ようこそ実力至上主義の教室へ(よう実)評価:感想→アニメと原作違いすぎ

星島てる
アニメ好きの20代。ライターで生活費を稼ぎながら、アニメ聖地の旅に出ている者です。アニメ作品の視聴数は600作品以上。

こんにちは、てるくんです。

今回は略称『よう実』こと『ようこそ実力至上主義の教室へ』の評価と感想記事です。

本記事を読むべき人
  • 『よう実』を視聴済みの人
  • 『よう実』が気になっているけど、まだ見ていない人
  • 『よう実』の評価が気になる人

原作の『ようこそ実力至上主義の教室へ』は、2015年から刊行スタート。

レーベルはMF文庫Jです。

僕の初めてのライトノベルは『よう実』でした

2020年12月現在はシリーズ累計450万部突破。大人気コンテンツになりつつあります。

そして、2017年の夏クールにアニメが放送されました。

そんな『ようこそ実力至上主義の教室へ』の魅力はこんな感じ。

『よう実』の魅力ポイント
  • 『よう実』の頭脳戦がハイレベル
  • 『よう実』のキャラが個性的かつ魅力的
  • 『よう実』のOP・EDが良曲

それでは紹介していきます。

目次

『よう実』は本格派頭脳戦系アニメ

『よう実』は本格派の頭脳戦アニメです。

原作者の衣笠先生は相当のキレ者ですね。

「よくこんな展開思いつくよね……」とつくづく思います

実力至上主義な教室が舞台

『よう実』は東京都高度育成高等学校が舞台となっています。

この学校は全てが実力で決まる実力至上主義です。

就職率・進学率100%、望んだ進路先に進むことができるというハイスペックな学校です。

さらに敷地内には娯楽が揃うショッピングモールが完備されています。そして入学時に10万円分のポイントが与えられ、毎月給付されるとのこと。

この紹介だけでもなんだかワクワクします

実際にこのルールには裏があり、一気に絶望することになります。

アニメを見ていない人は、視聴して確認してみてください。

何度も裏を取り合う頭脳戦がハイレベル

『よう実』の頭脳戦は何度も裏を取り合う凄まじいレベルです。

ただ試験を行うだけなのに、頭脳プレイで相手を貶めることも可能になっています。

また、『よう実』は無人島のサバイバルのように様々な特別試験を行います。

「頭脳プレイは必要ないじゃないか」と思うような試験でも凄まじい攻防が繰り広げられるので必見です。

そして最終的には主人公の綾小路清隆が正体を表すことなく勝利する。

この瞬間が気持ちいいんですよね。

「よう実」の個性的なキャラクター

東京都高度育成高等学校には個性が強いキャラクターが集まっています。

数多くのキャラクターを紹介したいところ。でも、それだと多すぎるので今回は落ちこぼれクラスのDクラスに所属している4人に絞りました。

主人公・綾小路清隆

「よう実」の主人公の綾小路清隆(CV.千葉翔也)です。

清隆はクラスの中だと影が薄く、コミュニケーションも苦手、学力も運動能力も全て中間位置です。

クラスからほぼ孤立しています。陰キャとして目立たないような生活を心がけています。。

しかし、実はとてつもない頭脳を持っています。そしてそれをわざと隠しているのです。

主人公最強系で能力を隠してるパターン。厨二心をくすぐりますね

ちなみにアニメと原作では綾小路清隆の印象が少し異なります。アニメの清隆はとても不気味な雰囲気を漂わせる一方で、原作の清隆はクラスメイトに色々とちょっかいを出したり、女の子にもある程度の興味を示したりして親近感があります。やっぱりアニメの清隆は少し不気味でした。声優の演技含めて。

メインヒロイン・堀北鈴音

「よう実」のメインヒロインの堀北鈴音(CV.鬼頭明里)です。

鈴音は全体的に能力が高いです。

特に頭脳においては他の生徒と比べてもかなり優秀です。

ですが性格に難ありで「ツンデレ」のデレがないバージョン。つまりただの「ツン」です。

自らクラスメイトとの友好関係を絶ってしまうのです。

典型的なツンデレ黒髪ロングですね。一定の需要がありそう

アニメ「よう実」のメインヒロインということもあり、結構深掘りされていますね。

鬼頭明里が堀北鈴音を担当しています。『鬼滅の刃』の禰豆子役がハマったことで今となっては大人気声優となっている鬼頭明里。しかし『よう実』放送当時の知名度はまだまだでした。今思うと『よう実』の堀北鈴音を皮切りに、人気を徐々に集めていきましたね。

クラスの人気者・櫛田桔梗

清隆や鈴音が所属する落ちこぼれのDクラスの人気者、櫛田桔梗(CV.久保ユリカ)です。

学年全体をみてもトップクラスに可愛いです。

コミュニケーション能力が抜群。Dクラスだけでなく、他のクラスにも交流があります。

それでいて勉強も運動もできるので割と完璧。

孤立している鈴音と友達になろうとしている健気なシーンもあります。笑

健気……ね

実はヒロイン・軽井沢恵

アニメではあまり注目されなかった軽井沢恵(CV.竹達彩菜)です。

https://twitter.com/youkosozitsu/status/1103958539792310272?s=20&t=uLGoboFq2H062AjFLkiGOA

恵って書いて「けい」って読みます。

恵はクラスのカーストの上位に君臨するギャル系のキャラクター。当たりも強いですね。

でも普通に可愛いです。竹達彩奈が声担当してるし。

アニメだと全く活躍しませんが、原作ライトノベルだとメインヒロイン級の活躍を見せます。アニメでも恵を押していけば良かったのに、なぜストーリーを弄ってしまったのか……。

「よう実」のOP・ED

「よう実」は曲に関しては一定の評価があります。

特にOPがカッコ良くて、好んで聞く人も多そうです。

「よう実」のOP

「よう実」のOPはZAQ「カーストルーム」です。

ZAQさんといえば、「中二病でも恋がしたい」「Sparkling Daydream」で有名です。

ですが、「カーストルーム」は「Sparkling Daydream」と雰囲気が全く異なります。

「Sparkling Daydream」は映像も相まってひたすら可愛いです。

でも「カーストルーム」は超かっこいい系。

特にイントロがキマってますね。『よう実』って感じの雰囲気

「よう実」のED

「よう実」のEDはMinami「Beautiful Soldier」です。

「Beautiful Soldier」で注目したいのは歌詞です。

「自分の過去や弱みを隠しながらも、目の前の敵と戦っていくことを決意する」

こんな感じのテーマだと思いますが、「よう実」の多くのキャラクターに当てはまります。

もちろん能力を隠している清隆もその一人です。

「良くも悪くも、人には裏表がある」ということが歌詞で表現されています

「よう実」の評価

「よう実」の評価はこんな感じです。

作画
世界観・設定
ストーリー
演出
キャラ
音楽

原作の改変もあったのでアンチが多いアニメです。けど、アニメ単体のクオリティとしては良かったのではと思います。

原作を知らない人は『よう実』のTVアニメを高く評価している印象です

特に演出が良かったですね。

偉人の名言を引用してタイトルにしたり、最終回の清隆のセリフのシーンの演出は高評価です。

「よう実」はぜひ原作を読んで欲しい

「よう実」は2期を制作するのが厳しいでしょう。

円盤を出せなかったことはもちろんのこと、どうしてもストーリーに矛盾が生じてしまうからです。

ですので、本記事をここまで読んでくださった皆様には原作を読むことを強くオススメします。

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ひとまず、アニメの最終回の続きからスタートする4巻を読んで欲しいです。

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4巻から軽井沢恵が活躍し始めます。ぜひ読んでみてください!

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