デカダンス評価:感想→2020年夏クールじゃなかったら間違いなく覇権。

星島てる
アニメ好きの20代。ライターで生活費を稼ぎながら、アニメ聖地の旅に出ている者です。アニメ作品の視聴数は600作品以上。
てるくん

こんにちは、てるくんです。今回は「デカダンス」の個人的な感想と評価を述べていきます。

「デカダンス」は2020年夏に放送されました。

そして、「デカダンス」は有名なクリエイターが制作するということもあって放送前から期待されていました。

そして期待通りのクオリティで多くのアニメオタクから高評価を獲得。

そんな「デカダンス」の魅力ポイントはこちらです。

「デカダンス」の魅力まとめ
  • 「デカダンス」はクオリティがヤバすぎた
  • 「デカダンス」は世界観が素晴らしい
  • 音楽が「デカダンス」の魅力を引き立てる

こんな感じです。

それでは詳しく紹介していきます。

目次

「デカダンス」はクオリティがヤバすぎる

デカダンスはクオリティがヤバすぎました。

有名クリエイターの技術力が光ってます。

圧倒的な作画力

「デカダンス」のアニメーション制作会社は「NUT」です。

「NUT」といえば「幼女戦記」のめちゃくちゃカッコいい作画で有名ですね。

https://terukun.blog/youjosenki/

そして「デカダンス」でも素晴らしい作画を見せてくれます。

  • 「AKIRA」を彷彿とさせるような細かい作画の配慮
  • 「幼女戦記」同様に戦闘シーンが神
  • キャラデザは独特だけれども動きが滑らか

こんな感じです。。。

正直、アニメーションのクオリティが高すぎてそれだけで満足してしまうレベル。

激戦の2020年夏クールの中でもトップクラスの作画だったと断言できます。

ちなみに僕は2020年夏アニメランキングで「デカダンス」を3位に入れています。

https://terukun.blog/2020summer-ranking/

序盤で一気に引き込まれるストーリー構成

「デカダンス」はストーリー構成も話題になりました。

  • 序盤で予想を大きく上回る怒涛の展開
  • 「デカダンス」の世界観ならではの切ないストーリー
  • 文句なしに完璧すぎるラスト

第2話で「デカダンス」のワールドに一気に引き込まれます。

アニメオリジナルということもあって序盤から気合を入れて視聴者の囲い込みをしていますね。

てるくん

僕も第2話を見て衝撃的でした。

そして完璧なラストで短い1クールを上質なストーリーにしました。

ビジネス的に考えてみたら2期を考慮して制作してもいいでしょう。

しかし、1クール限りということでマジでクオリティを追求していた印象。

大満足のストーリーです。

「デカダンス」の設定が斬新

「デカダンス」の設定はかなり斬新です。

同じような世界観のアニメは他に聞いたことないですね(無知なだけかもしれませんが)。

世界観が美しく壮大

「デカダンス」は世界観が美しいです。

基本的に人間たちの最後の砦である「デカダンス」を中心にストーリーは展開されます。

てるくん

人間の最後の砦である「デカダンス」がタイトルになっていますね。

しかし、なんなんでしょうね。

基本的に「デカダンス」の周りでしかストーリーが進んでいないはずなのに、世界観が壮大に感じるのです。

これは背景の美しさが一つの理由でしょう。

「デカダンス」の世界はほとんどの人間が死亡している世紀末のように荒れ果ててます。

その世界を「NUT」は妥協することなく表現しています。

これが壮大な世界観につながっているのでしょう。

キャラクターの個性も強い

「デカダンス」は強力な個性をもったキャラクターが多く登場します。

ここでは主人公とヒロインを紹介します。

主人公・カブラギ(CV.小西克幸)

「デカダンス」主人公のカブラギです。

https://twitter.com/decadence_anime/status/1306579110815121408?s=20

見た目は冴えないおっさんですが、相当の実力者。

間違いなく「デカダンス」の中で最強クラスです。

性格は基本的にクールです(このツイートでは色んな表情がまとめられていますが)。

これから紹介するナツメとは真逆の性格です。

ヒロイン・ナツメ(CV.楠木ともり)

「デカダンス」のヒロイン、ナツメです。

https://twitter.com/decadence_anime/status/1299657201515024385?s=20

一見普通の女の子ですが、物語の鍵を握る重要なキャラクターです。

ナツメはカブラギとは真逆でおっちょこちょいで感性豊かな女の子です。

「NUT」が高いクオリティでナツメを表現していることもあって、人間に近い感情を出しますね。いいキャラクターです。

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これはだいぶ個人的ですけど、「超電磁砲」の佐天さんに声が似ていたので好きになれました。

https://terukun.blog/railgun/

ちなみにナツメの声優は楠木ともりさんなので、全く違いますよ。笑

楠木ともりさんは最近最も注目されている若手声優の一人ですね。歌が上手くて容姿も可愛らしいので、色んなメディアで活躍しそうです。

同じ2020年夏クールの「魔王学院」のミーシャを担当していました。しかも、EDの主題歌に抜擢。ED曲の「ハミダシモノ」は令和2年アニソン大賞の新人賞にノミネートされました。

https://terukun.blog/maohgakuin/

「デカダンス」のOP・ED

「デカダンス」のOP

「デカダンス」のOPは鈴木このみさんの「Theater of Life」です。

現在のアニソン女王の一人として数えられる鈴木このみさんがOPを担当しています。

やっぱりKADOKAWAグループのアニメで主題歌を担当することが多いですね。

そして「Theater of Life」ですが流石鈴木このみさん、めちゃくちゃカッコいいです。

歌詞もメロディーも完璧。作詞作曲は若手のクリエイターが担当しているそうです。

鈴木このみさんといえばノゲノラの「This game」

現在ではアニソン界の超名曲として君臨しています。イントロから鳥肌立ちますね。

https://terukun.blog/nogera/

「デカダンス」のED

「デカダンス」のEDは伊東歌詞太郎「記憶の箱舟」です。

あの鈴木このみさんのOPよりEDの方が個人的に好きです。

伊東歌詞太郎さんが作詞作曲していますね。ニコニコ動画出身のネット発の歌い手です。

「デカダンス」の切ない側面をまんま歌にしています。初めて聞いたときはその美しさに衝撃を受けました。

メロディーもそうだけど特に歌詞です。歌詞がとても美しい。

伊東歌詞太郎さんはこれからも注目していきたいアーティストです。

「デカダンス」の評価は?

「デカダンス」の評価は以下の通りです。

作画
世界観・設定
ストーリー
演出
キャラ
音楽

全体的に高評価です。特に作画と世界観・設定は文句なしの満点です。

それ以外の要素は普通に良質だったので星4としました。

2020年夏クールじゃなかったら覇権をとってもおかしくなかったです。

多分2020年冬クールとかだったら覇権だったかも。

©DECA-DENCE PROJECT

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