今回は『ヤマノススメ おもいでプレゼント(以下、ヤマノススメOVA)』について語っていく。
『ヤマノススメ』は”しろ”による漫画が原作だ。そして『ヤマノススメ2期』が2014年に放送されたあと、2017年に『ヤマノススメOVA』が上映された。アニメ制作はエイトビットが担当している。
『ヤマノススメOVA』の評価
※ネタバレ注意!
作画 | 70点 |
世界観・設定 | 70点 |
ストーリー | 70点 |
演出 | 70点 |
キャラ | 80点 |
音楽 | 60点 |
作画
作画はとても丁寧だった。キャラクターデザインが崩れることはほぼなく、日常系アニメの割には、全体的によく動いている。流石OVA。
世界観・設定
『ヤマノススメOVA』では、これみよがしに飯能市の観光スポットが多数登場した。聖地巡礼が趣味の僕としては、実際に訪れてみたくなる。
ストーリー
全体的にしんみりとしたストーリー。前半ではここなが、後半ではひなたが深掘りされた。これは2人が『ヤマノススメ』の人気キャラだからなのだろうか。笑
演出
演出はぼちぼちだったように思う。今回の『ヤマノススメOVA』は涙もののシナリオだったけれど、涙を煽るような強烈な演出ではなかった。
あと、キャラの動き方とかは全体的に好き。
キャラ
やっぱりキャラが可愛いんですよ、『ヤマノススメ』は。今回の『ヤマノススメOVA』ではここなが良かったかな。
音楽
全体的に落ち着いた楽曲が多い。特に前半パートとか、マジでしんみりした楽曲しかない。だから逆に、いつもよりも見入ってしまった。
『ヤマノススメOVA』の感想
※ネタバレ注意!
やはり、ここなが深掘りされた
『ヤマノススメ2期』であおいとひなたの関係性があらかた深掘りされて、あとはここなと楓の深掘りが残されていた。それは『ヤマノススメ3期』で実施されるのかと思ったけれど、『ヤマノススメOVA』でここなが深掘りされる。
あおい、ひなた、楓とは異なり、ここなちゃんは少々貧しそうな生活をしていた。……と思っていたらWikipedia先生によると、ここなの父親は長期出張に出かけていて、それが理由で家を購入しておらず、とりあえず母と二人でアパートに住んでいるのだという。しかし母親も仕事熱心であるために、ここなの面倒をしっかりみてあげることは滅多になかった。
ということでここなは、よく一人で外に出かけて、自然に触れることが多かったようだ。
そして『ヤマノススメOVA』では、ここなが自身の思い出の場所を巡る形式でストーリーが進んでいった。それがなんというか、よくよく考えてみたらすごく健気な物語だ。
ということで、ここなに対する印象が大きく変わった『ヤマノススメOVA』でした。
飯能市での聖地巡礼
『ヤマノススメOVA』では、飯能市の観光スポットがたくさん登場されていた。というか『ヤマノススメ』は全体を通して、隙があれば飯能市のプロモーションを仕掛けてくる。
でも聖地巡礼が好きな僕としては、嬉しい限りだ。僕は神奈川居住なので、飯能市は日帰りで行けなくはない。秩父市から近いので、秩父に滞在して『あの花』とかの聖地巡礼もやりながら、飯能市で『ヤマノススメ』を聖地巡礼するという感じだな。
さいごに
『ヤマノススメOVA』が上映されていた時点で、すでに『ヤマノススメ3期』の制作が決定されていたとのこと。そして2018年夏クールに『ヤマノススメ3期』が放送された。こちらもしっかり視聴して、感想をブログで投稿しようと思う。