ラブライブ!(TVアニメ1期)評価:感想→思っていたよりもスポ根

ラブライブ!
星島てる
アニメ好きの20代。ライターで生活費を稼ぎながら、アニメ聖地の旅に出ている者です。アニメ作品の視聴数は600作品以上。

今回は『ラブライブ!(以下、ラブライブ1期)』について語っていく。

『ラブライブ1期』は2013年冬クールに放送された。アニメ制作会社はサンライズが担当している。KADOKAWA、ランティス、サンライズの3社によるプロジェクト『ラブライブ!シリーズ』が原作だ。

目次

『ラブライブ1期』の感想

ネタバレするので、未視聴の方は気をつけてください。

感想①:『けいおん!』と似ているようで全く違う

『ラブライブ1期』を視聴する前、『けいおん!』と似た内容なのではないかと思っていた。アイドルと軽音楽で違いはある。だが、”JKが音楽をやる”という点で共通していたからだ。

確かに『ラブライブ1期』は『けいおん!』の影響をモロに受けていた。『ラブライブ1期』の主人公・高坂穂乃果(CV.新田恵海)は、『けいおん!』の平沢唯(CV.豊崎愛生)と田井中律(CV.佐藤聡美)を混ぜたようなキャラだ。また、文化祭で主人公が風邪を引くところも共通している。

しかし、そもそものコンセプトが全く異なる。『けいおん!』にはシリアスパートがほとんどなかった。だが、『ラブライブ1期』は王道のスポ根で、アイドルの厳しさを痛感させられるストーリーだったのだ。

特に第3話「ファーストライブ」。μ’s(ミューズ)の初めてのライブで、観客ゼロだったシーンは衝撃を受けた。それからも度々シリアス展開が続くし、JKらしいドロドロした展開にもなった。

そう考えると『ラブライブ1期』は『けいおん!』と全く違うジャンルのアニメであることが分かる。『ラブライブ1期』は、スクールアイドルをベースとしたスポ根アニメだったのだ。

感想②:序盤は声優の演技が微妙に感じたけど…

正直、序盤は声優の演技が微妙に感じられた。「アイドルの成長」がコンセプトになっているからか、実績がない声優を起用しているためだ。その代わり、歌は元々上手い人が集まっている印象がある。

しかし、物語が進むにつれ、少しずつ耳も慣れてくる。「声優の演技が微妙だ!」という理由で、『ラブライブ1期』を序盤で切ってしまうのはもったいないだろう。

また、ライブシーンがとても良かった。ここ最近のライブシーンは3DCGに頼り過ぎている節がある。しかし『ラブライブ1期』は3DCGをベースにしつつ、適度に手書きが挿入されていた。

ライブシーンは人それぞれの好みがあるだろう。だが少なくとも僕は、『ラブライブ1期』のライブシーンはかなり好意的に見ている。

『ラブライブ1期』の評価

作画70点
世界観・設定70点
ストーリー70点
演出70点
キャラ75点
音楽83点

作画

作画は普通。2013年制作の割に、ダンスシーンは良かった。流石サンライズ。

世界観・設定

スクールアイドルの設定は、スポ根ものだと思えば十分楽しめる。

ストーリー

アイドルの厳しさをしっかり感じることができるストーリーだった。アップダウンが激しくて青春って感じ。

演出

演出はぼちぼち。

キャラ

それぞれのキャラに個性があって良い。

音楽

OP・ED・挿入歌、どれも安定したクオリティだった。けど神曲はまだきてない。

さいごに

『ラブライブ1期』は、まずまずの内容だった。真骨頂は『ラブライブ2期』にあると思うので、楽しみにしよう。

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