお金がないと利用することができない。そのため、使いすぎを事前に防ぐことができるのだ。
メリット②:高校生でも取得できる
銀行口座と結びつけた即時払いのため、デビットカードは高校生でも取得できる。キャッシュカードを持つことと同義だからだ。
クレジットカードの場合は借金をすることになるので、高校生での取得はできない。だが、デビットカードなら高校生でも取得できる。カード払いでのみ対応しているサービスを高校生が利用する際に、デビットカードは重宝される。
デメリット①:ポイント還元率は低い
しかし、即時払いだからなのか、ポイント還元率はとても小さい。基本的には0.5%、多くても1%、キャンペーンやコラボで2%ぐらいが良いところだ。
ポイント還元率を重視するのであれば、デビットカードはあまりオススメできない。だが、デビットカードであれば使いすぎを防ぐことができるので、結果的に節約になる可能性もある。
デメリット②:実績を積めない
クレジットカードのゴールドやプラチナのようなものが、デビットカードにはない。つまりグレードが存在していないのだ。
一応グレードが存在しているデビットカードもあるが、ゴールドカードほどの特典がついているわけではない。
せっかくカードを利用するのであればグレードを高めていきたいところだろう。グレードを重視したい人にデビットカードはオススメできない。
僕が利用しているデビットカード2枚
ここでは僕が利用しているデビットカードを2枚紹介していく。どちらも使い勝手が良いので、ミニマリストの皆さんにオススメだ。
1枚目:PayPay銀行 Visaデビットカード
1枚目はPayPay銀行のVisaデビットカードだ。PayPay銀行のキャッシュカードと一体型になっているので、お金を引き出すこともできるし、デビット決済することも可能である。
特にPayPay銀行の場合、PayPayとの親和性が非常に高い。PayPayへのチャージはもちろんのこと、PayPayからPayPay銀行口座に送金する際にも手数料が発生しないのだ!
ただ、ATMの引き出しが月1回までしか無料にならないのと、ポイント還元がないことが欠点だ。だが、キャッシュレス決済をしたいのであればPayPay銀行のVisaデビットカードはオススメのカードといえる。
ミニマリストにピッタリなシンプルなデザインなのも嬉しい。
2枚目:ミライノデビット(Visa)
2枚目はミライノデビット(Visa)だ。これは住信SBIネット銀行のキャッシュカードと一体となっているデビットカードだ。
ネット銀行の中でも住信SBIネット銀行はATMの引き出しの無料回数が多いのが特徴。クレジットカードのミライノカードと組み合わせると5回まで無料になる。現金もそれなりに使っていきたい人にオススメだ。
ポイント還元率が0.6%あるのも良い。
ちなみにミライノデビットにはMastercardブランド版もある。こちらはポイント還元率が0.8%となっている。また、年会費11,000円を払えばプラチナランクのデビットカードとなり、ポイント還元率が1.0%となる。こちらもぜひ検討してみてほしい。
Mastercardブランド版の方が圧倒的にお得なのだが、カードのデザインが個人的に気に入らなかったので、僕はVisa版を利用している。とにかくお得を追求したいのであれば、Mastercard版の方がオススメだ。
クレジットカードとの兼ね合いは?
デビットカードを持ってみると感じるのは「クレジットカードとどうやって使い分ければいいのか」ということだ。
正直なところ、僕はデビットカードを一切使用していない。オンラインではクレジットカードだし、店頭ではバーコード決済とクレジットカードの電子マネーで決済している。
なぜならクレジットカードの方がミニマリスト向きだからだ。
クレジットカードの方が便利!
クレジットカードの最大の利点は、月額の出費がまとめて1回で引き落とされるところにある。つまり、月の生活費をひと目で大体把握することが可能なのだ。
そしてクレジットカードの方が対応力が高い。現状では最強の決済方法といっても過言ではないだろう。
ネットショッピングだと、たまにデビットカードが使えない時がある。だが、クレジットカードは確実に利用することが可能だ。
記事冒頭でも述べた通り、デビットカードは基本的に必要なく、バーコード決済とクレジットカードで決済するのがスマートだと思う。
まとめ
それでは本記事をまとめていく。
- デビット機能付きのキャッシュカードがオススメ
- PayPay銀行と住信SBIネット銀行のキャッシュカードが有能
- でも基本はクレジットの方が便利
また、数多くのミニマリストがオススメしている楽天銀行デビットカードもポイント還元率が1%なのでオススメだ。ただ、僕は自分の生活範囲から徹底的に楽天を排除しているので利用していないが…。