【まちカドまぞく2期感想】第6話で感動させられる

まちカドまぞく2丁目

今回は『まちカドまぞく2丁目(以下、まちカドまぞく2期)』について語っていく。

『まちカドまぞく1期』が2019年夏クールに放送された後、2022年春クールに『まちカドまぞく2期』が放送される。

アニメ制作は前作に引き続き、J.C.STAFFが担当している。

目次

『まちカドまぞく2期』の感想

ネタバレ注意!

6話が中々の良回

『まちカドまぞく2期』を語るうえで外せないのが、第6話「夕日の誓い!まぞくたちの進む道」だ。

Wikipedia先生によると、原作ではこのエピソードで最終回になる予定だったそうだ。しかし、アニメ化が決まったということで、続きを書くようになったのだという。どちらにせよ第6話は、『まちカドまぞく1期』から続いてきたストーリーにおける1つの節目となっている。

元々、シャミ子は魔法少女を倒すために日々訓練?を積んできたのだが、途中から千代田桃を笑顔にすることを目標にするようになる。そして桃にとって大切な人である千代田桜を見つけ出すために、シャミ子は自らの記憶世界にダイブする。しかしその影響で、シャミ子は目が覚めなくなってしまう。そこで桃がシャミ子を助けるために、自らを犠牲にしながらも、シャミ子を救い出す……。という流れになっている。

僕は『まちカドまぞく1期』を視聴していた時に、「メインキャラが実質2人だけのきらら作品って珍しいかも」と思っていた。きらら作品は、4人以上のキャラによる掛け合いになることが多い。なぜならそうしないと、ストーリーを広げることが難しくなるからだ。それでも『まちカドまぞく1期』では、シャミ子と桃の2人だけのエピソードが深掘りされていた。

そしてその集大成が、今回の第6話だ。なぜシャミ子と桃の2人のエピソードにフォーカスしていたのかがよく分かる。

今までシリアス展開がほとんどなかったし、第6話でぶち込んでくるという意外性もあったので、ほぼ不意打ちだった。このシーンで涙してしまった人も多いのではないだろうか。『まちカドまぞく』はきらら作品の中でも良くできた作品かもしれない。

続編制作するかも?

一区切りがついたとはいえ、『まちカドまぞく2期』のストーリーは続いていく。今度はミカンのエピソードが深掘りされるようになり、第12話「闇夜の儀式!まぞく新たなる仲間!!」でそれも決着がついた。

このスタイルが当分続くのだとすれば、次はリコとかリリスらへんのエピソードが深掘りされるようになるかもしれない。というわけで、ストーリー的には続編制作する可能性が十分にある。

ここ最近のきらら作品の中でも手堅い人気のある作品だし、TVアニメ3期の制作が決定する可能性は十分ある気がする。

『まちカドまぞく2期』の評価

※個人的な評価です

作画60点
世界観・設定70点
ストーリー70点
演出70点
キャラ75点
音楽70点

作画

作画は良くも悪くも普通。ただし、限られた予算の中で、かなり善処していると思う。

世界観・設定

『まちカドまぞく2期』になってから、『まちカドまぞく』がやりたいことがしっかり見えるようになってきた。町の繋がりを意識している点では『CLANNAD』に似てる気がする。

ストーリー

やはり6話の評判が非常に高い。『まちカドまぞく』は日常回が強みなのに、シリアス展開もしっかり強かった。

演出

やはり日常シーンの演出のコスパが良い。エフェクトボイスや、独特のテンポ感が癖になる。

キャラ

日常系は、視聴すればするほど、キャラに愛着が湧いてくるものだ。『まちカドまぞく2期』も例外ではなく、視聴すればするほど、シャミ子や桃に対する愛着が強まる。個人的には新キャラのリコも好き。

音楽

OPの『ときめきランデヴー』とEDの『宵加減テトラゴン』は中毒性があって、きらら系って感じがする。

さいごに

ここ最近のきらら作品の中でも『まちカドまぞく』が人気作であることは間違いない。最近は『きんモザ』が完結して、『ゆるキャン』もアニメ化しない可能性が出てきている。残っているのは『ごちうさ』ぐらいだ。

もちろん、きらら作品は新作が続々と登場するので、新たなブレイク作品が出てくる可能性も高い。とはいえ現状は『まちカドまぞく』が最も勢いのある作品だろうから、TVアニメ3期が制作される可能性は十分にあると思うのだ。

まあ、TVアニメ3期が放送決定したら、絶対視聴しようと思う。

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