鬼滅の刃 無限列車編(TVアニメ)評価:感想→美術と3DCGがヤバい!

今回は『鬼滅の刃 無限列車編』のTVアニメ版について語っていく。TVアニメ版は、『劇場版 鬼滅の刃 無限列車編』の再編集版となっている。だが、新規カットが挿入されていたり、映画とTVでの鑑賞体験の違いなど、語るべきところがいくつかある。そして何より、1年前と現在では、アニメに対する僕の”眼”が大きく異なっている。今回はそこを深掘りしてみる。

目次

『鬼滅の刃 無限列車編』のTVアニメ版の感想

ネタバレするので、未視聴の方は気をつけてください。

感想①:映画とTVアニメでは鑑賞体験が全く違う

僕は『劇場版 鬼滅の刃 無限列車編』をIMAXで鑑賞した。それも、前の方の座席だったので、とにかく大迫力だった。煉獄杏寿郎(CV.日野聡)と猗窩座(CV.石田彰)の戦闘シーンの作画がヤバ過ぎて、今でも印象に残っている。

だがTVアニメだと、IAMXよりもショボく見えてしまう。僕は普段、アニメはMacbook Airで鑑賞している。Retinaディスプレイなので、発色はかなり良いはずだ。だが、それもIMAXと比べてしまうと…、という感じである。

それでも『竈門炭治郎のうた』が挿入されるシーンはとても感動できたし、それ以降は終始感動しっぱなしだった。

感想②:ufotableは3DCGと背景が優れていることを再認識

『劇場版 鬼滅の刃 無限列車編』を鑑賞したのが1年前ぐらい。それから1年間、僕は色々なアニメを見て、様々な形でアウトプットしてきた。そうしてアニメの見識を深めた僕は、ufotabelの美術(背景)と3DCGの凄さを再認識した。

『SHIROBAKO』を視聴するとエンディングのクレジットを見るようになると思う。そうしてTVアニメ『鬼滅の刃 無限列車編』のEDのクレジットを見ると、他のアニメと比べて美術や3DCGに多くの人員を投入していることが分かった。

キャラの動き自体は、他のアニメ制作会社と大きな差はない。だが、美術や3DCGは別格だった。特に美術に関しては、まるで現実世界のようだ。

3DCGと背景が優れているからこそ、キャラの動きがより鮮明に目立つ。キャラの動き自体は、作画枚数が多いこと以外に大きな特徴はない。まあ、作画枚数を増やすこと自体が難しいのだけれどもね…。

『鬼滅の刃 無限列車編』のTVアニメ版の評価

作画95点
世界観・設定90点
ストーリー90点
演出93点
キャラ85点
音楽80点

作画

IMAXと比べると見劣りしてしまう。だが、背景と3DCGは素晴らしい。これだけでも見る価値がある。

世界観・設定

背景がいいので世界観も良かった。機関車の中の戦闘シーンってめちゃくちゃ難しいと思う。でも機関車とキャラの立ち位置とかが計算されている印象を感じた。

ストーリー

ストーリーはやっぱり良かった。普通に泣ける。

演出

演出も良い。短い尺ながら「竈門炭治郎のうた」を挿入するのは正解だった。

キャラ

意外にも、キャラデザを大きく崩すのが『鬼滅の刃』の特徴だったりする。精密な作画と適当な作画のギャップのウケがいい。

音楽

OP・ED、どちらもLiSAが担当。僕自身、LiSAにどっぷりハマっているわけではないので、80点に。曲のクオリティは高かったし、何よりも映像が素晴らしかった。

さいごに

『劇場版 鬼滅の刃 無限列車編』を視聴しているので、TVアニメ版の『無限列車編』は退屈になるかな、と思っていた。だが、アニメ好きの僕からしたら、ufotableの作画を見るだけでも十分満足できてしまう。アニメ好きの人は、TVアニメ版の『無限列車編』を視聴しても損がないはずだ。

そして『鬼滅の刃 遊郭編』も放送される。江戸が残した日本独自の文化でもある遊郭が、どのように表現されるのか、楽しみでしょうがない。

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