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【紅の豚感想】ポルコみたいに、生きてみたい。

紅の豚

今回は『紅の豚』について語っていく。

『紅の豚』は、1992年に公開された映画で、アニメ制作はスタジオジブリ、監督は宮崎駿が担当している。

『紅の豚』の感想

ネタバレはしていません。

ジブリ作品の中で1番好きかも

本ブログを開設してから初めての『紅の豚』であり、そもそも、人生初めての『紅の豚』鑑賞だった。まだジブリ作品を全て視聴したわけではないけれど、個人的に1番好きな作品かもしれない。

やはり、主人公のポルコがめちゃくちゃカッコいい。『紅の豚』はアドリア海及びイタリアが舞台になっていて、ポルコはアドリア海を自由に飛び、賞金を稼いで生活している。

何が印象的だったかというと、お金の使い方だ。マルコは当たり前のように所持金全額を飛行艇に注ぎ込む。そして製造を受け持った工場も、当たり前のように会社のお金全てを注ぎ込んで飛行艇を製造するのだ。そこには一切の迷いがない。自分にとって何が大事なのかが明確になっているからこそ、軸がブレないのだ。

多分そんなところから、僕は『紅の豚』を好きになったのだと思う。

女はめちゃくちゃ優秀

前回、『もののけ姫』を見てからの『紅の豚』を鑑賞した。そしてどちらの作品も、女の強さ……というか優秀さが表現されている。『もののけ姫』は女性陣の方が男性陣に強く口出ししたり、鉄を生産している様子が描かれていた。そして『紅の豚』でも女性キャラは、飛行艇製造に精を出していた。

これはあくまでも僕の予想だけど、『もののけ姫』や『紅の豚』が公開された90年代は、女性の社会参画の声が強まった時代なのではないだろうか。僕は2000年生まれなので、90年代の実態がよく分からない。けれども男女共同参画社会基本法が1999年に施行されたことを考えると、90年代は”そういう時代”だったのではないだろうか。だとしれば、『もののけ姫』や『紅の豚』で女性キャラの働きっぷりが強調されているのも納得がいく。

時代を越える名作というのは、こういった社会情勢まで間接的に教えてくれるから名作なのだと思う。

『紅の豚』の評価

※個人的な評価です

作画95点
世界観・設定85点
ストーリー85点
演出85点
キャラ85点
音楽80点

作画

作画はジブリクオリティ。基本的にフルアニメーションだ。

世界観・設定

世界大恐慌のイタリアとアドリア海を舞台にした作品だけれど、これは教養がないと描けない設定だよなぁと思う。

ストーリー

当初は戦争系の重いストーリーだと思ったけれど、全然そんなことなかった。最後の決戦も、最終的にはギャグアニメみたいな殴り合いで終わったし。終始、明るい気分で見ていられる。

演出

ポルコの一つ一つのセリフや動きにこだわりを感じる。

キャラ

ポルコのカッコよさも良いとして、ヒロインのジーナとフィオの2人も最高に良いんだよね。この2人がポルコのカッコよさを引き立てている。

音楽

音楽というより効果音が印象に残る。飛行艇のエンジンが稼働してプロペラが回る時の効果音とか、聴いていてめちゃくちゃ気持ちいい。ASMR的な効果があると思う。

さいごに

Wikipedia先生曰く、宮崎駿監督は『紅の豚』がかなり好きなようで、続編制作を検討していたほどだという。けれども月日がかなり経っちゃってるし、ポルコ役の森山周一郎も2021年に他界してしまった。

続編制作を検討していたからこその、あの余韻が残るエンディングになったということなので、ぜひとも続編を制作していただきたいと思う。

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