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【サイコパス2期感想】狡噛と槙島がいなくても、十分面白い

PSYCHO-PASS2

今回は『PSYCHO-PASS2(以下、サイコパス2期)』について語っていく。

前作の『サイコパス1期』は2012年秋クールから2クールにかけて放送。その後、新編集版が2014年夏クールに放送される。

そして2014年秋クールに『サイコパス2期』が放送となった。アニメ制作はタツノコプロが担当している。

『サイコパス2期』の感想

ネタバレ注意!

思っていたよりも面白かったけれど……

僕は視聴前に『サイコパス2期』の評価をネットで見たことがあったのだが、評価はあまり良くなかった。けれども実際に視聴してみて、そこまで悪くないし、むしろ普通に面白かったと思えた。少なくともストーリーに関しては『サイコパス1期』と同等のクオリティだったと思う。

けれども、キャラのパワーが決定的に異なる。『サイコパス1期』は、狡噛慎也と槙島聖護という圧倒的なカリスマ性のあるキャラが存在していた。しかし『サイコパス2期』で、その2人はほとんど登場しない。そして『サイコパス2期』では、狡噛慎也や槙島聖護レベルのキャラが登場しなかった。これが『サイコパス2期』の不評に繋がっているのだと思う。

とはいえ、『サイコパス2期』のストーリーや世界観の方向性は良い感じだと思う。

シビュラシステムの欠点

『サイコパス2期』で、シビュラシステムは全能のパラドックスが弱点だと言及された。そもそもシビュラシステムは、たくさんの脳を取り込むことによって、そのシステムを構築している。そして完璧な裁きを下せるからこそ、シビュラシステムは存在が認められていた。

しかし、自らを裁くことができないのであれば、それは完璧とはいえない。しかし自らを裁けるということは、それはそれで自らが完璧ではないということになる。

そして最終的に、鹿矛囲桐斗と常守朱の尽力により、シビュラシステムは集団的生命体に対しても裁きを行えるようになった。これでシビュラシステムは一歩先のステップを歩むことができるわけだが、それに伴い、リスクも増大する。

集団的生命体……つまり組織に対しても裁きを与えることができるからだ。例えば、個人の犯罪係数がクリアでも、その個人を含む組織全体の犯罪係数が規定値を超える可能性がある。これによって社会がどのように変化していくのかは、全く読めない。

『サイコパス2期』の評価

※個人的な評価です

作画80点
世界観・設定85点
ストーリー80点
演出80点
キャラ80点
音楽77点

作画

『サイコパス1期』はProduction I.Gがアニメ制作を担当していたけれど、『サイコパス2期』はタツノコプロが担当。その影響なのか、バトルシーンなどで少し粗が見受けられた。とはいっても、普通にいい感じのクオリティ。

世界観・設定

ストーリーによって世界観が壊れることはなかった。常守朱がシビュラシステムの成長を促すという流れも興味深い。

ストーリー

ストーリーのクオリティ自体は『サイコパス1期』と同等だったと思う。ただしストーリーの粗が少し目立った。常守朱の祖母や東金朔夜関連のエピソードが唐突だった気がする。それと宜野座をもう少し活躍させてもよかったんじゃないかなぁと思う。

演出

バトルシーンの演出はいい感じだし、執行官が一般人を殺しまくってしまうシーンや、アプリゲームに模した殺戮ゲームを一般人にやらせるシーンとか、中々残酷だった。惹きつけられる。

キャラ

狡噛慎也はほとんど登場しなかったけれど、狡噛のスピリットが常守朱にもしっかり受け継がれているのが分かったので、それはそれで良かった。それと霜月美佳の立ち位置が面白い。これはいわゆる一般人ポジションというやつ。多分、普通の人間であれば、霜月美佳と同じような立ち振る舞いをしてしまうのだと思う。

音楽

OP・EDはどちらもカッコよかったし、劇伴も雰囲気を際立たせていた。

さいごに

『サイコパス2期』を視聴した後は、『劇場版サイコパス』を視聴する流れとなる。

『劇場版サイコパス』はFODプレミアムでしか配信されていないのが厄介だが、続きが見たくてしょうがないので、すぐにでも登録して見てみようと思う。

劇場版PSYCHO-PASS
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