2021年春アニメの個人的なランキングを発表した記事だ。僕が全話視聴した28作品でランキングをつけてみた。
各作品を点数で評価しているのだが、各作品の感想記事を書いた時の気分で採点したので、これはあくまでも参考程度にしてほしい。
ランキング順位についてはしっかり考えて僕なりに結論を出してみた。こちらも参考にしてみてほしい。
2021年春アニメランキングTOP28
ここでは第28位から第21位までを発表していく。マイナーなアニメが多いし、オススメできる作品も少ない。
第28位:聖女の魔力は万能です
作画 | 50点 |
世界観・設定 | 40点 |
ストーリー | 35点 |
演出 | 35点 |
キャラ | 35点 |
音楽 | 50点 |
第28位は『聖女の魔力は万能です』だ。クオリティはまずまず。ターゲット層が完全に女性なので、男性の僕には面白さが理解できなかった。女性目線だと順位は大幅に上になると思う。
https://terukun.blog/seijyonomaryoku/第27位:バック・アロウ
作画 | 30点 |
世界観・設定 | 25点 |
ストーリー | 25点 |
演出 | 25点 |
キャラ | 25点 |
音楽 | 50点 |
第27位は『バックアロウ』。スタッフ・声優・アーティスト陣がとにかく豪華だったので期待していたのだが、全然ダメだった。笑 キッズアニメなんじゃないかってぐらいの幼いストーリーだった。
https://terukun.blog/backarrow/第26位:シャーマンキング
作画 | 50点 |
世界観・設定 | 50点 |
ストーリー | 40点 |
演出 | 40点 |
キャラ | 40点 |
音楽 | 60点 |
第26位は『シャーマンキング』。ジャンプ作品だし期待できると思ったのだが、実は権利が講談社に移っている。ということで実質マガジンがアニメ化させたみたいな感じだ。マガジン作品のアニメは低クオリティになりがちなのだが、『シャーマンキング』も例外ではない。少なくとも大人でも楽しめるアニメではなかった。
第25位:さよなら私のクラマー
作画 | 55点 |
世界観・設定 | 30点 |
ストーリー | 30点 |
演出 | 40点 |
キャラ | 40点 |
音楽 | 30点 |
第25位は『さよなら私のクラマー』。4月に公開される予定だった映画版が”諸般の事情”で延期してしまったことが影響して、何を伝えたいのか曖昧になってしまった。仮に映画が予定通りに公開されたとしても、多分微妙だったと思う。
https://terukun.blog/cramer/第24位:異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術Ω
作画 | 65点 |
世界観・設定 | 70点 |
ストーリー | 75点 |
演出 | 60点 |
キャラ | 75点 |
音楽 | 75点 |
第24位は『異世界魔王2期』。今季の中ではエロ枠になるのだろうか。
内容としては普通に面白かったのだが『異世界魔王1期』と比べると…って感じ。
https://terukun.blog/isekaimaou2/第23位:やくならマグカップも
作画 | 45点 |
世界観・設定 | 55点 |
ストーリー | 40点 |
演出 | 40点 |
キャラ | 35点 |
音楽 | 60点 |
第23位は『やくも1期』。岐阜県多治見市を舞台にした作品で、とにかく地元の魅力を押し付けてくる。ただ、アニメの在り方としては結構面白く、『やくも2期』の放送も決定しているので、こちらも視聴してみようと思う。
https://terukun.blog/yakumo1/第22位:ドラゴン、家を買う。
作画 | 60点 |
世界観・設定 | 65点 |
ストーリー | 60点 |
演出 | 40点 |
キャラ | 25点 |
音楽 | 70点 |
第22位は『ドラ家』。全体的にクオリティはまずまずだった。ただ、あまりにもニッチ過ぎた感じはある。内容はそこそこ面白かったけど、ターゲティングがなんとも言えない。モノ好きな人しか見ないと思う。
https://terukun.blog/doraie/第21位:幼なじみが絶対に負けないラブコメ
作画 | 10点 |
世界観・設定 | 25点 |
ストーリー | 25点 |
演出 | 25点 |
キャラ | 30点 |
音楽 | 20点 |
第21位は『おさまけ』。今季の中で最も事故った作品だろう。笑
『おさまけ』の知名度、動画工房という優秀なアニメ制作会社ということで期待値が高かった作品だが、それを遥かに下回るクオリティとなった。下回りすぎてて、むしろ面白かった。
https://terukun.blog/osamake/2021年春アニメランキングTOP20
ここからは第20位から第11位までを紹介していく。マイナーだけれども結構面白い作品が多いので、気になる方は視聴してみても良いかもしれない。
第20位:究極進化したフルダイブRPGが現実よりもクソゲーだったら
作画 | 50点 |
世界観・設定 | 50点 |
ストーリー | 40点 |
演出 | 30点 |
キャラ | 40点 |
音楽 | 40点 |
第20位は『フルダイブ』。とにかくタイトルが長い作品だ。
よくあるタイプの作品だが、キャラがそこそこ可愛いのと、ギャグに振り切っている感じが良い。意外に作画が綺麗に整っていたので、見やすい作品だと思う。
https://terukun.blog/fulldive/第19位:戦闘員、派遣します!
作画 | 35点 |
世界観・設定 | 40点 |
ストーリー | 45点 |
演出 | 40点 |
キャラ | 60点 |
音楽 | 45点 |
第19位は『戦闘員』。『このすば』と原作者が同じということで期待値は高かった。だが『このすば』よりは演出のセンスが劣る感じ。
https://terukun.blog/sentoin/第18位:イジらないで、長瀞さん
作画 | 40点 |
世界観・設定 | 35点 |
ストーリー | 35点 |
演出 | 40点 |
キャラ | 40点 |
音楽 | 30点 |
第18位は『長瀞さん』。からかい系のラブコメなのだが、『長瀞さん』はとにかくキツイ。笑
かなり上級者向けのラブコメな気がするのだが、視聴する度にどんどん癖になってくる。変なフェチに目覚めた気分。
https://terukun.blog/nagatoro/第17位:転スラ日記
作画 | 65点 |
世界観・設定 | 65点 |
ストーリー | 50点 |
演出 | 50点 |
キャラ | 75点 |
音楽 | 50点 |
第17位は『転スラ日記』。『転スラ』の人気度があったので期待値は高かった。しかも『転スラ』に登場する個性的なキャラの日常シーンを描いているので、ハマる人にはハマると思う。僕は結構ハマった。
https://terukun.blog/tensura-nikki/第16位:スライム倒して300年、知らないうちにレベルMAXになってました
作画 | 50点 |
世界観・設定 | 50点 |
ストーリー | 50点 |
演出 | 60点 |
キャラ | 60点 |
音楽 | 50点 |
第16位は『スライム倒して300年』だ。異世界スローライフ系の作品の中でも断トツでオススメできる作品。キャラがとにかく可愛いし、演出も良い。
第15位:EDENS ZERO
作画 | 65点 |
世界観・設定 | 75点 |
ストーリー | 70点 |
演出 | 60点 |
キャラ | 75点 |
音楽 | 77点 |
第15位は『エデンズゼロ』。真島ヒロ作品ということで、なんだかんだで面白い。マガジン作品なのでアニメのクオリティは微妙なのだが、普通にストーリーが面白かった。真島ヒロ作品はガチでアニメを制作すれば超大ヒットすると思うけどなぁ。
https://terukun.blog/edenszero/第14位:蜘蛛ですが、なにか?
作画 | 60点 |
世界観・設定 | 70点 |
ストーリー | 75点 |
演出 | 65点 |
キャラ | 65点 |
音楽 | 80点 |
第14位は『蜘蛛ですが』。2021年春クールでは2クール目に突入したわけだが、相変わらず面白い。ただ、終盤で作画のクオリティが崩壊し始めて…笑
第13位:恋と呼ぶには気持ち悪い
作画 | 50点 |
世界観・設定 | 40点 |
ストーリー | 60点 |
演出 | 55点 |
キャラ | 45点 |
音楽 | 55点 |
第11位は『恋と呼ぶには気持ち悪い』だ。もう少し順位を上げても良かった気がするが、インパクトに欠けるのでこの順位に。正統派恋愛モノといった感じで、どちらかというと女性向きかな。
https://terukun.blog/koikimo/第12位:ひげを剃る。そして女子高生を拾う。
作画 | 70点 |
世界観・設定 | 70点 |
ストーリー | 60点 |
演出 | 60点 |
キャラ | 75点 |
音楽 | 60点 |
第12位は『ひげひろ』。ラノベもアニメも非常に話題になった作品ではあるが、中盤からの失速感が否めなかった。せっかく女子高生を拾ったのだから、いけるところまでいけば良かったのに。笑
https://terukun.blog/higehiro/第11位:ましろのおと
作画 | 60点 |
世界観・設定 | 55点 |
ストーリー | 50点 |
演出 | 70点 |
キャラ | 50点 |
音楽 | 50点 |
第11位は『ましろのおと』。三味線をテーマにした作品で、三味線の演奏シーンは鳥肌が立つ。全体的にクオリティが高い良作だ。
https://terukun.blog/mashironooto/2021年春アニメランキングTOP10
第10位:東京リベンジャーズ
作画 | 55点 |
世界観・設定 | 70点 |
ストーリー | 75点 |
演出 | 60点 |
キャラ | 75点 |
音楽 | 65点 |
第10位は『東リベ』だ。最も流行っている作品と言っても過言ではない。ストーリー性もそうだが、マイキーやドラケンといったキャラ人気が凄まじい。
第9位:美少年探偵団
作画 | 83点 |
世界観・設定 | 85点 |
ストーリー | 80点 |
演出 | 85点 |
キャラ | 75点 |
音楽 | 80点 |
第9位は『美少年探偵団』。女性向きの作品だが、シャフトの演出と西尾維新の台詞回しがキマっていて、アニメ好きなら誰でも楽しめる作品に仕上がっていた。
https://terukun.blog/bishonen/第8位:ゾンビランドサガ リベンジ
作画 | 75点 |
世界観・設定 | 85点 |
ストーリー | 80点 |
演出 | 75点 |
キャラ | 75点 |
音楽 | 80点 |
第8位は『ソンビランド2期』。『ゾンビランド1期』の時とは違い、ダークホースではなく立派な人気作として放送されたが、期待値通りのクオリティだった。ラストシーンは衝撃的。笑
https://terukun.blog/zombielandsaga2/第7位:SSSS.DYNAZENON
作画 | 75点 |
世界観・設定 | 75点 |
ストーリー | 75点 |
演出 | 70点 |
キャラ | 75点 |
音楽 | 70点 |
第7位は『ダイナゼノン』。こちらも前作『グリッドマン』とは異なり、ダークホースではなく人気作としての放送となったが期待値通りだった。『ダイナゼノン』は先の展開が全く読めず、かなり曖昧なラストでもあった。次回作に期待だ。
https://terukun.blog/ssss-dynazenon/第6位:スーパーカブ
作画 | 70点 |
世界観・設定 | 65点 |
ストーリー | 75点 |
演出 | 85点 |
キャラ | 60点 |
音楽 | 55点 |
第6位は『スーパーカブ』。今季のダークホースだ。JKがスーパーカブに乗る、っていう地味な設定だが、演出・作画が非常に優れており、作品の世界にドンドン引き込まれていく。
https://terukun.blog/supercub/第5位:Vivy -Fluorite Eye’s Song-
作画 | 82点 |
世界観・設定 | 50点 |
ストーリー | 60点 |
演出 | 60点 |
キャラ | 50点 |
音楽 | 65点 |
第5位は『Vivy』。非常に期待値が高い作品だったが、期待値の8割しか回収できなかった感じがある。ワクワクする内容ではあったが、中盤からの盛り上がりにかける印象。作画は結構良かった。
https://terukun.blog/vivy/第4位:シャドーハウス
作画 | 85点 |
世界観・設定 | 80点 |
ストーリー | 70点 |
演出 | 85点 |
キャラ | 75点 |
音楽 | 85点 |
第4位は『シャドーハウス』。非常に安定したクオリティで、作品の世界観がとにかく素晴らしい。今までにないアニメだった。
https://terukun.blog/shadowshouse/2021年春アニメランキングTOP3
第3位:86 -エイティシックス-
作画 | 80点 |
世界観・設定 | 80点 |
ストーリー | 80点 |
演出 | 80点 |
キャラ | 68点 |
音楽 | 70点 |
第3位は『86』。萌え文化が染み付いているアニメ業界の中で逆風を吹かせる作品だ。非常にヘビーな内容ではあると同時に、演出がオシャレ。今季の中で最も手堅い作品であり、それでいて最もチャレンジングな作品でもあった。多くの人にオススメできる。
https://terukun.blog/86-1/第2位:不滅のあなたへ
作画 | 65点 |
世界観・設定 | 85点 |
ストーリー | 93点 |
演出 | 65点 |
キャラ | 75点 |
音楽 | 70点 |
第2位は『不滅のあなたへ』。2021年春クールの作品の中で僕が唯一泣けた作品だ。マーチのシーンで涙が溢れてしまった。
マガジン作品ということでアニメのクオリティがちょっと微妙だったのが残念。もっとお金をかければ素晴らしい大作になる可能性を秘めていた。
https://terukun.blog/fumetsu1/第1位:オッドタクシー
作画 | 60点 |
世界観・設定 | 70点 |
ストーリー | 80点 |
演出 | 70点 |
キャラ | 65点 |
音楽 | 60点 |
第1位は『オッドタクシー』だ。完全にダークホース作品だったが、想像を超えるクオリティだった。
1話を視聴した段階で「これはヤバいやつだ」と確信できる作品。視聴を重ねる度に期待値が跳ね上がっていくのに、最終回はその期待値を上回る展開だった。普通に毎回楽しめた。
総評
2021年春クールは人気作も話題作もダークホース作品もあって豊作クールといえる。ただし、アニメが好きな人にしか分からない作品も多く、人気タイトル作品は一つもなかった。
とはいえ、全体的に楽しめたクールだったと思う。