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フルーツバスケット 2nd season(フルバ2期)評価:感想

フルーツバスケット2期

今回は『フルーツバスケット 2nd season(以下、フルバ2期)』について語っていく。『フルバ2期』は2020年春クールから2クールにかけて放送された。アニメ制作会社はトムス・エンタテインメントが担当している。

フルーツバスケット 1st season(フルバ1期)評価:感想→温かい物語『フルーツバスケット 1st season』について語った記事です。ネタバレしていないので『フルバ1期』を未視聴の方にもオススメです。サクッと1分で読めます。気になる方は是非ご一読を。...

『フルバ2期』の感想

ネタバレしているので、未視聴の方は気をつけてください。

感想①:ラブコメ展開が熱い!

『フルバ1期』と比べると、ラブコメ展開が一気に加速した気がする。

まずは主人公の本田透(CV.石見舞菜香)だ。少年漫画のラブコメだったら草摩由希(CV.島崎信長)と付き合うのが王道だろう。しかし、透が想いを寄せるようになったのは草摩夾(CV.内田雄馬)だった。もちろん、今後どうなるかは分からない。だが、展開を見ても由希ルートにいくビジョンが見えてこない。

元々、由希は”孤独”という心の闇を抱えていた。しかし、新生徒会メンバーの登場によって、その心の闇が払拭されようとしている。そもそも、由希の周辺にだけ新キャラクターを多く投下しているのが怪しい。それは由希が恋愛的に負けても、ちゃんとした居場所を手に入れられるようにするためではないだろうか。

どちらにせよ、最終章(フルバ3期)でラブコメ展開にも決着がつくはずだ。僕は少女漫画の経験値がないので、新鮮な気持ちでストーリーを楽しむことができている。ここからどのように恋愛展開されていくのかが楽しみだ。

感想②:草摩慊人がどうなるのか

『フルバ2期』になってついに、十二支が全員登場した。十二支の人間関係も大方見えてきた感じだ。そしてラスボス?的な存在である、草摩家当主の草摩慊人(CV.坂本真綾)の秘密も明らかになった。

実は慊人は、十二支ではなく”神”という存在で、十二支と”強い絆”で結ばれているのだ。この強い絆が作中で言う”動物になる呪い”に相当する。そしてなんと、慊人は女の子だった。今まで男の子だと思っていたが、女の子なのであれば、物語の根本部分が大きく変わってくる気がする。というか、慊人が女の子であることを十二支のみんなは知っているのだろうか。

どちらにせよ、この展開は非常に面白い。少女漫画ってひたすらBL展開するのものだと思っていたけど、『フルバ』の場合、全然そんなことがない。慊人の心の闇を救い出すのはやっぱり透なのだろうか…。それとも由希かな。

感想③:親がとにかく酷い

『フルバ』に登場するキャラのほとんどが、心の闇を抱えている。そしてその原因の多くは、親の身勝手によるものだった。やはり、精神的に弱い部分というのは幼少期の時に形成されるのだろう。幼少期の子供たちからしたら、”親が全て”だと言っても過言ではない。親にしか頼ることができないのに、その親から罵声を浴びせられる。これで精神がおかしくならないわけがない。

特に『フルバ』に登場する草摩家の場合、十二支の子供が生まれたら、その両親に多額のお金がもらえるっぽい。それで子供を明け渡し、親は豪遊するみたいなケースがほとんどのようだ。これはあまりにも酷すぎる。

しかし、由希や夾を始め、十二支の子供たちは、そんな親から独立するために懸命に生き続ける。その姿が『フルバ2期』の真骨頂なのだろう。
十二支の子供たちは自分の不運を、十二支の呪いや親のせいにしている。そうではなく、自分の力で人生を切り開いていく必要があるのだ。その過程を『フルバ』は、少年少女の成長物語に見立てている。

『フルバ2期』の終盤では、由希が一歩リードしていて、心の成長が窺えるようになってきた。『フルバ3期』でどのような展開になるのかが楽しみだ。

『フルバ2期』の評価

作画70点
世界観・設定70点
ストーリー70点
演出70点
キャラ70点
音楽70点

作画

終始安定していた作画だった。それと、背景が綺麗に描写されていたのが印象的だ。

世界観・設定

十二支の世界観が掴めてきたので、段々面白く感じてきた。また、人間関係も群像劇みたいになっていたので、飽きることがなかった。

ストーリー

『フルバ1期』の時は退屈だったストーリー。しかし『フルバ2期』になると段々と終わりが近づいている感じが伝わってくる。どのようなラストを迎えるのか、今となっては非常に楽しみだ。

演出

シリアスシーンの演出は普通。どちらかと言うと、コメディシーンの演出が面白く感じられた。これは単純に、『フルバ』の視聴時間が長くなり、作品にのめり込むことができるようになったのがデカいかも。

キャラ

4クールも見ていると、流石に感情移入してくるようになって愛着が出てくる。

音楽

OP・EDの音楽はとても力が入っている印象。女性が好きそうなメロディーだ。

さいごに

やっと『フルバ2期』を視聴することができた…。これで4クール分視聴していることになる。しかし今となっては、『フルバ』のストーリーが気になりまくっている状態なので、『フルバ3期』はすんなり見れると思う。どんなストーリー展開になるのか、そして透、由希、夾がどのような選択を取るのか、非常に興味深い。

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