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【モブサイコ1期感想】才能は、一つの個性にすぎない

モブサイコ1001期

今回は『モブサイコ100(以下、モブサイコ1期)』について語っていく。

『モブサイコ100』はONE先生による漫画が原作で、2012年から2017年に連載されていた。そして2016年夏クールにTVアニメ1期が放送される。

アニメ制作はボンズが担当した。

『モブサイコ1期』の感想

ネタバレ注意!

序盤は全く掴めなかったが……

正直なところ、序盤を視聴していた段階では、面白さが全く伝わってこなかった。「このアニメは何がしたいんだろう……」という感じだ。

しかし物語が進むにつれ、徐々に面白くなってくる。中盤になると、主人公のモブの最強っぷりが明らかになってくるのだ。序盤の段階でも「モブは超強い」という情報自体は示唆されてはいた。それが現実に、ハイクオリティな戦闘シーンとして描写されたのだ。ここでようやく、主人公最強系としての面白さが出てくる。

そして終盤では、モブの師匠的な存在である霊幻新隆の魅力が爆発した。途端に温かいストーリーになるのだ。それまで霊幻はクソみたいな大人として登場してたけど、マジでめちゃくちゃ良い奴……というかカッコいい奴になる。

だから僕が他人に『モブサイコ1期』を勧める時は、「できれば最後まで見てほしい!」と伝えることにする。

どんな優劣も個性にすぎない

霊幻はモブに対して「力は個性に過ぎない」とか「力に溺れるべきじゃない」ということを強く教えていた。そう、権力者もお金持ちも地味な見た目も、優劣ではなく一つの個性にすぎないのだ。この考え方が持てると、人生の見方が大きく変わると思う。人との接し方も間違いなく変わるよね。

人間という生き物は、人の上に立ったり、お金持ちになったりすると、その立場に溺れてしまいがちだ。『モブサイコ1期』で登場する秘密組織”爪”がいい例だろう。

だが、こうなってはいけないと霊幻は説く。力は個性にすぎないのだから、人に振りかざしてはいけないのだ

『モブサイコ1期』の評価

作画85点
世界観・設定80点
ストーリー80点
演出80点
キャラ80点
音楽65点

作画

ボンズが制作しているということで、作画のクオリティは非常に高い。しかもONE先生特有の雰囲気をしっかり残したまま、キャラを動かしている。特に戦闘シーンの迫力がヤバい。ヤバすぎる。

世界観・設定

強力な超能力を持った主人公を軸に、力の使い方をテーマにした設定となっている気がする。僕がもし力を手にしたら思う存分使ってしまうけど、実のところ、権力者は自らの力に溺れてしまうものなんだよな。謙虚な気持ちって、大事だと思う。そう考えると『モブサイコ1期』は日本的なアニメだといえるかもしれない。

ストーリー

序盤は少し退屈だったけれども、モブが主人公最強し始めてから面白くなってきた。いや、ほんとうに序盤は退屈なんだよね。だから人にオススメするときは、「中盤までは絶対に見ろ!」って言っておこうと思う。

演出

『モブサイコ1期』に関しては、戦闘シーンのクオリティに注目してしまう。ここは流石はボンズという感じだ。動きのレパートリーも多くて、終始、飽きなかった。

キャラ

キャラが超個性的。これはONE先生の手腕が大きいのかな。特に霊幻新隆が最高に良いキャラをしている。これは人気出るわ……。

音楽

音楽は普通。質は高いけど、印象に残るかと言われると……という感じだった。

さいごに

『モブサイコ1期』の続編である『モブサイコ2期』が2019年冬クールに放送された。ネット上の評価では「1期より2期の方が面白い」とされている。ちなみに僕もそう思うので、まだ見てない人はぜひ視聴してみてほしい。

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