こんにちは、てるくんです。今回は「劇場版幼女戦記」の感想記事です。
- アニメ版幼女戦記を視聴済みの人
- ロリ系が好きな人
- 圧倒的作画を求めている人
「劇場版幼女戦記」はTVシリーズ版幼女戦記の続きになっているので、アニメ版幼女戦記を視聴した方が楽しめます。
https://terukun.blog/youjosenki/劇場版幼女戦記の魅力は以下の通りです。
- 作画が圧倒的すぎる
- 心情描写がダイナミックで面白い
- 相変わらずの過激な展開
人間の憎しみの恐ろしさを改めて体感することができる名作です。
それではご紹介していきます。
劇場版幼女戦記のテーマは憎しみ
劇場版幼女戦記のテーマは「憎しみ」です。これほど憎しみをうまく表現できているアニメは中々ないですね。
因縁の相手・メアリーの登場
幼女戦記の主人公であるターニャのライバル的存在ともいえるメアリー(CV.戸松遥)が登場します。
メアリーは父親の敵を打つために軍に入りました。可愛げな少女でしたが、憎しみが増幅しとてつもない強さを得るようになります。実際に父を殺したのはターニャのため、メアリーはターニャと対峙するとより強力な力を得るようになります。
これをターニャはXの仕業だと予想しています。
劇場版幼女戦記ではメアリーは主人公ポジションともいえそうです。メアリー視点で話が進むことが多いからです。
TVシリーズ版ではターニャが属する帝国サイド目線が中心でしたが、敗北国側の目線で見ることができるのが劇場版幼女戦記の魅力ともいえますね。
残酷な展開が不可避
TVシリーズ版では帝国が完全勝利となりました。しかしそれでも戦争が終わらないということが現実なのです。戦争は終わることがないのかと改めて絶望的になってしまいましたね。
加えて、父が死んだというだけで軍に入って凄まじい戦闘をすることになるメアリーも残酷です。なぜ可愛げな少女が銃を手に取らなければいけないのか。戦争がどれだけ意味のないことなのか改めて感じることができます。
円盤売り上げ的にもおそらく続編を制作するかと思いますが、戦争が終わるビジョンが浮かばないというが、確実にバッドエンドで終わる気がします。笑
それほど絶望的な展開であることは間違い無いです。
劇場版幼女戦記は作画が神レベル
劇場版幼女戦記はTVシリーズ版に引き続き、神作画が満載です。アニメーション制作を担当しているNUTの評価が爆上がりです。
戦闘シーンがカッコ良すぎる
劇場版幼女戦記もTVシリーズ版と同様にNUTがアニメーション制作を担当しています。NUTはTVシリーズ版幼女戦記の戦闘シーンの作画で株を上げていますね。
そして、今回の劇場版幼女戦記ですがアニメ版を数段上回るクオリティでした。空中の戦闘シーンがヤバすぎます。
本記事の執筆段階でもNUTが制作してきたアニメは数作品にしか及びませんが、どれも圧倒的にクオリティが高い作画ということで好評です。
最近だとNUTのアニメオリジナルであるデカダンスの作画がヤバすぎて感動しました。これからもKADOKAWA作品を中心に頭角に出てくるでしょう。
キャラクターの狂気が表現されている
劇場版幼女戦記の最大の見せ場はやはりメアリーとターニャの戦闘シーンです。特に戦闘終盤の教会での場面は両者の狂気じみた振る舞いに驚きます。
メアリーに関して言うと、あれほど可愛らしい少女だったのが憎しみによって豹変してしまったのが残酷です。鳥肌が立ちました。
それとメアリーを演じる戸松遥さんとターニャを演じる悠木碧さんの演技が見事です。狂気を感じました。
戸松遥さんといえばSAOのアスナですね。それと歌唱力に定評があるのも特徴です。
https://terukun.blog/sao/ https://terukun.blog/sao2/劇場版幼女戦記の主題歌
劇場版幼女戦記の主題歌はMYTH&ROIDさんの「Remembrance」です。
公式チャンネルが動画を投稿していなかったので、動画リンク掲載は避けておきます。
劇場版の主題歌ということでエンドロールが流れながら、曲も流れるのですが洋画のEDみたいだったのが印象的です。MYTH&ROIDの歌って結構な割合で英語を多く入れるので雰囲気がよくなりますね。笑
MYTH&ROIDさんは他にもオーバーロードやリゼロの主題歌も多く担当しています。ダークな雰囲気がマッチするアニメ界で需要がある曲を多く制作しています。
https://terukun.blog/overload/ https://terukun.blog/rezero/劇場版幼女戦記のまとめ
それでは劇場版幼女戦記の魅力をまとめていきます。
- 戦闘シーンの作画が圧倒的
- 憎しみがよく表現されているシーンは鳥肌もの
- 声優の名演技
こんなところですね。劇場版幼女戦記はTVシリーズ版に比べてもダークになってきている印象があります。主人公が属する帝国軍も世界の敵になっていますからね。
これからの展開に期待しておきます。
幼女戦記に2期はあるのか?
最後に幼女戦記の2期が制作されるかどうか考察していきたいと思います。
結論から言うと80%の確率で2期が制作されるかと思います。
理由は以下の通りです。
- 原作ストックが十分
- 円盤売り上げも配信サービスも好調で黒字
- 異世界カルテットの続編決定
- NUTの制作スケジュール
ビジネス的に見ても黒字化できているので、2期を制作しない理由が見つかりません。元々受け入れられづらいストーリというか雰囲気だと思いますが、それでも結果を残しているのが素晴らしいです。
異世界カルテットの続編も決定しているので、これからも幼女戦記をアニメで楽しめそうです。
©カルロ・ゼン・KADOKAWA刊/劇場版幼女戦記製作委員会