今回は『きんいろモザイク Pretty Days(きんモザOVA)』について語っていく。2015年に『きんモザ2期』が放送されたわけだが、その1年後の2016年に『きんモザOVA』が劇場上映された。興行収入は9500万円ほどで、OVAの上映の割にはそこそこの数字を記録した。アニメ制作会社は『きんモザ2期』に引き続き、Studio五組が担当している。
『きんもざOVA』の感想
感想①:あやや推しは最高に楽しめる!
『きんモザOVA』は登場人物の小路綾、通称あややの視点で物語が進んでいる。主人公の忍・幼馴染の陽子・あやや、この3人は中学生からの友達なのだが、忍と陽子は幼馴染、あややは転入生なのだ。ということなので、あややは「みんなと上手く馴染めてないのではないか?」みたいな感じで鬱になりだすのだ。もちろんそんなことはないのだが、あややの心配性な性格が災いして、考え方がどんどんエスカレートしていく。
といった感じで、とにかくあややがメインで描かれていたのが個人的(僕の推しはあやや)に嬉しい。九条カレンも人気だが、やはり、あややが一番だ!
感想②:中学生編が深堀り
このトラブルが解決されていく過程で、3人の中学時代のエピソードが出てくる。これが中々感動できるもので、ファンの方々にとってはたまらないものだった。どうやら原作にもほとんど出ていないエピソードらしく、原作ファンでも楽しめる内容だったそうだ。
僕も見ていて、『きんモザ』の世界観に引き込まれていったし、キャラへの愛着もだいぶ増した。
『きんモザOVA』の評価
作画 | 50点 |
世界観・設定 | 60点 |
ストーリー | 75点 |
演出 | 50点 |
キャラ | 89点 |
音楽 | 70点 |
作画
作画は相変わらず普通。
世界観・設定
世界観も今まで通り。
ストーリー
ストーリーは良かった。50分間、飽きることはなかった。
演出
演出はもう少し改善してほしいと思うけど、Studio五組には期待できないな…。
キャラ
あややがメインだったので、もう最高でした。
音楽
TVアニメほどの音楽ではなかったけれども、普通に良かった。終盤の立て続けのギャグ展開に流れた曲は『きんモザ』らしさが出てた。
さいごに
『きんモザOVA』から5年後、『きんモザ』の完結編が劇場版で上映されている。『きんモザOVA』まで追ってきたのであれば、『劇場版きんモザ』も絶対に視聴するべきだろう。登場人物たちの卒業をぜひ見届けてほしい。