こんにちは、てるくんです。
今回は通称『このすば』のTVアニメ2期である、「この素晴らしき世界に祝福を!2」の感想記事です。
『このすば1期』が放送されてすぐに2期の制作が決まったので、作画も雰囲気もほとんど変わらないです。
相変わらずのコメディ全開でしたが、少しラブコメ要素も入ってきましたね。
それとサブキャラも少しづつ存在感を残してきています。
このすばがラブコメっぽくなってきた
このすば2期ではお色気シーンが増えていきます。
1期ではサキュバスの時にダクネスとギリギリのやり取りをしていましたが、2期ではめぐみんとギリギリの駆け引きをしています。
しかし、まだまだコメディ全開です。
原作の5巻あたりからラブコメっぽくなってくるそうですが、5巻の内容は劇場版の「この素晴らしい世界に祝福を!紅伝説」で上映されています。
ヒロイン3人に囲まれたら流石にラブコメ展開になりますよね。
ただ、カズマ・めぐみん・ダクネスの三角関係になりそうです。
アクア様は現段階ではちょっとないですね。。。
ラブコメにおいてアクアみたいなキャラは他の作品にも多いですね。『Angel Beats!』のゆりとかはそうですね。メインヒロインっぽいんですけどラブコメ要素は一切ないです。それでも主人公のそばにいる感じがいいですね
このすばはサブキャラもコメディ全振り
1期では基本的にメインキャラクターである4人がフォーカスされてきました。
しかし、2期以降からはサブキャラも注目度が上がっています。
どのアニメも漫画も序盤はメインの登場人物のやり取りをメインにしています。ここで人間関係の基盤をしっかり作ってから、サブキャラの展開を作っていきます。
めぐみんのライバル?・ゆんゆん
自称めぐみんのライバルである紅魔族のゆんゆん(CV.豊崎愛生)です。
ぼっちキャラでひたすらぼっちをいじられます。
ここまでぼっちだとみてて辛いです。。
自称めぐみんのライバルということで戦いを申し込みますが、卑怯な手を使われてとことん負けていますね。
この2人の関係については劇場版「この素晴らしい世界に祝福を!紅伝説」で語られます。
元魔王軍幹部の店主・ウィズ
元魔王軍幹部の一人であったウィズ(CV.堀江由衣)です。
このすばのキャラクターはプラスの雰囲気を持つキャラが多いのですが、ウィズはマイナスの雰囲気を持っています。
バランスが取れるのでアニメでもよく登場しています。
また、元々魔王軍ということで敵が味方になるパターンです。
敵が味方になるパターンはキャラをいい意味で使い回しできるので、ストーリーの構成がしやすかったりします。
敵キャラは魅力がある設定を持つキャラが多いです。敵キャラなので、そのまま倒しちゃうか残しておくかで雰囲気がだいぶ変わりますね。
このすばはコメディ全開なので当然残していきます。
シュールな笑いを・バニル
元魔王軍幹部のバニル(CV.西田雅一)です。
現在はウィズのマジックアイテム屋で働いています。
とてもシュールなキャラで僕はシュールな笑いが好きなので、かなり好きなキャラです。
このキャラの登場でこのすばの笑いの取り方が広がっていきます。
アンデットを倒したいアクアとのやり取りやお金のセンスを感じさせるやり取りは見ていて面白いです。
バニルも敵キャラで、一応死闘?をしてきましたが、しっかり味方サイドになっています。
このすば2期のOPとED
OP
このすば2期のOPは「Machico」さんの「TOMORROW」です。
1期に引き続き、MachicoさんがOPを担当しています。
メロディーがノリノリで冒険のスタートを感じさせます。
歌詞もこのすばの雰囲気が出ています。
それとこのOPはかなり中毒性がありますね。
4人がクネクネさせてから親指を立てるシーン。
このシーンが中毒性があって1期に引き続き1回もスキップすることなく一気見しました。
作画もいい感じに崩れていてゆるゆるな雰囲気が好みです。
ED
このすば2期のEDはアクア(CV.雨宮天)、めぐみん(CV.高橋李依)、ダクネス(CV.茅野愛衣)の「おうちに帰りたい」です。
1期と同様に夕暮れの帰り道のような温かい雰囲気の曲です。
2期を見ていて思いましたが、このようにしんみりとする雰囲気のEDを流されると、僕は少し鬱になります。
そしてまた、「このすばの世界に浸りたい」と感じてしまいます。
このすばはコメディ全開で基本的に明るい雰囲気でOPから本編を駆け抜けます。
そこでEDで切ないメロディーを流すことでバランスが取れていますね。
このすばは3期があるのか
結論から言うと可能性はかなり高いです。
異世界カルテットのプロモーション
僕の好きなアニメでもある異世界カルテットにこのすばのキャラクターは出演しています。
僕の個人的な感想として、異世界カルテットは「このすば」「リゼロ」「オーバーロード」「幼女戦記」の原作を最後までアニメでやり切るためのプロモーションの目的があると感じています。
実際に異世界カルテットの3期制作が決定していることから、このすばの3期、オーバーロードの4期、幼女戦記の2期の制作は濃厚だと考えています。
本編を制作しないでサブアニメだけ登場させるというのは考えにくいです。
圧倒的人気度の高さ
このすばは様々な層に受け入れられています。
発行部数はあと少しで1000万部、劇場版の売り上げもまずまず。
動画配信サービスもかなり良好です。
メディアミックス化に成功しており、スマホゲームアプリの「この素晴らしい世界に祝福を!ファンタスティックデイズ」もかなりの人気があります。
3期を望むファンの声が圧倒的に多いです。
問題点もいくつかある
ストックがありすぎる点についてです。
現段階で原作ストックは12巻分あり今まで1クール2巻で放送されていましたので、6クール分余裕があるのです。
KADOKAWAは「涼宮ハルヒ」のようにアニメ作品を大事にプロモーションさせているイメージがあるので、このすばも同じように完結までアニメで放送させるかもしれません。
ただ、6クールのストックを消化するのは逆にかなり長い期間放送する必要があります。
もちろんアニメだけで黒字化させている作品なので、売り上げは問題ないどころかむしろいいと思います。
しかし、他のKADOKAWAの作品もプロモーションさせていきたいと思うので、その点の判断次第になると考えます。
この判断次第では3期を放送しないことも考慮してみてもいいのではないか、と思います。
2020年夏アニメで2期が再放送されますが、そのタイミングで3期の発表があるのではないかと思っています。
©2017 暁なつめ・三嶋くろね/KADOKAWA/このすば2製作委員会