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からかい上手の高木さん②(TVアニメ2期)感想:評価:レビュー

からかい上手の高木さん2

今回は『からかい上手の高木さん②(以下、からかい上手の高木さん2期)』について語っていく。

『からかい上手の高木さん1期』が2018年冬クールに放送された後、2019年夏クールに『からかい上手の高木さん2期』が放送された。

アニメ制作は前作に引き続き、シンエイ動画が担当している。

『からかい上手の高木さん2期』の感想

ネタバレしているので、未視聴の人は気をつけてください。

なぜアニメオリジナル要素が強まったのか?

『からかい上手の高木さん2期』では、アニメオリジナル要素が一気に強まった。

『からかい上手の高木さん1期』は最終回のラストシーンで高木さん(CV.高橋李依)が足をバタバタするシーンのみが、オリジナル要素だった。だが、『からかい上手の高木さん2期』では、第7話『林間学校』と第12話『夏祭り』が、1話丸々アニメオリジナル。明らかにオリジナル要素が強まっている。

ちなみに第7話では監督の赤城博昭、第12話では副監督の宇根信也が絵コンテを担当していることから、重要なシーンであることが分かる。

しかし一体なぜ、アニメオリジナル要素を強めたのだろうか。その理由として僕が考えているのは、『からかい上手の高木さん』というアニメコンテンツに区切りをつけたいということだ。

原作漫画のストーリーは、ラブコメというより日常系に近い。ただただ西片(CV.梶裕貴)と高木さんのやり取りを眺めているだけで、長期的にはあまりストーリーが進んでいないのだ。

しかしアニメとして展開していく以上、制作陣としてはどこかで区切りをつけたい。そこでアニメオリジナル要素だ。林間学校も夏祭りも、時間が進んでいることがハッキリと分かるエピソードで、実際にアニメの中では時間がしっかり進んでいる。『からかい上手の高木さん2期』のラスト段階は、2年生の夏休みといったところだろう。刻一刻と卒業、つまり最終回まで近づいている。

もちろん、アニメオリジナル要素を強めることで、原作漫画派の人でもサプライズを楽しめるメリットがある。僕も原作漫画から入った人だけど、『からかい上手の高木さん2期』はかなり面白かったし、夏祭りは胸熱になれた。

『からかい上手の高木さん2期』の評価

作画70点
世界観・設定75点
ストーリー80点
演出80点
キャラ80点
音楽80点

作画

作画はいつも通り。EDのクレジットを見ると、原画マンがかなり少ないことに気づいた。『からかい上手の高木さん』では動きがほとんどないし構成もシンプルなので、原画マンがそこまで必要ないのかもしれない。

世界観・設定

新キャラが追加されたことで、『からかい上手の高木さん』の魅力でもある「2人だけの世界」が損なわれた気がする…。まあでも、アニメとして展開する際、2人だけの世界をずっと繰り広げられても退屈するのは事実。新キャラが追加されたことで、退屈しなくなった。

ストーリー

アニメオリジナルが非常に多いストーリーだった。林間学校や夏祭りは完全にオリジナル。原作漫画と異なり、時間をしっかり進めている印象だ。

演出

アニメオリジナルのエピソードの演出が、良い意味でも悪い意味でも強い。原作漫画の雰囲気が損なわれてる感じはするけど、ラブコメして楽しみやすいように仕上がっている。

キャラ

新キャラである浜口(CV.内山昂輝)と北条(CV.悠木碧)が登場。この2人によって、高木さんと西片の恋愛模様を、違う視点で見ることができるようになった。

音楽

『からかい上手の高木さん1期』と比べると、全体的に楽曲が微妙だったかもしれない。特にEDに関しては、『からかい上手の高木さん1期』で起用されたEDと同じアーティストの曲が起用されていた。GReeeenとかいきものがたりとかMONGOL800とか。もう少し違った曲調が欲しいところではある。

さいごに

2022年冬クールに『からかい上手の高木さん3期』が放送されている。こちらもしっかり視聴してブログ記事に感想をまとめてみたいと思う。

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