こんにちは、てるくんです。
今回は通称「魔法科」こと「魔法科高校の劣等生」の感想記事です。
ちなみに通称を魔法科か劣等生かどちらの方がいいか迷っていましたが、魔法科の方がカッコいいので、こちらにしておきます。
魔法科は原作で1500万部を達成しているメガヒット作品となっています。
現在の電撃文庫ではとある、SAOに並ぶ影響力を持っています。
今回はメガヒット作品である魔法科の魅力を紹介したいと思います。
魔法科は魔法と近未来が融合した世界観
とあるシリーズと似ているようで異なる
魔法科は近未来を舞台としていますが、魔法という概念が存在します。
現実世界でいうところのプログラミングが魔法みたいになっていてとてもユニークで新鮮な世界観です。
このミックスはとあるシリーズとよく似ています。
とあるシリーズも魔術と科学がテーマになっており、魔法科と取り扱っているものは同じです。
しかし、決定的に異なるのは魔法科は魔法と科学が完全にミックスしていることです。とあるは魔術と科学が対立しており、決して交わることがありません。
魔法科は魔法の存在そのものが科学で生み出すことができます。
とは言ったものの魔法科もとあるも設定が作り込まれており、これがメガヒットの要因となっているのは間違い無いです。
BGMが魔法科の近未来感を引き立てる
僕が個人的に感じたのがBGMの質の高さです。
BGMがカッコ良すぎてテンションが常に上がりました。
基本的にDJ調の曲が多く、重低音を利かせまくっています。
こんな派手なBGMを使うとアニメの映像のインパクトが弱くなりがちですが、魔法科は知能バトル重視のため映像のインパクトを元々弱めています。
その分、BGMでアップテンポをカバーすることで、臨場感があるカッコいい雰囲気を作りつつキャラクターの知的な印象を保っています。
特に九校戦編の時に多く流れる「Code Break」という笛が鳴るBGMがあるのですが、ビックリするぐらいめちゃくちゃクオリティ高いです。
魔法科の音楽は岩崎琢さんが担当しています。岩崎琢は他にも文豪ストレイドッグスやグレンガランの音楽も担当しており、カッコいいBGMが印象に残っています。
魔法科はアニメ界で最もカッコいい主人公最強系
司波達也がチートすぎる
魔法科を最も人気にした最大の要因は間違いなく、主人公の司波達也(CV.中村悠一)でしょう。
司馬達也は魔法科高校の中でも下位クラスである劣等生に分類されますが、高校生の段階で戦争を経験しており、能力も尋常じゃありません。
その能力があまりにも強力かつ特殊すぎて普通の魔法が使えないため、劣等生に分類されてしまいますが、特に自分が強いアピールをすることなく立ち振る舞う感じが人気ですね。
先ほども述べたとおり、魔法科の魔法のシステムはプログラミング言語のような式で構成されていますが、達也はそれを全て瞬時に解読することができてしまいます。
加えて、簡単にいうと「全てを壊すことができて、全てを元通りにする」ことができるので、もうチートです。
また、表立ってはいませんが達也はシスコンで、妹である司波深雪(CV.早見沙織)のことが大好きです。
司波兄妹を演じている中村悠一さんと早見沙織さんですが、どちらも主人公級のキャラクターを多く演じている大人気声優です。
中村悠一さんは俺妹の高坂京介、氷菓の折木奉太郎、クラナドの岡崎朋也を演じています。
https://terukun.blog/oreimo/早見沙織さんは俺ガイルの雪ノ下雪乃、俺妹の新垣あやせ、聲の形の西宮硝子を演じています。
https://terukun.blog/oregairu/ https://terukun.blog/oreimo2/謎が多い主人公はエモい
司波達也はアニメではまだ詳しいバックグラウンドが解説されていません。
出自もあまりよく分かっていませんし、家族構成もよく分かっていません。
なぜ、妹である深雪を守っているのか、そもそも深雪と本当に兄妹なのか怪しくなるぐらいアニメでは何も分かっていません。
どのようにしてここまでの能力を手に入れたのかも分かりません。
このように謎が多い最強主人公はめちゃくちゃエモいですよね。笑
他にも謎が多い最強主人公はいますがどいつもカッコ良すぎます。
- 七つの大罪(メリオダス)
- ようこそ実力至上主義の教室へ(綾小路清隆)
- フェアリーテイル(ナツ)
こんな感じですね。フェアリーテイルは微妙なところですが、ナツの衝撃の事実がわかるあのシーンは今でも印象に残っています。
メリオダスも綾小路清隆も徐々に本来の実力や謎が分かってくるのですが、それが絶妙にエモいです。
魔法科のOP・ED
魔法科のOP
魔法科の前半パートのOPはLisaさんの「Rising Hope」です。
先日テレビ朝日で放送された「国民13万人がガチ投票!アニメソング総選挙」ではしっかり69位にランクインしていました。
「Rising Hope」はLisaさんの曲の中でも極めて人気のある曲です。
冒頭の英語の部分がカッコ良すぎますね。
Lisaさんらしいアップテンポのメロディーですが、全体的にメロディーの変化が激しく疾走感があります。
OPでは1番しか流れませんが、2番の冒頭はメロディーが全く異なっており、そちらもカッコ良すぎます。
タイトルの「Rising Hope」は「上っていく希望」という意味になりますが、本当にそのままの歌詞とメロディーですね。
魔法科の後半パートのOPはGARNiDELiaさんの「grilletto」です。
タイトルの「grilletto」ですが、「引き金」という意味があります。
OPの映像でも達也が引き金を引くところからスタートしてたと思います(うろ覚えですが…)。
歌詞も引き金をテーマに恋愛を表現しています。
メロディーが魔法科ぴったりでイメージも達也っぽいです。
魔法科のED
魔法科の前半パートのEDはELISAさんの「ミレナリオ」です。
まさにEDといった曲で、冒頭から綺麗なメロディーとなっています。
特にサビ前から始まるメロディーですが、初めて聞いたときは鳥肌が立ちました。それぐらい抑揚が強くて衝撃的でした。
タイトルの「ミレナリオ」ですが、イタリア語で「千年の」という意味があります。曲も「永遠の愛」をテーマになっているように思います。
特にサビの終わりのメロディーと歌詞が印象的で大事にしっかり歌っているのも感じます。
落ち着いた曲ですが、これはこれで中毒性がある曲だと思います。
実際に僕もかなりリピートしています。笑
魔法科の後半パートのEDは安田レイさんの「Mirror」です。
この動画ですが、1000万再生回数を突破しています。ED曲でここまで伸びるのはすごいですよね。
「Mirror」も「ミレナリオ」と同様にイントロで綺麗なメロディーが流れます。魔法科はEDの入りをアニメと繋げて流すシステムなので、印象に残っています。
「Mirror」はどちらかというと曲に引き込んでいく力が強く、Aメロのメロディーのインパクトが強い印象です。
そのため抑揚が強い曲ではありませんが、安田レイさんの声質がしっかりしているため、安定感のある深い曲調に仕上がっています。
魔法科の魅力まとめ
それでは魔法科の魅力をまとめてみます。
- 原作は1500万部超えのメガヒット
- 司波達也がチートすぎてカッコいい
- 世界観が魅力的
- OP・ED・BGMが神曲
- 原作を購入したくなる
個人的には魔法科は音楽において高く評価せざるを得ない作品だと思います。OP・EDはもちろんのことBGMの評価が間違いなく高いです。
それと魔法科は原作の本当に最初の方しかアニメ化していません。
そのため、ストーリーの続きを気になる人が続出し、原作を購入するケースが多かったのは簡単に予測がつきます。
原作は完結しましたが、2020秋に続編である「来訪者編」が放送されます。
同時期の放送される電撃文庫発の主人公最強アニメでコラボもやっています。
https://terukun.blog/sao/おそらくアニメで原作のラストまで放送されることは無いと思いますが、来訪者編をしっかりと見届けたいと思います。
©2014 佐島 勤/KADOKAWA/魔法科高校製作委員会