今回は『東京リベンジャーズ(以下、東リべ)』について語っていく。『東リべ』は和久井健先生による漫画が原作で、『週刊少年マガジン』で連載されている。これが2021年4月から2クールにかけてアニメ放送される。アニメ制作会社はライデンフィルムだ。
『東リべ』の感想
感想①:ライデンフィルムのアニメ制作がちょっと酷い
僕にとってライデンフィルムは要注意アニメ制作会社だ。2021年春クールで放送された『さよなら私のクラマー』がちょっと酷かったからだ。作画は結構安定しているのだが、ストーリー構成が酷い。あらすじ紹介で何分も使うので、実質的な尺が18分ぐらいしかいないのだ。
そして『東リべ』でも同じ手法が用いられていた。場合によってはあらすじ紹介に3分ぐらい使うこともあっただろう。その度に僕は右矢印ボタンを押して(Macbookでは右矢印ボタンが10秒早送り)あらすじをスキップしていた。
今回の件でライデンフィルムのブラックリスト入りが決定的になってしまった。笑 だが『裏世界ピクニック』のような渋い作品も作ってたりするので何とも言えないところではある。
感想②:原作の面白さを一応引き継いでいる
アニメのクオリティ自体は微妙だった。だが、原作漫画のストーリーが普通に面白いので、何とかなっている感じではある。だがやはり、あらすじ分の尺をフル活用できればもっと良かったのは言うまでもない。
それと個人的には戦闘シーンに力を入れてほしかった。というのも『東リべ』には戦闘シーンがほとんどない。だから、戦闘シーンだけに力を入れることは十分可能だったはずだ。マイキーの回し蹴りとかもっとクオリティ高めで制作されていれば、めちゃくちゃカッコいい思うし、コスパも良いだろう。
『東リべ』の評価
作画 | 60点 |
世界観・設定 | 70点 |
ストーリー | 50点 |
演出 | 60点 |
キャラ | 75点 |
音楽 | 70点 |
作画
作画は普通。喧嘩シーンにもっと力を入れてくれれば…。
世界観・設定
『ヤンキー×タイムリープ』の世界観はとても良い。
ストーリー
原作のストーリーは70点以上だが、アニメ制作におけるストーリー構成が酷いので、間をとって50点に。
演出
演出は微妙だった。漫画の方が泣ける。
キャラ
マイキーとドラケンが良いキャラしてる。声優が合ってる。
音楽
音楽もまあ良いんじゃないかなと。
さいごに
僕は原作漫画を既に全巻読んでいるので、それを比べると何とも言えないクオリティだった。原作漫画の感想記事は以下のリンクだ。
https://terukun.blog/tokyo-revengers-comic/ビジネス的には上手くいっているはずなので『東リべ2期』の制作は濃厚だろう。ここでライデンフィルムはしっかりお金を稼いでほしいところだが、製作委員会方式だし多分厳しいか…。