ミニマリスト

ミニマリストの語源とは?【リーマンショックがきっかけだった?】

今回はミニマリストの語源について語っていく。

ミニマリストは物を持たないイメージがあると思うが、どのような経緯でミニマリストという言葉が生まれたのだろうか。

僕なりの考察を交えながら解説していこうと思う。

ミニマリスト=”ミニマル”な人

ミニマリストは英語で表記すると「minimalist」となる。つまり「minimal」に「-ist」という接尾辞ということになるわけだ。ちなみに「minimal」とは「できる限りわずか」という意味である。

これを日本語で直訳するなら「できる限りわずかな人」、分かりやすくいうなら「最小限の暮らしをする人」ということになるだろう。これがミニマリストである。

ちなみに「minimal」と「minimum」は全く意味が違う。「minimum」とは最小限の絶対量のことを指す。つまり「ミニマムな人」になってしまうと、原始人のような生活をする人という印象になってしまう。

正しくは「ミニマルな人」だ。できる限りものを少なくした生活をする人のことをミニマリストという。

ミニマリズムは1960年代に生まれた概念

1960年代からミニマリズムという表現が広まった。これは音楽やファッションにおいて装飾を徹底的に省いた表現のことだ。

ミニマリズムを取り入れた音楽のことをミニマル・ミュージック、ミニマリズムを取り入れたファッションをミニマル・ルック、ミニマリズムを取り入れた美術のことをミニマル・アートと呼ぶ。

ここ最近登場したかのように思えるミニマリズムだが、コンテンツ制作においては60年以上前からミニマリズムは浸透していたのだ。

ミニマリストの始まりはリーマンショック?

では、ミニマリズムを掲げた人たちが増えてきたのはいつ頃なのだろうか。僕の考察だが、2008年のリーマンショック以降だと思われる。

一応補足説明するが、リーマンショックとはアメリカの大手金融会社のリーマン・ブラザーズが倒産したことによる金融危機のことだ。

リーマンショックまでは大量消費・大量生産が世界を支配しており、物を所有することが付加価値を生むと考えられてきた。しかし、リーマンショックによって富裕層の多くが転落することになる。

その様を見た良識者は、「モノを持つことには意味がない」と判断し、多くの良識者が物を捨てるようになった。本当に高品質のものだけを所有するようになったのだ。これがミニマリストの始まりだと僕は思う。

従来のお金持ちといえばとにかく派手な格好をするイメージだと思うが、現在のお金持ちのほとんどは非常にシンプルな服装をしている。

実感が湧かない人はシリコンバレーのトップ企業の経営者について調べるといいだろう。

ミニマリストにハイブランドは必要ない【ミドルブランドの価値は0】ミニマリストのハイブランド事情について説明した記事です。結論から言うと、ミニマリストにはハイブランドは必要ありません。もっというとミドルブランドの価値は0です。その根拠を説明していきます。気になる方はぜひご一読を。...

まとめ

それでは本記事をまとめていく。

  • ミニマリストは「ミニマルな人」
  • ミニマリズムは1960年代から登場
  • ミニマリストはリーマンショックをきっかけに誕生

ミニマルとミニマムの意味の違いには要注意だ。

それと、ミニマリストの語源を知っておくと、考え方が少し変わってくると思う。本記事だけでなく、様々な目線でミニマリストの語源や歴史を考察してみるといいだろう。

『2021年のアニメ論』を出版しました

2021年のアニメ論

当ブログでは我慢できず、ついにKindle出版してしまった。タイトルは『2021年のアニメ論』。2021年に公開されたアニメから、僕が感じたことを文字にしてみた。

価格は100円。そしてKindle Unlimitedに登録しているので、加入者は無料で読める

僕の視点から見た世界『2021年のアニメ論』を、ぜひ最後まで読んでみてほしい。