ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかⅡ(ダンまち2期)評価:感想

星島てる
アニメ好きの20代。ライターで生活費を稼ぎながら、アニメ聖地の旅に出ている者です。アニメ作品の視聴数は600作品以上。

こんにちは、てるくんです。

今回は通称『ダンまち』こと『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』の2期の感想記事です。

本記事を読むべき人
  • 『ダンまち2期』を視聴した人
  • 『ダンまち1期』を見ていて、『ダンまち2期』を見るべきか悩んでいる人
  • 『ダンまち』が好きな人
  • 『ダンまち』の意見を共有したい人

前回の『ダンまち1期』の感想記事はこちらです。

それでは早速、『ダンまち2期』の魅力ポイントを説明します。

『ダンまち2期』の魅力まとめ
  • ダンジョンに全然潜らないけど面白い
  • ファミリアとの抗争が始まる
  • ラスト2話の伏線回が面白い
  • ヘスティアが安定して可愛い

こんなところですかね。早速説明していきます。

目次

ダンまち2期はダンジョンにほぼ潜りません

迷宮都市オラリオが主な舞台

え? ダンジョンに潜らなくて大丈夫なの?

と思う人も多いかと思いますが、大丈夫です。しっかり面白いです。

ダンまち2期は迷宮都市オラリオを舞台としています。オラリオは超巨大都市で、元々様々な種族が集まっており、ダンジョンもあるので様々な神達が集まっています。

実際、ダンまちでは他の国々のことは一切触れられていません。ラスト2話では外部から敵襲がありますがもはやイベント程度にしか見ておらず、ある意味最強都市ともいえる存在です。

そのためオラリオだけでも様々なストーリーに発展させることが可能になっています。特に神々達が多種多様のファミリアを形成しているため、それがダンまちの世界観のアクセントになっています。

『ダンまち』は世界観がしっかり作り込まれています。ダンジョンという言葉を聞くと、窮屈で単調なイメージがあるでしょう。しかし『ダンまち』はダンジョンだけではなくオラリオを舞台としたり、ある意味未知の領域ともいえる”オラリオの外”も舞台としています。ネタが尽きない世界観ですね。

ファミリアとの抗争がメイン

『ダンまち2期』は2つのファミリアとの抗争がメインとなっています。

前半はアポロン・ファミリアとの抗争です。アポロンはギリシア神話の太陽の神様ですが、ダンまちでも明るいお調子者の神という設定になっています。

後半はイシュタル・ファミリアとの抗争です。イシュタルはどの神話といえばいいかわかりません(僕が無知ですみません)。ですが、メソポタミア文明の時に信仰があった愛と美の神です。オラリオでは風俗街を仕切っています。

どちらがメインと言われるかというとやはりイシュタル・ファミリアです。風俗街が舞台となっているので、深夜アニメっぽくなっています。それに加えて新キャラクターとなる春姫(CV.千菅春香)が活躍していきます。

個人的にはやはりイシュタル・ファミリアとの抗争の方が面白かったです。風俗街が舞台となると男はいやでも興味が出てしまいます。今まで対象年齢がまだまだ低めに設定されていたダンまちですが、深夜アニメらしくなってきたエピソードでもあります。

ダンまち2期はラスト2話が面白い

伏線回でもある

ダンまち2期のラスト2話はクライマックスというわけではありませんでした。バトルシーンもほとんどないです。というかほとんど伏線回となっていました。シリアスな雰囲気もいつもよりは抑えめになっています。

ではどのような伏線を散りばめたのかというと、ネタバレにならない程度に説明します。僕の予想ではダンまちにおけるラスボス級の敵の伏線だと思っています。そしてそれにはベルとアイズの二人が大きく関係していると捉えました。

おそらくアニメを見ている人であれば分かるはず。特にアイズは明らかに因果関係にありそうです。今までにないアイズの表情も見ることができました。

伏線回をラスト2話に放送するように制作されているということは、当初から3期制作が確定しているように思われます。というのも、『ダンまち』は原作の人気が凄まじく、かなり大きく売り上げているので、金銭的に余裕があります。加えてGA文庫のエース作品で、GA文庫はバックにソフトバンクの資金があります。
おそらく『ダンまち』は最終章までアニメを放送するのではないのでしょうか。

ヘスティアとアイズが可愛い

ラスト2話はヘスティアとアイズのヒロイン回となっています。ひたすら2人が可愛いですね。

ヘスティアはいつも通りの安全運転で、ベルに猛烈アタックしています。しかし、ラスト2話では少しシリアスな恋愛パートとなります。そもそもヘスティアは神様で寿命もほぼ無限の存在。それが恋愛の壁となることが改めて分かるラスト2話でした。

アイズは普段見せない素顔を見せてきます。ソード・オラトリアの時のようです。いつもとは違う庶民的な服装で登場するので、ギャップ萌えを発動してしまいます。一方でアイズの隠された過去の手掛かりも判明し始める時になります。

ちなみに僕は今まで、アイズやリリが好きになりがちでした。でもラスト2話を視聴してから圧倒的にヘスティア派です。やっぱりラスト2話を視聴して考えさせられました。

ダンまち2期のOP・ED

ダンまち2期のOP

ダンまち2期のOPは井口裕香さんの「HELLO to DREAM」です。

なんかこのPVの井口裕香さんめちゃくちゃ可愛くないですか?
2008年の時から『とある魔術の禁書目録』のインデックス役やっているので、割と昔から声優やってますよね?
歳をとるほど、どんどん可愛くなっているような……

ということで1期のOPに引き続き今回も井口裕香さんがOPを担当しています。井口裕香さんの本業は声優ですが、アニソンにぴったりな曲調の歌い手でもあります。「HELLO to DREAM」も安定していますね。ダンまちらしい雰囲気です。

1期のOPと同様に「HELLO to DREAM」も待ち受ける冒険がワクワクするような雰囲気となっています。とても希望が溢れる曲ですね。特にサビの盛り上がりが好きです。

井口裕香さんはダンまち2期の手前で禁書3期のEDも担当していました。個人的にはEDの曲の方が好きですね。

ダンまち2期のED

ダンまち2期のEDはsora tob sakanaさんの「ささやかな祝祭」です。

正直好みが分かれそうな曲でもありますが、僕はダントツで好きです。僕は少し変わったメロディーに、素晴らしい歌詞を載せている曲にめちゃくちゃハマります

ダンまち2期ではsora tob sakanaさんがEDを担当しています。sora tob sakanaさんは他にもハイスコアガールのOPも担当しています。

最初から最後までホームパーティーのようなメロディーとなっています。タイトルも「ささやかな祝祭」ですし、ED映像もヘスティア・ファミリアのパーティーとなっています。

このメロディーが好みが分かれそうですけど、その分中毒性も高いです。声質も同様で歌唱力ではなく可愛さで勝負していますが、これも中毒性が高い要素の一つです。それに雰囲気で聞いていると聞き逃しそうになりますが、歌詞がかなりいいです。

ダンまち2期のまとめ

それではダンまち2期の魅力をまとめていきます。

『ダンまち2期』の魅力まとめ
  • ダンジョンに潜らなくても面白い世界観
  • 色々なファミリアが個性溢れてる
  • 曲は1期ほどではないけど安定

アニメのクオリティは1期と同等ぐらいだと思います。めちゃくちゃ作画がすごいわけでもなく安定した作画をしているのでその分原作の雰囲気を忠実に表現しています。

それと改めてダンまちの設定の奥深さに驚かされます。ラノベ作品は基本的に設定の作り込みが素晴らしい作品ばかりですが、ダンまちはタイトルとのギャップがあったので印象が大きいです。

それと曲に関しては1期ほどではなかったかなと個人的に思いました。1期のEDの「RIGHT LIGHT RISE」が良すぎました。しかし、1期のEDの特徴的な楽曲に負けないぐらい2期のEDの「ささやかな祝祭」も個性があふれていてよかったです。

ダンまち2期の魅力はここまでです。原作はもっと設定の作り込みが楽しめるようになっています。こちらもぜひご一読を。

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