五等分の花嫁∬(TVアニメ2期)評価:感想→終わりよければ全て良しスタイル

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星島てる
アニメ好きの20代。ライターで生活費を稼ぎながら、アニメ聖地の旅に出ている者です。アニメ作品の視聴数は600作品以上。

今回は『五等分の花嫁∬(以下、五等分の花嫁2期)』について語っていく。あらかじめ言っておくが、僕は既に原作を読み終わっているので、内容を知っている上での視聴だった。

前回の『五等分の花嫁1期』の記事はこちら

目次

あらすじ

「落第寸前」「勉強嫌い」の美少女五つ子を、
アルバイト家庭教師として「卒業」まで導くことになった風太郎。
林間学校での様々なイベントを通し、さらに信頼が深まった風太郎と五つ子たち。
そして今度こそ、五つ子たちの赤点回避をすべく
家庭教師業に邁進しようとした矢先にトラブルが続出。
さらに風太郎の初恋の相手である“写真の子”が現れ・・・!?
風太郎と五つ子の新たな試験が幕を開ける──!!

『五等分の花嫁∬』公式サイトより引用

『五等分の花嫁2期』の感想

ここでは『五等分の花嫁2期』の感想について語っていく。ネタバレもしていくので、未視聴の人は気をつけてほしい。

感想①:超急ピッチのストーリー展開

『五等分の花嫁2期』は尋常じゃないほど、原作のストーリーをカットしていた。ファンの間でも「勤労感謝ツアーをカットって…」といった感じ。僕も「マジか…」と思うほどの、ストーリー展開だった。
そもそも僕は『五等分の花嫁2期』はコミックス5巻から8巻をアニメ化するものだと思っていた。そうすれば、鐘で五つ子の誰かが風太郎にキスするところでちょうどよく終わるではないか。だが、実際にはそうではなく、コミックス10巻までをアニメ化した。

1クール全12話でコミックス6巻はあまりにも詰め込みすぎだ。当然、『五等分の花嫁2期』も急ピッチのストーリー構成となった。序盤から中盤にかけては酷いストーリー展開だった。

だが、『五等分の花嫁2期』は終わりよければ全て良しタイプの作品。終盤の修学旅行編は高めのクオリティで制作してくるので中々憎めないところだ。僕の中でも結果的に『五等分、なんだかんだ面白かったなぁ』という形になった。

ほとんどのアニメは序盤で視聴者を惹きつけておかないと、視聴者離れをされてしまう。これはアニメだけではなく、漫画やラノベでも同じことが言える。そのため、序盤は勢いが良くても中盤から失速していくことがほとんどだ。
しかし、『五等分の花嫁2期』は原作パワーが圧倒的でキャラも非常に魅力的だ。視聴者のほとんどがラストまで見てくれる。序盤で力を入れる必要がないのだ。
なんだかんだ『五等分の花嫁1期』もラストだけは良かった。こういうアニメの作り方もあるのかと勉強になった。笑

感想②:作画が想像以上に良かった

『五等分の花嫁1期』は手塚プロダクションによる作画崩壊が話題になっていた。これを払拭するべく『五等分の花嫁2期』はアニメ制作会社を変更。バイブリーアニメーションが担当することになった。ぶっちゃけ優秀なアニメスタジオとはいえず、かなり微妙なところだ。

だが、思っていたよりも作画は安定していた。キャラデザに関しては賛否両論あるようだが、僕は好きだ。原作の癖をしっかり組み込みつつ、可愛らしいデザインになっている。

『五等分の花嫁2期』の評価

ここでは『五等分の花嫁2期』のアニメとしてのクオリティについて、個人的な目線強めで評価していく。

作画50点
世界観・設定60点
ストーリー50点
演出50点
キャラ85点
音楽80点

作画

作画は『五等分の花嫁1期』よりは遥かにマシになった。やっと現代アニメの平均点に到達できたところだ。

世界観・設定

設定については変化なし。五つ子がまんべんなく活躍した印象だ。

ストーリー

ラストが良かったから、オマケで50点。原作パワーがなかったら30点ぐらいにしてたところだ。

演出

『五等分の花嫁1期』でシャフトが参入していたが、今回はそういったヘルプがなかった。代わりにWHITE FOX(リゼロやごちうさを手がけていたアニメ制作会社)が下請けしていたみたいだが、特に印象に残った演出もなかった。

キャラ

ここまでくると、キャラのゴリ押しで今までやってきた感じ。五つ子みんな可愛い。

音楽

個人的には『五等分の花嫁1期』よりも良かったと思う。特にEDが素晴らしい。EDも五つ子たちが担当したほうが良さそうだ。

さいごに

『五等分の花嫁2期』は続編制作が既に決定している。→続編決定について詳しく語っている記事はこちら

これでほぼ間違いなく、原作ラストまでアニメ化されることが決まった。一体誰が花嫁に選ばれるのだろうか。僕は原作を読んでいるので、誰が花嫁に選ばれるのか知っている。だが、アニメオリジナルで別EDになる可能性も考慮している。ワクワクしながら待ちたいと思う。

『映画 五等分の花嫁』を視聴したので、ブログにしてみた。こちらもぜひ読んでみてほしい。

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