ANEMONE/交響詩編エウレカセブン ハイエボリューション 評価:感想

今回は『ANEMONE/交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション(以下、ANEMONE)』について語っていく。ハイエボリューション第1作目の『交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション1』が2017年に公開され、2018年に『ANEMONE』が公開される。

アニメ制作は『ハイエボリューション1』に引き続き、ボンズが担当している。

目次

『ANEMONE』の感想

ネタバレするので未視聴の方にはオススメしません!

感想①:今までで一番面白いアプローチ

『ANEMONE』は今までの『エウレカセブン』シリーズとは一線を画す。
従来の作品は、TVアニメ『交響詩編エウレカセブン』のハッピーなストーリーが根底にあった。『交響詩編エウレカセブン ポケットが虹でいっぱい』では、TVアニメの世界が神話扱いされていた。また、『エウレカセブンAO』も”TVアニメの世界が真の世界”みたいな扱いをされていた。

だが、『ANEMONE』のアプローチは異なる。本来、交響詩編で描かれるはずだった世界を壊してしまった(レントンを殺すことで)がために、エウレカ(CV.名塚佳織)が暴走することに。そして最終的には、『ANEMONE』の世界が交響詩編の世界を取り込む形になって、物語が終了するのだ。

何よりも、この重要な役割をアネモネ(CV.小清水亜美)に任せた制作陣の発想が凄い。

感想②:アネモネがめちゃくちゃ可愛い

今回のアネモネは、交響詩編とは全く関係のないアネモネだ。だからなのか、性格がずいぶん異なる。「もしもアネモネが普通の女の子だったら」をテーマにしている気がする。交響詩編では色々と改造されてたからね。

だからなのか、アネモネが終始可愛い。大人びたアネモネもいいが、幼少期のアネモネも良かった。幼少期のアネモネは3DCGで描かれていたのだけれど、手描きと遜色がないぐらい3DCGのクオリティが高かったことに驚いた。

というか、通常時は手描き、幼少期は3DCGという明確な違いを作ったセンスが良い。挿入歌の『Ballet Mécanique』も相まって、幼少期の思い出感がすごくよく演出されていたと思う。

『ANEMONE』の評価

作画85点
世界観・設定85点
ストーリー83点
演出80点
キャラ80点
音楽80点

作画

作画はめちゃくちゃ良い。板野サーカス(ロボットの戦闘シーン)はもちろんのこと、3DCGのシーンも良かった。

世界観・設定

今回のアプローチはすごい。次作への布石も準備している。

ストーリー

全体的なストーリーも良かった。なんだかんだでしっかり引き込まれた。

演出

演出もオシャレ。アネモネがエウレカの腕を掴み取るシーンはセンスありすぎ。

キャラ

アネモネがとにかく可愛い。

音楽

挿入歌の『Ballet Mécanique』が良かった。てかこれはヤバい。

さいごに

『ANEMONE』の”超融合”を果たした世界の10年後を描いたのが『EUREKA/交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション』だ。『ANEMONE』は映画館で鑑賞することができなかったが、『EUREKA』は映画館で見ることができる。とても楽しみだ。

視聴後はいつも通り、感想を記事にしてみようと思う。→記事にしました!

https://terukun.blog/eureka-hievo3/
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