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ましろのおと(TVアニメ)評価:感想→津軽三味線の魅力が伝わる良作

今回は『ましろのおと』のTVアニメについて語っていく。『ましろのおと』は月刊少年マガジンで連載されている漫画が原作となっている。2010年から連載されており、累計発行部数は450万部を突破している。そして2021年春クールでアニメ放送された。アニメ制作会社はシンエイ動画だ。

『ましろのおと』の感想

感想①:津軽三味線がテーマです

『ましろのおと』は津軽三味線がテーマになっている作品だ。主人公のましろは津軽三味線の隠れた天才で、とにかく津軽三味線が上手い。しかし、誰かのために演奏しているわけではなく、亡くなった祖父を追いかけるためだけに津軽三味線に取り組んでいる印象がある。
そして青森から東京に上京し、色んな人やイベントに出会うことで、ましろの心境に少しずつ変化が起きていくストーリー展開となっている。

本作は津軽三味線を通して、「自分にとっての音楽の在り方」をメインテーマに据えている気がする。
例えば音楽アニメといえば『けいおん!』が思いつくと思うが、あれは「自分の好きなことにハマることで結果的に心に響く演奏をすることができる」という設定がある。放課後ティータイムのメンバーはとにかく軽音楽が大好きで、とても楽しそうに演奏するから、結果的に多くの人の心を奪っていった。
もちろんこんなに楽観的に物事は進まないと思う。そして『ましろのおと』は「むしろ音楽の世界は厳しいよ」という設定を組み込んでいるように見える。

『ましろのおと』は中盤になってくると大会が開催されていくのだが、「そもそも音楽は競うものなのか?」という根本的な疑問も注目されていた。津軽三味線がテーマではあるものの、先程も述べた通り「自分にとっての音楽の在り方」がテーマだ。「主人公のましろにとって津軽三味線とは何なのか、どうあるべきなのか?」という問題提起がされているのだ。

感想②:最終回はなんともいえない感じ

最終回はちょっと胸糞悪いラストだった。結局の個人戦でましろは3位。ましろはただただ”自分の弾きたい音楽”を弾きたいだけなのに、圧倒的な名人だった祖父の幻想や、周りの人の期待、個人戦の結果に呑まれて、自分を見失いかけるところでTVアニメは終わってしまう。

ぶっちゃけ続きが気になる展開ではある。どうやってましろは立ち直っていくのか、どうやって自分の音楽を見つけていくのか。最後まで見届けたいと思わせるラストだった。原作を購入してくれる人も一定数いそうだ。
原作の売上次第で2期が制作されるかされないかが決まる。そう考えると、このラストの終わらせ方は結構上手い。

『ましろのおと』の評価

作画60点
世界観・設定55点
ストーリー50点
演出70点
キャラ50点
音楽50点

作画

作画は普通に安定していた。

世界観・設定

三味線がテーマになっているのはありそうでなかった。それ以外は王道の設定。

ストーリー

ストーリー自体は良かったがTVアニメの1クール向けではない。

演出

三味線の演出は非常に良かった。ただ三味線の音質は空間で聞いてこそって感じだろうから、現代音楽の主流機器であるイヤホンでは厳しいところもある。

キャラ

漫画特有の可愛らしさが特徴のヒロインだと思う。

音楽

OP・EDは非常に良いのだが、中毒性がほしいところだ。歌詞なしとかの方が良かったかも。

さいごに

『ましろのおと』は月刊少年マガジンで連載されている。マガジン作品はアニメだと微妙になってしまうイメージが僕の中であるのだが、『ましろのおと』は比較的気合が入っていたと思う。むしろなぜこれぐらいのクオリティで『ごとよめ』とか制作しないのだろう。不思議でたまらないが、『ましろのおと』の続編制作に期待しようと思う。

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