こんにちは、てるくんです。
今回は通称「慎重勇者」こと、「慎重勇者〜この勇者が俺TUEEEくせに慎重すぎる〜」のアニメ感想の記事です。
慎重勇者の慎重さは現在のコロナウイルスの社会問題では学ぶべきものが多いかもしれません。
備えあれば憂いなし、です。しっかり感染対策していきましょう。
ちなみに慎重勇者は『異世界カルテット』のTVアニメ2期に登場したことがきっかけで見てみました。
『このすば』みたいにコメディ全振りかと思いました。でも終盤はシリアスな場面が多かったです。
慎重勇者と女神のやりとりが面白い
慎重勇者はコメディ要素が高評価です。
慎重勇者である「竜宮院聖哉」(CV.梅原裕一郎)と女神の「リスタルテ」(CV.豊崎愛生)のやり取りが面白かったです。
特に女神である「リスタルテ」は女神なのにここまでやるのかってくらい変顔します。
この時点でラブコメ要素は完全に0です。
それと少し趣旨が変わりますが、慎重勇者では作画が特別すごいというわけでもなく、結構乱れています。
このすばでも言われていることですが、作画が好きになれないという理由で見ない人もいるそうです
ですが、コメディ要素に全振りするのであれば多少作画を乱した方が、コメディ感を強く見せやすいというメリットがあります。
銀魂みたいにセリフ回しで笑いを取るタイプではなく視覚的に笑いを取りにいく『慎重勇者』であれば、作画が乱れてしまっても気にならないかなと思います。
慎重勇者は思ったよりシリアス
慎重勇者である竜宮院聖哉に実は隠されたエピソードがありました。
ネタバレなので言いませんが、11話以降は必見です。
10話まではコメディ全振りでストーリーが進んでいました。
しかし、この段階でも所々に伏線が隠されているんですよね。
僕も最初は気にしませんでしたが、後々考えると「そういうことだったのか」と感じました。
このままコメディ全振りだとだらけてしまいますが、終盤にシリアス展開を用意したことで、バランスがよくなりました。
コメディ系の作品のシリアス展開はグッときますね。
慎重勇者のOPとED
「慎重勇者」のOP
慎重勇者のOPはMYTH&ROIDさんの「TIT FOR TAT」です。
MYTH&ROIDさんと言えば、『オーバーロード』で有名。
ダークな雰囲気が似合っているアーティストなので、慎重勇者を担当していたのは意外です。
ただ、この曲は慎重勇者というよりは竜宮院聖哉をイメージした曲ですね。
ちなみに「TIT FOR TAT」とは仕返しという意味があります。
慎重勇者を見た人ならわかると思いますが、このアニメはある意味「仕返し」の物語なのです。
ここからは一応ネタバレになりそうなので控えておきます。笑
「慎重勇者」のED
慎重勇者のEDは安月名莉子さんの「be perfect, plz!」です。
OPが竜宮院聖哉だとしたら、EDはリスタルテをモチーフにしていますね。
「be perfect, plz!」は電子音と弦楽器の音をうまくミックスさせています。
これによって神々しさを表現することができて、女神リスタルテにピッタリな曲になっています。
歌詞も慎重勇者のエピソードをモチーフにしています。
それとダンスもしっかりプロモーションしています。
ちなみに第11話では特別EDとして安月名莉子さんの「さいしょからずっと」が使われています。
第11話のエピソードにマッチしています。
慎重勇者に次回作はあるのか
慎重勇者の1期は原作の1巻、2巻で制作されています。
現段階で7巻まで刊行されているので、ストックは十分です。
ただ、次期制作の一つの目安となっているDVDの売上枚数があまりよろしくないようです。
その代わり、配信サービスでとても高い支持率を得ていて再生回数も多いとのこと。
徐々にDVDから配信サービスに移行しているアニメ業界ですから、2期制作は十分にあり得るでしょう。
また、異世界カルテットにコラボで登場させたことが大きな要因です。
次回作を制作しない作品のキャラクターをわざわざ登場させますかね?
これらの要因から2期制作の可能性は高いと見ています。
それか映画化される可能性もありそうです。
もし、2期制作が決定するのであれば、ストーリーはとても期待できます。
1期は本当に序章という感じでした。
魔界が舞台ということで2期がもしあるなら、慎重勇者はもっと慎重になりそうです。
(C)土日月・とよた瑣織/KADOKAWA/慎重勇者製作委員会