【禁書目録感想】「ラノベ=とある」の方程式成立するぐらい人気です。

こんにちは、てるくんです。

今回は略称「禁書」こと「とある魔術の禁書目録(インデックス)」の感想記事です。

とあるシリーズは現在誰もが知っているラノベシリーズです。

原作はコミカライズ合わせて、3000万部を超えている超メガヒットでラノベの発行部数ランキングでは堂々の1位です。


2004年から刊行されていますが、初アニメである禁書目録の1期は2008年に放送されています。

現在のラノベ・アニメ界の土台になっている禁書目録の1期についての感想を述べていきます。

目次

禁書目録は主役級キャラが4人いる

禁書目録はキャラの個性の強さが特徴的で、主人公級のキャラクターが4人存在します。

上条当麻(CV.阿部敦)

本作の主人公である上条当麻です。

最先端技術と能力者が多く住む学園都市に住んでいる普通の高校生です。

能力レベルも無能力者のレベル0ですが、実は魔術も科学も全ての能力を無効化する「幻想殺し(イマジンブレイカー)」を持っています。

なので能力バトルにおいてチート級のキャラクターとなっています。

性格は少年漫画の王道主人公みたいな感じで、正義感が強く困っている人を見過ごせない性格です。

ちなみに僕は、当麻があまりにも王道主人公すぎて、とあるシリーズを見始めた序盤は飽き飽きしていました。しかし、徐々に上条当麻がカッコよく見え始めて今はトップレベルで大好きな主人公キャラクターです。

てるくん

とあるシリーズを見れば見るほど上条当麻が好きになりますね。

インデックス(CV.井口裕香)

本作のメインヒロインであるインデックスです。

完全記憶能力を持っており、10万3000冊の魔導書を暗記している歩く教会であることから、「禁書目録(インデックス)」と呼ばれています。

イギリス清教「必要悪の教会(ネセサリウス)」のシスターで魔術サイドの人間ですが、とあることから当麻の家に住み着き始めます。

あまりにも貴重な存在故、魔術サイドの人間に狙われ続けます。

それを当麻が阻止し続けるのが本作のストーリーとなっています(どんどん当麻が単体で狙われるようになる)。

見た目は幼女体型ですが、年齢不明です。僕は幼女キャラがあまり好きでは無いのですが、当麻の時と同じでとあるシリーズを見れば見るほどインデックスが好きになりました。

てるくん

無邪気な言動が好きになっていきますよ。

井口裕香さんは歌手活動も活発で、有名なところだとダンまちのOPを担当していたりしています。とても綺麗な声をしていますよ。

https://terukun.blog/danmachi/

御坂美琴(CV.佐藤利奈)

本作のメインヒロインともいえる御坂美琴です。

お嬢様学校の常盤台中学に通っている中学2年生(中学生には見えない)で、学園都市に7人しかいない「超能力者(レベル5)」の第三位です。

電気を自由に使う「電撃使い(エレクトロマスター)」で、「超電磁砲(レールガン)」と呼ばれています。

お嬢様学校に所属しているものの、サバサバした性格の持ち主でツンデレ属性を持っています。

その一方で子供が好きそうな可愛らしいポップなキャラクターや服が大好きで、そのギャップも中々いいです。

そして間違いなくとあるシリーズの中でダントツの人気を誇っています。

てるくん

僕もとあるシリーズで一番好きなキャラクターです。スピンオフ作品である「とある科学の超電磁砲」の記事で紹介していきます。

アクセラレータ(CV.岡本信彦)

本作においてダークヒーローの立ち位置にいるのが、一方通行(アクセラレータ)です。

学園都市に存在する「超能力者(レベル5)」の中でも、飛び抜けて強い能力を持つ学園都市第一位のキャラクターです。

その能力はあらゆるエネルギーの向きを変えるベクトル操作で、全ての攻撃を無効化し反射してしまうチート級の能力です。

それを可能にしているのはベクトル方向を変える「一方通行(アクセラレータ)」の能力はもちろんのこと、本人の高い演算能力でもあります。

敵役として登場しますが、次第に味方サイドになっていきます。

敵役として登場した時から凄まじい魅力を放つので、注目です。

アクセラレータもスピンオフ作品である「とある科学の一方通行」で魅力を紹介していきます。

禁書目録の能力者は設定が作り込まれている

魔術サイド

魔術の定義ですが、「魔力を消費して異世界の法則を現実世界に適用させる」といった感じですかね。そうすることによって超常現象を発現させています。

これは様式によってなんでもありで、基本的には手順を踏めば誰でもできるようです。

重要なのは「宗教」が密接に関わっているところです。

そもそもの魔術の根元は宗教からきているそうですし、魔術の精神的リスクも宗教観によって緩和しています。

また、魔術を発動させるのに一定の条件を必要としている場合が多く、これが禁書目録の能力バトルの奥深さとなっています。

地球上にある様々なものを魔法陣にしたり、エネルギーに変換したりします。占星術による星の位置によるエネルギー転換もあります。

めちゃくちゃ複雑になりやすいですが、これが禁書目録の魅了となっています。

科学サイド

一方で魔術サイドと異なり、科学サイドの能力自体は意外とシンプルです。

ただそれまでの過程と能力の活用の仕方が中々奥深いです。

個人の「自分だけの現実(パーソナルリアリティ)」によって現実世界の物理法則をねじ曲げて、能力は発動されています。その能力開発や研究を行っているのが学園都市というわけです。

魔術と異なるのは魔力という概念が無いことで、基本的に使い放題です。

ただ、高い演算能力を必要とするため、疲れていたり集中力が落ちていたりすると能力の精度が落ちてしまいます。

また、基本的に1人一つの能力しか持てませんが、使い方によっては様々な活用方法があります。

例えば「超電磁砲(レールガン)」の異名を持つ御坂美琴は、電撃を直接放つ「超電磁砲」はもちろんのこと、電気を使ってハッキングしたり、磁力を操作して砂鉄で攻撃・守備したり、鉄骨をフル活用することもできます。

てるくん

個人的には美琴のルームメイトである白井黒子のテレポートを活用した攻撃方法が面白いですが、これは別記事で紹介します。

禁書目録のOP・ED

禁書目録のOP

禁書目録の前半パートのOPは川田まみさん「PSIーmissing」です。

イントロがとても印象的な曲です。

あぁ、超能力バトルって感じのイントロです。

とてもアップテンポというわけではありませんが、超能力や学園都市を舞台とした禁書目録にピッタリの曲です。

静かなメロディーですが、これがまたいいですね。

OP映像もサビの後半以外は落ち着いた雰囲気になっています。

禁書目録の後半パートのOPは川田まみさん「masterpiece」です。

前半パートと異なり、一気にアップテンポになりました。

個人的にはサビよりもイントロ・Aメロ・Bメロが印象的でした。

疾走感があってOPにピッタリの曲になっています。都会を駆け抜けていくような音です。

歌詞も一番最初に「とある」を入れていて、禁書目録らしい歌詞にもなっています。

禁書目録のED

禁書目録の前半パートのEDはIKUさん「Rimless~フチナシノセカイ~」です。(YouTubeにありませんでした)

2000年代らしいEDだなというのが正直な感想です。

奥行きのあるメロディーからの深い歌声というのが、僕の2000年代のEDのイメージです。笑

コナンのEDのイメージですね。

ED映像も2000年代らしいというか、もはや1990年代ですね。

ただ、その古めかしさや懐かしさがEDの切なさに一役買ってます。

禁書目録の後半パートのEDはIKUさん「誓い言~スコシだけもう一度~」です。(YouTubeにありませんでした)

「Rimless~フチナシノセカイ~」と同じようなEDですね。

こちらも2000年代らしい落ち着いた曲調で、ED映像も同様です。

ただ、こちらの方が爽やかというか明るい雰囲気ですね。

「誓い言~スコシだけもう一度~」の方がコナンのEDに近いかもしれません。笑

さいごに

本作は2008年に放送されていますが、これをきっかけにとあるシリーズのアニメが続々登場していきます。

なんといってもすごいのはスピンオフ作品である「とある科学の超電磁砲」の大ヒットです。

https://terukun.blog/railgun/

他にも「とある科学の一方通行」も放送されましたが、2020年現在に至るまで、とあるプロジェクトは進行中です。

アニメだけでも12クール分放送されているのでアニメ好きならチェックするべきですね。

https://terukun.blog/index2/

©鎌池和馬/アスキー・メディアワークス/PROJECT-INDEX

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