女子高生が戦車に乗るという奇抜な設定で話題になった『ガールズ&パンツァー(以下、ガルパン)』。そんな『ガルパン』の聖地は茨城県大洗町にある。
ということで、実際に『ガルパン』で聖地巡礼してみた。本記事では僕が撮影した写真と共に、ガルパンの聖地スポットを一挙紹介していく。
『ガルパン』の聖地スポットを紹介!
大洗町は『ガルパン』の聖地巡礼にかなり力を入れていて、町が一体となって『ガルパン』を推しまくっている。その影響もあって、数多くの聖地スポットが誕生している。
『ガルパン』聖地巡礼の出発点!「大洗駅」
まずは大洗駅。『ガルパン』の聖地巡礼のスタート地点ともいえる場所だ。ここで早速、『ガルパン』のキャラがお出迎えしてくれる。
五十嵐華が提供するみつだんご「味の店たかはし」
大洗名物のみつだんごが提供されている「味の店たかはし」。1本60円で、甘トロなみつだんごを頂ける。
「味の店たかはし」は、作中に登場していないので、正確にいうと聖地ではない。だが、商店街のプロモーションの一環で五十鈴華のキャラクターパネルが設置されているのと、みつだんごが普通に美味しいことで、聖地巡礼に欠かせないスポットとなった。
アリクイさんチームが食べた串カツを「ウスヤ肉店」
商店街の中にある精肉店の「ウスヤ肉店」。聖地巡礼に訪れたファンのために、串カツを提供してくれる。こちらも「味の店たかはし」と同様に、作中に登場しているわけではないけれど、聖地巡礼に欠かせないスポットだ。
「ウスヤ肉店」では、アリクイさんチームが食べていた串カツが提供されている。これがめちゃくちゃ美味しい。店内や休憩所には、『ガルパン』グッズや、ももがーのイラストがズラッと並んでいる。
戦車で破壊される旅館でお馴染みの…「肴屋本店」
『ガルパン』の世界の中では、戦車に店舗が破壊されると、注目度が高まって売り上げが上がる設定がある。そんな中、作中で何度も破壊された旅館のモデルがある。それが『肴屋本店』だ。
店前でダー様がお出迎えしてくれる。
ちなみに『肴屋本店』には、ガルパン応援プランと呼ばれる宿泊プランが用意されていて、限定のレアアイテムが手に入るらしい。
『劇場版ガルパン』で綺麗に吹き飛んだ「大洗シーサイドホテル」
『劇場版ガルパン』で思いっきり破壊されたことで話題になった大洗シーサイドホテル。その名残りで、壁に砲撃の跡が残されている。
神磯の鳥居が超有名!「大洗磯前神社」
『ガルパン』に関係なく、大洗町の観光スポットでもある大洗磯前神社。日の出の神磯の鳥居がめちゃくちゃ優雅。
絵馬には、『ガルパン』のイラストが並んでいる。
ガルパン休憩所で一休み「旅館いそや」
大洗磯前神社のすぐそばにある「旅館いそや」。冬の時期になると大洗名物のあんこう鍋がいただける。
それと、聖地巡礼しているファンのために、休憩所が設置されていて、『ガルパン』関連グッズが展示されている。僕が訪れたときは、なぜか開いてなかったので、入れなかった…。
サイクリングが最高すぎるスポット「大洗海岸」
作中で戦車が海岸が走っているシーンがあったと思うけど、その舞台が大洗海岸だ。サイクリングで走っていると、とにかく爽快な気分になれる。
エキシビションマッチで有名な「アクアワールド茨城県大洗水族館」
『劇場版ガルパン』のエキシビションマッチの決着がついた場所。その舞台がアクアワールド茨城県大洗水族館だ。
ちょろっと水族館に寄るのもアリ。
大洗のランドマーク!「大洗マリンタワー」
『ガルパン』の背景で度々登場する大洗マリンタワー。1階にはガルパングッズなどが販売されている。
紅茶で一休みしませんか?「ガルパン喫茶 PANZER VOR」
大洗マリンタワーの2階には、ガルパン喫茶 PANZER VORが営業されている。もちろん、ガルパン関連グッズだらけ。メニューには『ガルパン』由来の料理が揃っている。
僕はダージリンを注文。これで600円なので中々安い。
戦車が走ったアウトレットパーク「大洗シーサイドステーション」
『ガルパン』のTVアニメでの聖グロリアーナ女学院戦で登場したショッピングモール。この中を戦車で走っていたと思うと、中々危ないな…。
大洗シーサイドステーションの1階にある「大洗まいわい市場」の前には、ガルパンの痛車が常に設置されている。
ガルパングッズが勢揃い!「ガルパンギャラリー」
大洗シーサイドステーションの2階には、ガルパングッズが販売されている「ガルパンギャラリー」が営業されている。大半のガルパングッズが購入できそうなぐらい、品揃えが豊富だ。
『ガルパン』に登場する大浴場のモデル「潮騒の湯」
『ガルパン』で登場する温泉のモデルとなっているのが「潮騒の湯」。海が見える露天風呂が楽しめる。
『ガルパン』とは関係ないけど訪れたい「めんたいパーク」
聖地ではないのだけれど、大洗に来たらぜひ寄ってみてほしい場所が「大洗めんたいパーク」だ。明太子の工場見学が無料で、フードコートには明太子をふんだんに使った料理が提供されている。
【上級者向け】キャラクターパネルをコンプする
先ほどまで紹介した聖地を回っておけば、基本的には『ガルパン』の聖地巡礼を十分楽しめると思う。しかし、『ガルパン』の聖地巡礼には上級者向けのプランが用意されている。それがキャラクターパネル巡りだ。
大洗観光協会が、『ガルパン』に登場するキャラクターの等身大パネルを街中に設置しまくっている。その数はなんと、70種類以上。
それだけでなく、戦車のパネルも設置されている。これを合わせると100以上のスポットがあるかも…。
大洗観光協会がGoogleマップを作成しているので、そちらを参照してほしい。
キャラパネルの写真をちょろっと公開!
僕も少しだけキャラパネルを撮影したので、公開してみる。
『ガルパン』の聖地巡礼のおすすめルート(日帰り)
実際に『ガルパン』の聖地巡礼を実施し、1週間大洗に滞在していた僕が、『ガルパン』の聖地巡礼のおすすめルート(日帰り)を考えてみた。
- 大洗駅
- 味の店たかはし
- ウスヤ肉店
- 割烹旅館 肴屋本店
- 大洗シーサイドホテル
- 大洗磯前神社
- いそや
- 大洗海岸
- アクアワールド茨城県大洗水族館
- 大洗マリンタワー
- ガルパン喫茶 PANZER VOR
- 大洗シーサイドステーション
- 大洗ガルパンギャラリー
- 潮騒の湯
重要な点は、大洗駅で必ずレンタサイクルを借りるようにすることだ。これだけで行動範囲が大きく広がる。1日1,000円の料金がかかるけれども、移動時間の短縮を考えると、自転車がベストな移動手段だと思う。
さいごに
数あるアニメ聖地の中でも、大洗町の『ガルパン』の盛り上がりは凄まじいものがあった。特に商店街の力の入れ方は尋常ではなく、そこらじゅうにガルパングッズが並べられている。ここまで聖地巡礼に振り切っている地域は、他にはないだろう。
そして大洗はグルメが充実しているのも良い点だ。『ガルパン』の聖地巡礼のついでに、海の幸を楽しむのもいい。冬場だったら、あんこう鍋をいただくのもいいだろう。
それに大洗は、都心からのアクセスも良い。みなさんもぜひ、『ガルパン』の聖地・大洗に訪れてみてほしい。
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