2023年7月某日、大阪に滞在していた僕は、日帰りで和歌山県和歌山市にある友ヶ島に赴くことにした。
友ヶ島は『サマータイムレンダ』の舞台になった島。一見すると辺境の地のように思えるが、実はそこまでアクセスは悪くない。
本記事では『サマータイムレンダ』のアニメ聖地や、おすすめグルメなどを紹介していく。
『サマータイムレンダ』のアニメ聖地
『サマータイムレンダ』のアニメ聖地である友ヶ島は、現在、和歌山市が絶賛プッシュしている観光地だ。
友ヶ島は加太駅から徒歩15分ほど加太港からフェリーでアクセスできる。また、肝心の加太駅は関西空港駅から1時間半しないぐらいで到着する。やろうと思えば、実は東京から日帰りで訪れることができる場所なのだ。
友ヶ島汽船
『サマータイムレンダ』の始まりの場所は、友ヶ島汽船の船内だった。ここで慎平とひづるが出会うのである。
友ヶ島案内センター
日都ヶ島駐屯所のモデルが、この友ヶ島案内センター。
友ヶ島の松
ひづるがよくぶら下がっていた松。たしかに島内には、たくさんの松が生えている。
第2砲台跡
慎平が初めてウシオと出会った後、南雲竜之介を会うためにたどり着いたのが、この場所。
第1砲台跡
竜之介が影に殺られるシーンの舞台がこの坂道。
第3砲台跡
慎平が根津に連れられた場所。保存状態が極めて良好のため、砲台跡の内部を見物できる。
虎島
ひづるとシデが激戦を繰り広げる場所。この写真は友ヶ島汽船から撮影した。
実は、虎島の目前まで実際に歩いて行くことができるが、同意書が必要な上、片道1時間の獣道を歩くことになるので、僕は諦めた。
Y字路
ここからは加太編。まずは慎平が初めて根津に出会ったY字路。
淡嶋神社近くの海岸
数年前の回想シーンにて、慎平が潮と気まずい別れ方をしたのが、この海岸。三角形のテトラポッドが印象的。
小嶋一商店
コバマートのモデルがここ。1階が店舗で2階が住宅になっているのも、ちゃんと再現しているのがわかる。
堤川沿いの堤防
第3話の冒頭で登場するのがこの堤防。こうやって見ると、住宅がかなり古い形式であることがわかる。
加太小学校
慎平、澪、窓の3人が合言葉を「メソポタミア文明」に設定した場所。
キシモト商店
慎平と澪が雨宿りしたのが、コカコーラの自販機が置いてある店。
『サマータイムレンダ』の聖地巡礼おすすめグルメ
『サマータイムレンダ』の聖地巡礼でおすすめなグルメは、主に2つある。
『サマータイムレンダ』コラボのカレー
まず挙げられるのが、『サマータイムレンダ』コラボのカレーだ。作中で慎平がカレーを作っているが、それを各店舗で再現したものになっている。
2023年7月で終了予定とのことなので、もう提供されていないが、その代わりにレトルトカレーの販売が開始された。ただし、こちらも在庫数で販売終了なので、お早めに。
満幸商店
僕が紹介したい本命は、こちらの満幸商店である。加太港近くにある海鮮料理屋で、料理がとにかくハイセンス。
写真撮影禁止なので料理の写真はないが、むしろ写真撮影禁止なのが潔い。
なんとなく、しらす山盛り丼みたいなやつを選びそうになるが、超絶フレンドリーな店員さんと会話して、おすすめされたのを素直に注文するのが良いと思う。
小嶋一商店のよもぎ餅
加太エリアはよもぎ餅が名物グルメになっているようで、コバマートのモデルとなった小嶋一商店でも、よもぎ餅が提供されている。ただし、手作りで数量限定ということで、昼頃には売り切れる。この情報を知らなかった僕は、昼過ぎに訪れてしまい、ついにはよもぎ餅を食べることができなかった。
『サマータイムレンダ』の聖地巡礼おすすめルート
『サマータイムレンダ』の聖地巡礼を実施する際は、以下のルートがおすすめだ。
- 小嶋一商店でよもぎ餅を購入しておく
- 友ヶ島を散策する
- 満幸商店でランチを食べる
- 加太港周辺を散策する
重要なのは、小嶋一商店と満幸商店のタイミングだ。
まず小嶋一商店のよもぎ餅は数量限定で、昼頃には売り切れる。それを知らなかった僕は、よもぎ餅を食べることができなかった。8時半から開店しているので、フェリーに乗る前に、よもぎ餅を購入しておこう。島内散策中の行動食としてもいける。
そして友ヶ島は、想像以上にタフだ。僕は真夏に赴いたが、あれは事実上の山登りである。だから昼食前に赴いておきたい。
それで友ヶ島散策(登山)を終えたら、満幸商店でゆっくりランチを食べる。かなりの人気店で、それなりに待つ必要が出るかもしれないので、そしたら加太港周辺を聖地巡礼して時間を潰すのがいいだろう。
『サマータイムレンダ』の聖地MAP
さいごに
本記事を執筆している最中に知ったのだが、『サマータイムレンダ』は友ヶ島や加太以外にも、様々な場所で聖地が展開されているらしいではないか! ということで、また機会があれば、しっかり聖地巡礼していこうと思う。