今回は『オーバーロードⅢ(以下、オバロ3期)』について語っていく。『オバロ2期』が2018年1月から3月にかけて放送されたが、『オバロ3期』は2018年7月から放送された。アニメ制作会社はマッドハウスで、メインスタッフもほとんど変更がない。
『オバロ3期』の感想
感想①:2期よりは爽快
『オバロ3期』は『オバロ2期』と比べるとかなり爽快だった。というのも『オバロ2期』はアインズがほとんど活躍せず、階層守護者たちがメインだったからだ。もちろん、個性溢れる階層守護者達の成長も『オバロ』のテーマではある。だがやはり、アインズの無双プレイが一番だ。
『オバロ3期』の終盤では、大魔法を用いて、人間を大量虐殺してしまう。これぐらいやってくれないと『オバロ』らしくない。やっぱりアインズ最高。
感想②:人間たちの葛藤が描かれる
まるで神のような立ち振舞をするナザリック大墳墓だが、その対比として人間たちの行動が取り上げられる。
まず、『オバロ1期』で登場したカルネ村が少し深堀りされる。カルネ村はアインズの影響もあって少しずつパワーを付けてくるようになってきた。とても平穏で良い村になってきたので、できるだけ荒らされてほしくないのだが、今後、アインズはどのように対応していくのか…。
また、戦士長のガゼフと同じくらいの実力を持つブレインの2人の立ち位置も非常に興味深い。ブレインは傭兵として強さに自信を持っていた人間だが、シャルティアという人外に出会ってしまい、自らの強さのプライドが折れてしまう。一方のガゼフは、最期の最期まで戦士としてのプライドが折れることなく、アインズに立ち向かう。これを見てブラインは目を見開いて驚愕する…。
人間たちの主人公的存在であるガゼフとブレイン、そして見習いのクライン。これらの人物たちには今後も注目する必要がある。
『オバロ3期』の評価
作画 | 75点 |
世界観・設定 | 75点 |
ストーリー | 75点 |
演出 | 70点 |
キャラ | 75点 |
音楽 | 70点 |
作画
マッドハウスということで作画は非常に安定していた。
世界観・設定
『オバロ3期』はアインズが目立つ設定になっていて、これが良かった。
ストーリー
ストーリーも爽快だった。特に終盤は良い。
演出
安定していた演出だった。全体的にのっぺりしていた気もするが、ストーリーがストーリーなだけにちょうどよかったかも。
キャラ
『オバロ3期』はキャラの使い方が上手い。
音楽
OPテーマが最高に尖ってて良かった。
さいごに
『オバロ』はTVアニメ4期と劇場版の制作が決定している。どうやら今後の内容はかなり面白いらしいとのことなので、結構楽しみにしている。
アインズ達がミニキャラになって活躍する『いせかる』も劇場版を上映するのでこちらも楽しみだ。
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