【ヒロアカOVA第1弾(救え!救助訓練!)感想】ファンは何を求める?

ヒロアカOVA第1弾
星島てる
アニメ好きの20代。ライターで生活費を稼ぎながら、アニメ聖地の旅に出ている者です。アニメ作品の視聴数は600作品以上。

今回は『僕のヒーローアカデミア』のOVA『救え!救助訓練!』(以下、ヒロアカOVA第1弾)について語っていく。

『ヒロアカ』は堀越耕平による漫画(週刊少年ジャンプ)が原作で、2016年春クールにTVアニメ1期、2017年春クールにTVアニメ2期が放送された。

今回のテーマである『ヒロアカOVA第1弾』は、時系列的にはTVアニメ1期終盤のUSJ襲撃事件編の後日談となっている。

アニメ制作はボンズが担当した。

目次

『ヒロアカOVA第1弾』の評価

※ネタバレ注意!

作画80点
世界観・設定・企画80点
ストーリー80点
演出80点
キャラ83点
音楽75点
※個人的な評価です

作画

OVAだからといって、作画のクオリティーが劇的に変化したわけではなかった。強いて言うなら、日常シーンの動きがちょっと良かったように思う。

世界観・設定・企画

コメディ特化かと思いきや、戦闘シーンは意外にシリアスな要素も強かった。とはいえ、ヴィランの正体はオールマイトなのはバレバレだったし、そう考えれば、全体としてはコメディーだったと思う。

ストーリー

OVAらしいストーリーに仕上がっていた。20分ぐらいの尺でよくおさまっていると思う。またサンディスク的な要素が強いので、人気キャラがちゃんと活躍していた。

演出

演出は特に印象に残っていない

強いて言うなら、お茶子が出久との距離を詰めるシーンの動きが良かった。

キャラ

1年A組のキャラがまんべんなく活躍していたと思う。個人的には、轟の扱いが雑だったのが面白かった。

音楽

主題歌はなし。せっかくのOVAだから主題歌とかキャラソンとかやってもよかったんじゃないかなぁとは思った。

『ヒロアカOVA第1弾』のOVA

※ネタバレ注意!

ファンが何を求めているのか

一般的にOVAは、ファンディスク的な要素が極めて強く、ヒロアカも例外ではなかった。 USJ襲撃事件編で活躍していたキャラを筆頭に、それぞれのキャラで見せ場が作られていたように思う。

個人的には、クラス最強の轟が雑な扱いを受けていたのがおもしろかった。あと、粘着キャラが大活躍してくれたおかげで、女性キャラのエッチなシーンが多く見られたのもよかった。そう考えると、やつはとても便利なキャラだ。

桜綾乃ボイスって感じのお茶子もかわいいし、帰るには変な魅力が感じられた。

改めてヒロアカは、全体として、キャラの個性が強いことを再認識させられた。

さいごに

20分のファンディスク的なOVAを視聴しても、何か深いメッセージが得られるわけではないけど、『ヒロアカ』は見ていて普通に楽しいし、ファンディスクということで「ファンが求めているもの」を間接的に理解できるのは、マーケティング的な目線では、市場分析として有効な手段だと言える。

とは思うけれど、やっぱり『ヒロアカ』は普通におもしろい。ガンガン視聴していこうと思う。

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