無能なナナ評価:感想→2020年秋クールの絶対見るべきダークホースアニメ

星島てる
アニメ好きの20代。ライターで生活費を稼ぎながら、アニメ聖地の旅に出ている者です。アニメ作品の視聴数は600作品以上。

こんにちは、てるくんです。

今回は「無能なナナ」の感想と評価の記事です。

本記事を読むべき人
  • 「無能なナナ」を視聴済みの人
  • 「無能なナナ」が気になるけどまだ見てない人
  • サスペンス系のアニメを見たい人

原作「無能なナナ」は月刊少年ガンガンで2016年から連載されています。

そして2020年10月からの秋クールでアニメが放送。

当時の期待値はそれほどでもありませんでしたが、放送を重ねるに連れ知名度が向上。

2020年秋クールのちょっとしたダークホースとなりました。

てるくん

特に第1話の驚きの展開で一気に視聴者の心を掴みましたね。

そんな「無能なナナ」の魅力はこんな感じです。

「無能なナナ」の魅力
  • 「無能なナナ」は期待値を上回るストーリー
  • 「無能なナナ」はキャラが個性的
  • 「無能なナナ」のOPとEDが良曲

それではご紹介していきます。

目次

「無能なナナ」はネット上で話題に

「無能なナナ」は視聴者の意表を付くストーリーが高評価です。

Twitterでも話題になりました。

裏の裏をかくストーリー展開

「無能なナナ」は主人公の柊ナナが転入するところから始まります。

その学校は様々な能力者が集まり、孤島に設置されています。

しかし、謎に満ちた「人類の敵」が攻撃を仕掛け死亡者や行方不明者を出してしまうのです。

だいぶ省略しましたがこんな感じのストーリーです。

そして、このあらすじが第1話で大きく裏切られることになります。

てるくん

僕もいきなりすぎる展開でビックリしました。

この展開で視聴者の心をグッと掴みました。

1クールでかなり楽しめる

個人的な意見ですが、「1クールに凝縮されているなぁ」と感じます。

通常のアニメだと1クールでキャラの紹介を交えつつ、世界観・設定の認知を視聴者に促します。

最近だと1クールで完結することも多いので、序盤で勝負を仕掛けるアニメも多いです。

その場合、後半で失速してしまうケースも多いのが難しいところ。

しかし、「無能なナナ」は怒涛のスタートを切ってからほとんどブレーキをかけません。

てるくん

「無能なナナ」は毎回楽しみでしたね。

「無能なナナ」の個性的な登場人物

「無能なナナ」の主な登場人物を4人紹介します。

柊ナナ(CV.大久保瑠美)

主人公の柊ナナです。

自称「人の心が読めちゃう系」の女の子です。

髪型はツインテールで基本ピンク色ですが毛先が白色ですね。

公式HPによると「人類の敵との戦いでは大いに力を発揮する」とのこと。

てるくん

・・・・・・。

中島ナナオ(CV.下野紘)

第1話から活躍する中島ナナオです。

能力者が集まるはずの学校ですが、ナナオは「無能」ということでいじめられてしまいます。

それでも正義感だけは人一倍強いまさに「主人公」タイプ。

てるくん

ヒロアカの主人公・緑谷出久みたいですね。

小野寺キョウヤ(CV.中村悠一)

ナナと同じ日に転校してきた小野寺キョウヤです。

序盤で登場するものの謎が多いキャラクターで、自分の能力も簡単に明かしません。

また、推理力や洞察力に優れており様々な事件でも積極的に調査していきます。

髪色・髪型は銀さんみたいな天然パーマの銀色ヘアーです。

てるくん

クールなんですけど、その一方でお茶目なところがあるのがいいキャラしてます。

犬飼ミチル(CV.中原麻衣)

積極的にナナに絡む犬飼ミチルです。

ヒーリング能力を持っており、傷口を舐めると傷を癒すことができます。

その代わり自分の寿命を削ってしまうのが難点です。

フワフワな髪型で金髪というよりは黄色ですかね。

素直で大人しく優しい性格です。

てるくん

最後まで活躍するので注目です。

「無能なナナ」のOP・ED

2020年秋クールは名曲だらけだったので、「無能なナナ」のOP・EDはあまり注目されませんでした。

しかし、よく聞いてみると中々クオリティが高い。

紹介していきます。

「無能なナナ」のOP

「無能なナナ」のOPは富田美憂「Broken Sky」です。

声優の富田美憂さんがOPを担当。

2021年1月段階でまだ20歳なのに多くのキャラクターを担当している実力派声優。

歌もめちゃくちゃ上手いです。

てるくん

歌声がLiSAにちょっと似てるかも。

イントロからカッコいいですね。

メロディーも聞いていて気持ちいいです。特にAメロとBメロの完成度が高い印象。

「無能なナナ」のED

「無能なナナ」のEDは藤川千愛の「バケモノと呼ばれて」です。

イントロの入りが最高すぎます。

てるくん

ライブハウスで流れたら一目惚れしちゃいそう。ドラムの音がめちゃくちゃカッコいい。

個人的にはOPより好きですね。

歌詞は最終回の展開を書いていますね。明らかに。

YouTubeのコメント欄をみると「あの展開の最終回に流されて泣いてしまった」という人もいるそう。

内容についてはネタバレになるのでここでは書きません。自分で見ていただければと思います。

「無能なナナ」の評価

「無能なナナ」の評価はこんな感じです。

作画
世界観・設定
ストーリー
演出
キャラ
音楽
評価理由
  • 作画は普通。漫画の雰囲気をそのままにした印象は伝わる。
  • 世界観・設定は序盤で引きつけられた。
  • ストーリーは裏を取り合う展開で純粋に楽しめた。
  • 衝撃展開の演出が巧みだった。
  • キャラは魅力的ってわけではないけど、個性が強くて分かりやすかった。
  • OP・ED共に良曲

ダークホース的ポジションにいましたが、他の作品が強すぎて中々表舞台に立てませんでした。

それでもアニメ好きの多くが視聴していたと思うので、作品の認知度向上には確実につながった印象。

個人的にはナナがあの展開からどのように行動を起こしていくのか気になります。

「無能なナナ」は2期あるの?

結論からいうと2期を制作する可能性は30%ぐらい。

正直、2期は制作しないかなと厳しめに見てます。

最終回の終わり方としては2期に繋がる展開でした。

ただ、円盤やグッズの売り上げを出せるかと言われると微妙。

原作の発行部数は間違いなく伸びるでしょうが、なんとも言えないラインですね。

てるくん

続きが気になる方は漫画でどうぞ。

©るーすぼーい・古屋庵/SQUARE ENIX・「無能なナナ」製作委員会

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