今回はミニマリストについて深く語っていこうと思う。
そのため、コラム記事記事っぽくなるかもしれないが、ぜひ最後まで読んでいただければと思う。
本記事執筆の経緯
「ミニマリスト 嘘」というキーワードで検索してみると、以下の記事が検索順位1位となっていた。
ちょっと皮肉めいた内容だったが、中々面白い。「ミニマリストが目的になってしまっているのではないか?」という問題提起となっている。ミニマリストというワードが先歩きしている感じは確かに否めない。
だから本記事に付随して、僕なりに追記をしてみようと思う。
ミニマリストは”手段”だ
ミニマリストは一つの”手段”だ。
僕が「あ、断捨離しよう」と思った経緯は、「一つのことに集中したい」という想いがきっかけだった。当時の僕は大学3年生の就活生で、”就活に集中するために物を断捨離しよう”と考えていたのだ。
しかし、ミニマリスト的な生活を進めていくと、徐々に僕の思考が変わっていく。現在は、いつでも世界中を移動できるように身軽になるために、ミニマリストを手段として使っている。手段というよりは道具と解釈した方がいいだろうか。
多くの人々の心の中には「何者かになりたい」という気持ちがどこかにあると思う。僕もそうだった。だが、具体的な方法もビジョンも浮かばない。
しかし、物を捨てることなら誰にでも始められる。物を捨てるだけで「ミニマリスト」になることができる。そしてミニマリストになったらなったで、また色々と考えて行動すればいいだけなのだ。
とにかく行動することが大事
先ほど紹介した記事の中にはスティーブジョブズについての記載があった。
Appleの創始者のスティーブ・ジョブズもいつも同じような格好をしていたが、彼の場合はいちいち朝服を選ぶのが面倒でそうしていたと何かの本で読んだ。いかにもIT系の経営者らしいクールで効率的な考え方だ。決してものに埋まって、必要なものが見えなくなるのを避けるためではない。彼の生活様式の先に自然に存在したのが、ミニマムな「服選び」であったにすぎない。まあ、そもそもとんでもなく巨大な企業の頂点にに立つような人間、つまり会社の経営権を持っている人間が、持たない思考のミニマリストであるはずもなかろう。だが、そんな彼がミニマリストの代表的な存在と呼ばれることもあるようだ。
『ミニマリストという幻想、目的と結果の逆転。』より引用
これは確かにその通り。しかし、こんな理屈をいくら述べたところで何も変わらない。
きっかけはなんでもいい。まずは行動することが大事だ。行動して自分の視点を変えていくことが何よりも大切だ。僕だってミニマリスト的な生活を始めたことがきっかけで、ノマド的思考とか起業家精神を学ぶことができた。
もちろん、ミニマリストという概念が目的になってしまうのは良くない。諸行無常の精神で、常に変わり続ける。行動し続けることで、自分の視点を変化させ続けることが大切なのだ。
さあ、まずはアクションを起こそう。