今回は『かぐや様は告らせたい?(以下、かぐや様2期)』について語っていく。『かぐや様1期』が2019年冬クールに放送され、2020年4月から『かぐや様2期』が放送される。スタッフの変更はなく、制作会社はA-1 Picturesが担当する。
『かぐや様2期』の感想
感想①:相変わらずのクオリティ
『かぐや様1期』が2019年1月から3月まで放送され、その1年後の2020年4月から『かぐや様2期』が放送されたわけだが、終始安定したクオリティだった。
一応これ以外にも多数の作品をA-1 Picturesが手掛けているはずだが、流石の生産力だ。同時並行で『SAO4期』や『シグルリ』も制作していたはずだから、そう考えると相当数のチームがあるのだろう。
ストーリーをそのままアニメにするだけでも十分面白いので、ある意味楽なのかもしれない。だが『かぐや様』は演出がとても秀でており、これがギャスセンスの一押しに繋がっている。そう考えると相当の作業量が必要になると思うのだが…。やっぱり流石A-1 Picturesだ。
感想②:伊井野ミコと石上優が活躍
『かぐや様2期』ではミコちゃんと石上くんの1年生ペアが活躍していた。
ミコちゃんは頭でっかちな子で、正義の在り方について悩んでいた。生徒会長選挙に立候補するもダメダメ。それを白銀会長がサポートする、みたいな感じになっていた。このシーンにグッときた人も多かっただろう。
石上くんは『かぐや様2期』の終盤で体育祭の応援団を担当することになった。しかし、石上くんは中学校の時のトラブルを引きずっており、それがトラウマになっていた。だが、応援団の人たち、そして生徒会のメンバーに支えられ、心の壁を壊すことに成功したのだ。
そしてなんといってもミコちゃんと石上くんの恋愛模様。今のところラブコメ感があまりないのだが、物語が進むに連れお互いに意識するようになってくるだろう…。白銀会長とかぐやはもちろんのこと、ミコちゃんと石上くんの動向は目が離せない。千花ちゃんは観賞用で楽しもう。
『かぐや様2期』の評価
作画 | 80点 |
世界観・設定 | 80点 |
ストーリー | 85点 |
演出 | 85点 |
キャラ | 85点 |
音楽 | 75点 |
作画
作画はいつも通り高いクオリティだった。
世界観・設定
世界観・設定も高いクオリティだった。
ストーリー
全体のストーリーはもちろんだが、1話あたりのストーリー構成が良い。
演出
とにかく笑える。そしてシリアスパートの演出も良い。
キャラ
白銀やかぐやだけではなく、千花ちゃんや石上くんが光ってた。ミコちゃんも良いし、早坂も良かった。
音楽
OPテーマもEDテーマも良かった。
さいごに
『かぐや様3期』のアニメ制作が決定済みだ。円盤もほどよく売れ、イベントも成功し、キャラ人気もあるのでグッズ収益も出しやすい。文句なしの続編決定だろう。どこまでアニメ化するのかは気になるが、この調子であればラストまでアニメ化する可能性も十分ある。そうなってくれればいいけどなぁ。
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