【ピンポンラバー感想】ガガガ文庫の卓球ラノベ!

ピンポンラバー
星島てる
アニメ好きの20代。ライターで生活費を稼ぎながら、アニメ聖地の旅に出ている者です。アニメ作品の視聴数は600作品以上。

本記事では、ガガガ文庫(小学館)のライトノベル『ピンポンラバー』の感想をまとめていく。

『ピンポンラバー』は谷山走太先生が原作のライトノベルで、第12回小学館ライトノベル大賞・優秀賞を受賞した作品でもある。卓球のミックスダブルスがメインテーマとなっている作品で、ガガガ文庫らしい個性派の作品だ。

目次

『ピンポンラバー』の感想

ネタバレしているので、未読の人は気を付けてください。

ピンポンラバー

卓球エリートが集う学園で頂点を目指す!

かつて天才卓球少年と呼ばれた飛鳥翔星は、怪我のため卓球界から姿を消した。それから数年後、私立卓越学園の入学式に彼の姿があった。
そこは日本全国から集まった卓球エリートたちがひしめく最高峰の学園。翔星がこの学園に進学した目的は小学生時代に唯一敗北を喫した名も知らぬ少女を見つけ出し、そして勝利することにあった。
だが、入学初日にして彼は本物のエリートによる厳しい洗礼を受けることになる。
一年生最強の女子・白鳳院瑠璃に、怪我をしていた膝の弱点を見抜かれ、あっけなく敗北してしまう。敗北しうなだれる翔星に、瑠璃は「あなた、私のパートナーになりなさい」と告げる。彼女の目的は、才能のある彼とダブルスを組み、これまで一度も勝てたことのない相手、姉の紅亜を負かすことにあった。そして、その紅亜こそが、翔星が捜し求めていた、あの日の少女だったのだ。
学園最強女子・紅亜という共通の敵を倒すため、翔星と瑠璃は共闘関係を結ぶことになるのだが……。
その身を焦がすほどに卓球を愛し、すべてを捧げた少年の燃えるような青春。第12回小学館ライトノベル大賞・優秀賞受賞作。

『ピンポンラバー』より引用

舞台は卓球の超エリート校である卓越学園。『よう実』のあの”実力至上主義”の卓球版みたいな感じの舞台設定だ。そして卓越学園には学内ランキングシステムが導入されているようで、強さが可視化されている。

そこに主人公の飛鳥翔星が入学し、小学生の頃に約束した卓球少女を探す……という物語だ。その過程で、翔星は様々な選手(学生)と出会い、時には試合をしたりする。

最終的に、ヒロインの白鳳院瑠璃とミックスダブルスを組むことになり、学内ランキング2位と3位のミックスダブルスと試合することになる。

といった感じだが、やはり卓球系の作品は、どうも必殺技に走ってしまう作品が多い気がする。よく見かけるのはゼロバウンドだ。確かにインパクトがある技なのだけれど、試合中でゼロバウンドを実行するには、相手の配球の条件が色々と厳しい。そう簡単にできるわけでもない。

普通に純粋な本格派卓球漫画・ラノベに出会いたいのだけれど、その道のりは長そうだ。

『ピンポンラバー』は2巻、3巻と続くようだけど、読むかどうかはちょっと悩んでいる。

ピンポンラバー 2

『ピンポンラバー 2』より引用

未読のため、保留中。

ピンポンラバー 3

『ピンポンラバー 3』より引用

未読のため、保留中。

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