ログ・ホライズン 第2シリーズ(ログホラ2期)評価:感想→キャラデザが…

星島てる
アニメ好きの20代。ライターで生活費を稼ぎながら、アニメ聖地の旅に出ている者です。アニメ作品の視聴数は600作品以上。

今回は『ログ・ホライズン 第2シリーズ(以下、ログホラ1期)』について語っていく。『ログホラ1期』に引き続き製作はNHK。ただ、アニメ制作会社がサテライトからスタジオディーンに変更になったので、アニメの雰囲気も少し異なったものとなった。『ログホラ1期』は2014年3月に放送されたが、その半年後の9月から『ログホラ2期』が放送されている。中々早いペースだと思う。

https://terukun.blog/loghora1/
目次

『ログホラ2期』の感想

感想①:キャラデザが結構違う…

アニメ制作会社が変更になったので、当然スタッフも大きく入れ替わる。キャラクターデザインを担当した人も変更になった。その結果、『ログホラ1期』と『ログホラ2期』のキャラデザの雰囲気が大きく変わった。特に目の部分が変わっている気がする。『ログホラ1期』はとてもフラットだが『ログホラ2期』は少し猫目みたいな感じになっている。

僕個人としては『ログホラ1期』のキャラデザが圧倒的に好みだ。アカツキやミノリのあのフラットな目つきがよかったのに、『ログホラ2期』は変に人間味が出てしまっていたというか。文字で説明しづらいのだけれども、共感できる人はいると思う。

そもそも、なぜアニメ制作会社が変更になったのだろうか。シンプルにアニメ制作会社のスケジュール調整なのだろうけど、ここまでの勢いで制作するんだったら同じアニメ制作会社が担当したほうが良いような気がする。
ちなみに『ログホラ1期』はサテライト、『ログホラ2期』はスタジオディーンがアニメ制作を担当しているのだが、現在はサテライトの方が安定して高クオリティの作品を生み出し続けている印象がある。

感想②:世界の本質に近づく感じが良い

『ログホラ1期』は世界観の説明で結構な尺を使った印象があるけど、『ログホラ2期』は世界観の謎が徐々に紐解かれていくストーリー展開だった。
『ログホラ1期』の段階で話題になっていた「ゲームオーバー」という概念。本作では死んでも神殿で蘇ることが可能になっているのだが、現実世界の記憶が少しずつ消えていくらしい。そしてついに、主人公のシロエとヒロインのアカツキが死亡するのだが、月のような世界に飛ばされるのだ。これをきっかけにシロエは「月に何かヒントがあるんじゃないか」という流れになり、月との交信を本気で実現しようとするところで『ログホラ2期』は終了する。

『ログホラ』の世界観はファンタジー要素が強めなのだが、ゲーム内の生活はリアルにかなり近づいたものとなっている。料理は自分で作る必要があるし、建築物も実際の建築方式を元に造らなければならない。月と交信しようと思うのであれば、ロケット開発だったり高度な通信設備が必要になるのだ。どのようにシロエが解決していくのか、『ログホラ3期』がとても気になる。

『ログホラ2期』の評価

作画50点
世界観・設定75点
ストーリー75点
演出50点
キャラ65点
音楽85点

作画

キャラデザが変更になったのは個人的に良く思わなかった。戦闘シーンはちょっと良くなってたかも。

世界観・設定

『ログホラ』の世界観の真実にグッと近づいていった印象がある。世界観の作り込みはよくできている。多分原作はもっと面白いのだと思う。

ストーリー

『ログホラ1期』よりも難しい問題に取り組んでいたので、僕個人としては楽しめた。

演出

演出は『ログホラ1期』よりは凝っていたかな。NHKってこともあってド派手なものではないけれども。

キャラ

サブキャラの魅力が伝わってきたのが良かった。萌え要素はないけどこれはこれでって感じ。

音楽

OPは『ログホラ1期』と同じ曲を起用。EDも『ログホラ1期』と同じメンバーで制作されていた。個人的には結構好き。

さいごに

『ログホラ2期』放送が終了してからちょっとして、原作者の橙乃ままれ先生が脱税の疑いで逮捕されていた。その影響もあってから『ログホラ3期』の制作はされていなかったのだが、2021年1月、ついに『ログホラ3期』が放送される。引き続き視聴しようと思っている。

この記事をシェア
目次