今回は『劇場版 Free!-Road to the World-夢』について語っていく。『Free!3期』が2018年夏クールに放送されたあと、2019年7月に『Free!-Road to the World-夢』が公開される。アニメ制作は京都アニメーションとアニメーションDoが担当した。
『Free!-Road to the World-夢』の感想
『Free!-Road to the World- 夢』は『Free!3期』の総集編的な作品だった。そして今までの総集編と比べても、新規カットの割合が大きかった。特に、『Free!3期』ではあまり語られなかった岩鳶高校サイドのストーリーが大幅に追加された。
そもそも、葉月渚(CV.代永翼)と竜ヶ崎怜(CV.平川大輔)はなんだかんだで全国大会出場を決めている。これは相当凄いことのはずだったのだ。ユーモアのある日常シーンを追加しながら、岩鳶高校水泳部のエピソードがしっかり追加された。
また、僕は『Free!3期』を視聴していた時に、「全日本選抜の結果は総集編で分かるのかな〜」と思っていた。だが、『Free!-Road to the World- 夢』でも結果はお預けだった。七瀬遥(CV.島崎信長)の世界大会出場が決めるかどうかは、『Free!FS』を視聴しないと分からないっぽい。これはこれでとても楽しみだ。
『Free!-Road to the World-夢』の評価
作画 | 90点 |
世界観・設定 | 85点 |
ストーリー | 80点 |
演出 | 80点 |
キャラ | 80点 |
音楽 | 75点 |
作画
相変わらずの京アニクオリティ。新規カットも妥協されていなかった。
世界観・設定
「『Free!3期』ではカバーしきれなかったエピソードを追加する」というテーマ性だったように思える。
ストーリー
新規カットの部分がユーモアだった。ファンにとってはかなり嬉しいだろう。今までの総集編と比べても、新規カットの割合が大きかった。
演出
総集編での編集が非常に上手い。ただ、『Free!3期』を視聴していることが前提にある感じではある。
キャラ
『Free!3期』では語りきれなかった部分が深掘りされた。新キャラの金城楓(CV.小野大輔)やアルベルト・ヴォーランデル(CV.JEFF MANNING)の背景が少しだけ分かった気がする。
音楽
音楽はいつも通り。OPの『Blue Destination』の方が好み。
さいごに
今までの総集編の中でも、『Free!-Road to the World-夢』はファンサービスが強い総集編だった。ファンにとっては嬉しい限りだろう。
そしてついに次作の『Free!FS』で最終章がスタートする。世界大会編が描かれるのだろう。遥や松岡凛(CV.宮野真守)がどこに辿り着くのか、見届けたいと思う。
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